クールジャパン関係府省連絡・連携会議資料 観光庁 平成28年10月5日

クールジャパン関係府省連絡・連携会議資料
観光庁
平成28年10月5日
訪日外国人旅行者数の推移
万人
2000
1900
1800
1606.0万人
(24.7%増)
1700
1600
8月:204.9万人 (12.8%増)
1500
1400
1300
7月:229.7万人 (19.7%増)
1200
1100
6月:198.6万人 (23.9%増)
1000
1974
900
800
5月:189.4万人 (15.3%増)
ビジット・ジャパン
開始
700
4月:208.2万人 (18.0%増)
1341
600
500
400
300
200
1036
861
521
614
673
733
835
835
679
622
3月:201.0万人 (31.7%増)
836
2月:189.1万人 (36.4%増)
100
1月:185.2万人 (52.0%増)
0
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
注) 2015年の値は確定値、2016年1~6月の値は暫定値、2016年7月~8月の値は推計値、%は対前年(2015年)同月比
出典:JNTO(日本政府観光局)
訪日外国人のクールジャパンへの関心
・訪日外国人の9.2%が訪日前に「日本のポップカルチャーを楽しむ」ことを期待して訪日しているお
り、実際に13.8%が訪日中に日本のポップカルチャーを楽しんでいる。特に、欧米豪からの訪日客
は日本のポップカルチャーに高い関心を示している。
・訪日して実際に日本のポップカルチャーを楽しんだ訪日外国人の88.8%が「満足している」と回答
している。
訪日前に「日本のポップカルチャーを楽
しむ」ことを期待していた訪日客の割合
0.0
全体
韓国
台湾
香港
中国
タイ
シンガポール
マレーシア
インドネシア
フィリピン
ベトナム
インド
英国
ドイツ
フランス
イタリア
スペイン
ロシア
米国
カナダ
オーストラリア
5.0
10.0
15.0
20.0
%
訪日して「日本のポップカルチャーを楽
しんだ」訪日客の割合
25.0
9.2
6.3
9.7
10.7
7.3
13.2
12.6
4.7
9.0
7.9
5.5
2.8
13.8
10.0
21.7
14.3
18.7
8.4
13.1
17.0
14.6
出所:観光庁「平成27年 訪日外国人消費動向調査」
0.0
全体
韓国
台湾
香港
中国
タイ
シンガポール
マレーシア
インドネシア
フィリピン
ベトナム
インド
英国
ドイツ
フランス
イタリア
スペイン
ロシア
米国
カナダ
オーストラリア
10.0
20.0
30.0
40.0
13.8
9.7
15.0
15.5
9.0
19.3
15.7
10.4
17.9
17.9
13.3
7.9
24.5
16.1
31.7
21.2
39.3
16.4
20.3
22.8
24.6
%
「日本のポップカルチャーを楽しんだ」
訪日客のうち満足したと答えた割合
50.0
0.0
全体
韓国
台湾
香港
中国
タイ
シンガポール
マレーシア
インドネシア
フィリピン
ベトナム
インド
英国
ドイツ
フランス
イタリア
スペイン
ロシア
米国
カナダ
オーストラリア
20.0
40.0
60.0
80.0 100.0 120.0
%
88.8
86.3
86.9
86.1
83.6
84.0
92.5
90.7
93.1
96.5
81.5
87.7
96.6
91.7
94.5
93.6
95.0
93.4
96.3
98.0
97.2
2
クールジャパンと連携した訪日プロモーションの事例
ビジット・ジャパン事業において、アニメ等日本のポップカルチャーを紹介するイベントや、食のイベ
ントへビジット・ジャパンブースを出展する等、クールジャパン資源を活用した訪日プロモーションを
実施。また、関係省庁・団体と連携した取り組みも実施。
アニメ関連イベントへのVJブースの出展
○Japan Expo(フランス)
ヨーロッパ最大の日本文化とエンターテイメントの祭典に地方自
治体・団体と連携し、VJブースを出展。
日本のポップカルチャーと訪日旅行をリンクさせたPRを展開。
開催時期:2016年7月7日(木)~10日(日)
○SMASH!(オーストラリア)
2007年から続く、日本のポップカルチャーの祭典に、VJブー
スを出展。あわせて、会場内のモニターでも訪日プロモーション
映像を放映。
開催時期:2016年8月20日(土)~21日(日)
