研究発表会の御案内(第一次)

平成28年5月吉日
各 教 育 事 務 所 長
各市町村教育委員会教育長
各 小 中 学 校 長
関
係
各
様
様
様
位
みよし市立南中学校長
水野 克弘
平成27・28年度
みよし市教育委員会研究委嘱
研究発表会の御案内(第一次)
新緑の候、皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、本校は平成27年度から2年間にわたり、みよし市教育委員会から道徳指導の研究委嘱を受
けました。本研究では、生徒が自己の内面を見つめるための発問と板書を工夫した道徳の授業づくり
を通して、自分や仲間の思いから自分の中にある良心に気づき、人間としての生き方を考える生徒の
育成をめざして取り組んでまいりました。
このたび、下記のように研究発表会を開催いたします。御多用のこととは存じますが、貴職をはじ
め、多くの方々の御参加をいただき、御指導を賜りますよう御案内申し上げます。
記
研究主題
自分や仲間の思いを大切にして、人間としての生き方を考える生徒の育成
-生徒が自己の内面を見つめるための発問と板書を工夫した道徳の授業づくり-
1
日
時
平成28年10月28日(金)
2
会
場
みよし市立南中学校
3
日
程
13:00
13:20
13:35
13:50
13時20分~16時30分
(受付開始時刻 13時)
各教室・体育館
14:40
15:05
15:20
16:30
全 体 会 2
受
全体会1
移
研究発表
付
(体育館)
動
公開授業
授業を
(各教室)
語る会
(各教室)
移
動
講
演
畿央大学教育学部教授
島 恒生 先生
( 体 育 館 )
4
連絡先
みよし市立南中学校 教頭 都築 克章
〒470-0213 愛知県みよし市打越町三百目3番地
電話:0561-34-1232 ファクシミリ:0561-33-1145
電子メール:[email protected]
研究の概要
10月28日(金)の研究発表に向け、推進している道徳教育の研究の概要及び本年度
の研究推進の状況・計画について以下に述べます。
1
主題設定の理由
本校では平成25年度から、「かかわり合い、相手の良さを認め、学びを深め合う生徒
の育成」として授業づくりを行ってきた。その中で、私たちの授業スタイルは教師主導の
一斉授業から、少しずつ生徒主体の学習に改善されてきた。生徒は与えられた学習課題に
対して、まず自分の考えをもち、仲間と意見を交わし、発言を通して理解を深められるよ
うになってきた。
平成27・28年度と、本校はみよし市教育委員会から道徳指導の研究委嘱を受け、そ
れまで培ってきた生徒相互の「かかわり合い」を生かし、生徒の考えを深める道徳教育を
目指していこうと考えた。平成27年度の一年間は、道徳授業の基礎を、畿央大学の島先
生から教えていただきながら、授業実践を進めた。授業の中で生徒が「考える道徳」をめ
ざし、教材分析を行って生徒に考えさせたい道徳的価値や、授業のねらいに迫るための発
問を考え、授業実践を行った。その成果と課題を分析するために、道徳に関するアンケー
トを実施した。平成28年2月の生徒アンケートでは、あてはまる・どちらかといえばあ
てはまる割合が資料1の項目では半数近く
【資料1】
になった。一方、資料2の項目については、
低い割合を示した。
これらのことから、昨年度一年間の道徳
指導の研究に取り組んだ結果、道徳の授業
の中で、自ら考え発言したり、友達の考え
を聞いてさらに自分に問いかけたり、授業
で考えたことが生活の中で思い出されたり
するといった生徒の成長につながっている
「道 徳の時間に学 習したことを 、生活の中で 思い出 す
ことがある 56.7%」
「道徳の時間には自分の意見を言える 54.5%」
「道徳の時間は好きだ 49.7%」
「自分にはよいところがあると思う 49.1%」
「道 徳の時間では 、ほかの人の 考えを聞いて 、自分 の
ことを振り返っている 46.4%」
と言える。しかし、自然や命を大切にする
【資料2】
ことや、友達や地域との関係を良好に保つ
ことを苦手としており、自分のよいところ
「自他の命を大切にすることができる 14.0%」
に気づいている一方で、人に認められるこ
「近所の人に会ったときは、あいさつをしている
とが少ないと感じていることによる自己肯
17.1%」
定感は低い状態であることがわかる。
「互いに励まし合い、高め合う友達がいる 17.3%」
また、「特別の教科である道徳」(「道
「自 然環境を大切 にし、進んで 自然を大切に するこ と
徳科」)の実施に向けて、一部改正された
ができる 17.9%」
学習指導要領(平成27年4月)における
「人に認められたり、ほめられたりしたことがある 2
特別の教科道徳の目標は、次のとおりであ
0.0%」
る。
よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基
に、自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、人間としての生き方につい
