07 富士通フロンテックグループ環境報告書2016 サービス -SERVICE SOLUTION- グリーン調達 –GREEN PROCUREMENT- お客様のICT（情報通信技術）製品のライフサイクルマネジメント化を推進し、お客様の価値基準を共有するとともに環境課題を解決します。お客様に環境負荷の少ない製品・サービスを提供するために、お取引先とともにグリーン調達を推進しています。サービス事業における環境取組みグリーン調達基準に沿った調達活動導入から構築・運用・保守までのトータルサービスと豊富なメニューで、お客様の消費エネ富士通グループでは、環境に配慮した部品・材料や製品の調達に関する基本的な考え方をルギー低減やCO2排出量削減に大きな期待が出来るサービスを展開しています。店舗システムの導入・運用支援のサービスでは、お客様の様々な課題を経験豊富な専門技術スタッフが、店舗システムに関する「お困りの部分」を解決いたします。導入フェーズでは、POSやパソコンなど店舗システムのインストール、設定、動作確認までの導入作業、無線LAN利用環境の調査を行い最適化、店舗POS業務にあわせた個別操作マニュアル作成とPOS操作教育など、お客様の不安や導入に費やす手間を省きます。運用フェーズでは、店舗から電話による操作Q/A・トラブルコールの24時間365日受付対応お客様の本部システムの業務監視・オペレーションの運用代行、流通業店舗システムに特化「富士通グループグリーン調達基準」としてまとめ、国内外のお取引先と共にグリーン調達活動を推進しています。含有化学物質管理システムの構築製品の部材系調達に係るお取引先には化学物質を適正に管理していただくためJAMP ※1 が業界標準として定める「製品含有化学物質管理ガイドライン」に基づく含有化学物質管理システム（CMS※2 ）の構築をお願いし、サプライチェーンにおける製品含有化学物質の管理を強化しています。 ※1：JAMP／アーティクルマネジメント推進協会（Joint Article Management Promotion-consortium）の略。 ※2：CMS／製品含有化学物質管理システム（Chemical substances Management System）の略。した開閉店監視・POS監視/ハード監視、訪問修理やOSのサポートなど、お客様の運用コストを削減します。また、他にもお客様の負担（コスト、エネルギー）を軽減する各種サービスで含有化学物質情報の入手法令を順守し有害物質による人の健康への悪影響や、環境汚染を未然に防止することを目環境に配慮しています。リモート監視サービスのイメージ図的に製品中の含有が禁止される物質を｢含有禁止｣物質として定め、使用を禁止しています。さらに、有害またはその懸念があり、製品中の含有情報の報告や開示が求められる物質を「含有管理」物質と定め、対象物質の有害性が判明した段階で使用禁止に移行できる様、JAMP が提供するAIS※3/MSDSplus※4による含有化学物質情報の調査を、お取引先のご協力のもと全ての部材において推進しています。 ※3：AIS／成形品に含まれる化学物質情報伝達シート（Article lnfotmation Sheet）の略。 ※4：MSDS/plus／化学物質調剤に含まれる化学物質情報を伝達するための情報伝達シート（Material Safety Data Sheet plus）の略。「CO2排出抑制／削減」への取り組み環境保全における重要課題であるCO2排出量削減についても、お取引先へのグリーン調達の要件として掲げ、数値目標などを設定したCO2排出削減・抑制活動の実施をお願いしています。活動手引きとして、企業の地球温暖化問題への関わりから活動の進め方などの情報をまとめ提供しています。