<Japan Expo(フランス)>
VJブースの様子
<SMASH!(オーストラリア)>
VJブースの様子
関係省庁・団体との連携
○The Taste(アメリカ)
米国西海岸最大の新聞社Los Angeles Timesが主催する食文化の多様性を楽しめるイベン
トへ、日本貿易振興機構(JETRO)とも連携しVJブースを出展。
日本酒の利き酒コーナーや、食をテーマとした訪日旅行の情報提供を実施。
開催期間:2016年9月2日(金)~ 4日(日)
○JAPAN TRAVEL FAIR(マレーシア)
JNTO主催の旅行博において、クールジャパン機構の出資案件であるISETAN lot10店の開
業や、経済産業省が実施する「MANGA Festival in Malaysia」、JETROとの連携を検討中。
開催期間:2016年11月9日(金)~13日(日)
<The Taste(アメリカ)>
VJブースの様子
3
地方誘客のための緊急訪日プロモーション
平成28年度補正予算 : 国費 4,500百万円
滞在期間の⻑い欧⽶豪からの旅⾏者の地⽅への誘客、熊本地震の影響により落ち込んだ東アジア市場における訪⽇
需要回復のための緊急プロモーションを実施する。
地方誘客のための集中的なプロモーションを切れ目なく実施
欧⽶豪旅⾏者の地⽅誘客
熊本地震の影響払拭
○桜のシーズンにおけるさらなる需要を創出するため、 欧⽶豪
で旅⾏博等が多く開催される1⽉から3⽉にかけて桜をテーマ
としたプロモーションを集中的に実施する。
○近年成⻑が著しいクルーズについて、欧⽶豪市場に対するプ
ロモーションを強化し、地⽅港への就航を促進する。
●欧⽶豪からの訪⽇数
○熊本地震の影響により落ち込んだ海外からの旅⾏需要を取り
戻すため、九州への影響が⼤きい東アジアを中⼼ とした市場へ
のプロモーションを追加的に実施し、誘客を促進する。
●熊本地震によるインバウンドへの影響
九州における外国⼈延べ宿泊者の割合
(万⼈)
30
韓国からの訪⽇数(対前年同⽉⽐)
熊本地震発生
200%
最⼤ハイシーズン
20
150%
10
100%
143.8%152.6%139.5%
116.1%
95.8%
50%
0
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
●欧⽶豪に対してプロモーションを集中展開
1⽉
欧⽶豪の旅⾏博等
の集中時期
(1⽉〜4⽉)
旅⾏博出展
0%
2012~2014平均
2015
4⽉
メディア招請
旅⾏会社招請
3月
4月
5月
●東アジア各国等に対してプロモーションを集中展開
桜シーズン
欧⽶豪の訪⽇シーズン
(3⽉〜4⽉)
2月
旅⾏博出展(⽶国)
4
メディア招請(ドイツ)
九州各地にブロガーや旅⾏会社を招請(中国)
旅⾏博において九州の魅⼒を積極的にPR(韓国)
ビジット・ジャパン事業(平成29年度予算要求内容) H29要求額:11,500百万円の内数
観光ビジョンで⽰された⽬標の実現に特に資する事業について重点化。また、次回のオリパラ開催国として知名度が
⾼まる機会を活⽤したプロモーションを展開。
ICTの活⽤
欧⽶豪や富裕層等の新規市場の開拓
新規事業の展開
○ CNN、BBC等のグローバルメディア ○ 体験を映像で分かりやすく発信
の活⽤
・著名⼈による⽇本全国津々浦々での多様な
⽂化や⾃然を体験する様⼦を映像化し、全世
界へ発信。
・⽇本全国津々浦々の魅⼒を、世界的
なネットワークを持つグローバルメディア
を利⽤して、世界に発信
○ JNTOウェブサイト等を充実・強化し、
観光に必要な情報を⼀元的に発信
JNTOアプリの開発
○ 富裕層専⾨メディア・旅⾏会社招請
等による、体験に基づく情報発信
○ 世界的な広告代理店の活⽤
・世界的なネットワークを持つ広告代理店
を活⽤し、欧⽶豪市場に効果的に訴求
するプロモーションを実施
・⼝コミなどの限定された情報を重視する富裕層
の需要を取り込むため、富裕層専⾨メディアや
旅⾏会社を集中的に招請して⽇本を体感し
てもらい、体験に基づく情報発信を促進。
・教育関係者・PTAの招請により、訪⽇教育
旅⾏を促進。
○ デジタル・マーケティングの強化
・国際的にその活⽤が急速に進んでいるWEB
やSNS等を活⽤したデジタル・マーケティング
を強化することで、効果的な
プロモーションに資するとともに、
PDCAサイクルの強化に
取り組む。
各市場におけるプロモーションの継続・拡充
共同広告
旅行博
訪⽇数
4000万⼈
招請事業
消費額
8兆円
広告宣伝
セミナー開催
地⽅での外国⼈延べ宿泊者数
7000万⼈泊
5