ての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる。
この目標からも、生徒が「道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめる」こと
は道徳の授業で不可欠であり、生徒が授業の中で道徳的諸価値について深く考えられるよ
うな授業展開を進めることが大切であると考えた。
道徳的諸価値とは、新たに生徒が獲得していくものではなく、生徒がそれまでの経験の
中で培い、心の中に存在しているものである。日頃の生活の中で、生徒が道徳的価値につ
いて意識することは少ないが、道徳の授業を通して深く考え、自己を見つめることで、生
徒は自分の心の中に道徳的価値が存在することに気づく。心の中に道徳的価値があること
に気づいた生徒は、自分の行いの根底に正しい判断ができているという自信を持つ。生徒
の自己肯定感が高まり、自分の良さを改めて認識することで、よりよく生きようという気
持ちが生まれるのではないかと考える。
これらのことや本校の生徒の実態から、道徳の授業の中で、生徒同士が深く考えるため
の授業展開が必要であり、そのための発問と板書の工夫を研究として進めていく必要があ
ると考えた。
2
めざす生徒像
○ 授業の中で、経験や体験にもとづいて自分の考えを発言する生徒
○ 仲間の意見から多様な考え方にふれ、自分の考えを深める生徒
○ 人とのかかわり合いを通して自分の中にある良心に気づき、よりよく生きようと
する生徒
3
研究主題
自分や仲間の思いを大切にして、人間としての生き方を考える生徒の育成
―生徒が自己の内面を見つめるための発問と板書を工夫した道徳の授業づくり―
(1)研究仮説
道 徳 の 授 業 の 中 で 、生 徒 の 心 に ひ び く 教 材 を 用 い 、ね ら い に 迫 る た め の 発 問
や 板 書 を 工 夫 す れ ば 、道 徳 的 な 価 値 に つ い て 深 く 考 え る こ と が で き 、道 徳 的 判
断力・実践意欲と態度が育つであろう。
(2)研究の手だて
【手だて1】体験活動と関連付けた教材選定の工夫
体験活動後に、関連する教材を設定する。体験活動で培った価値について道徳授
業の中で教材を通して考え合うことで、生徒が自分の心の中にある道徳的価値に気
づき、自己肯定感を高める。
◆
道徳の年間計画作成について
年度当初に道徳の年間計画を見直した。道徳的価値に効果的に迫れるよう、その
行事でねらいとする道徳的価値を中心とする教材を、行事後に設定した。また、道
徳の別葉では、各教科との関連を図った。教材は「明るい人生」を基本とし、様々
な出版社の道徳教科書も用意した。
【手だて2】教材分析シートを活用した授業づくり
教材分析を行い、道徳的価値項目に照らし合わせて授業のねらいを定め、生徒が
ねらいに迫るための発問と板書の工夫を行う。
◆ 「教材分析シート」を利用した授業づくりについて
授業づくりは、学年部で教材分析シートを使った分析から始まる。学年部で道徳
的価値、ねらい、発問、板書を協議して、指導案をつくりあげる。できあがった指
導案をもとに、学年部の中で模擬授業を行い、学年部教師で授業を見合い、協議会
を行う。協議会では、ねらいに迫るために発問や板書が適切であったかを話し合う。
特に授業のねらいにつながる生徒の発言を的確にとらえ、補助発問を使って生徒の
考えを深められたかどうかを検証し、生徒がより深くねらいに迫る授業につなげて
いく。
本研究では、教材を「A:主人公の言動」「B:主人公の心の動き」「C:ねらいに迫
る心の動き」の三段階に分けている。主人公の言動は、生徒にもわかりやすく、気
づきやすい。主人公の言動の奥にあるものが、主人公の心の動きである。教材の文
脈を読むとその心の動きが読み取れるが、従来の本校の道徳ではその読み取りを道
徳授業と考えていた。しかし、道徳授業の中で、本当に考えなければならないのは、
「ねらいに迫る心の動き」をきっかけとして、その授業のねらいである道徳的価値
についてである。「ねらいに迫る心の動き」を明らかにして、教師は発問を考え、
そこから生徒が授業のねらいに迫る授業を展開する。
A :主人 公の言 動
B :主人 公の心 の動き
<教材分析シート>
C :ねら いに迫 る心の
D :発問
動き
・ 様々な 仕事を やり通
せ たのは おばあ さん
の おかげ
・ いろい ろなこ とに対 し
・おば あさん がくれ た心を 、今度 は自分 が誰
か にさし あげよ う。
・ おばあ さんの 目と 、「ふ んばり なさい よ」
と いう言 葉に支 えられ てきたと 思う
・「ふ んばり なさい よ」に 込めら れたお ばあ
・ 今は後 悔の念 を深く
す るばか り
・ おばあ さんが くれた
て 自分の 弱さを 自覚
・私の 涙に込 められ た思
し 、こん なこと に負け
い はなん だろう 。
て はいけ ないと いう信
・ ど んな 思 いが 私を
念 をもっ てがん ばる気
持 ちにな れた。
泣 か せた の だろ う。
・おばあさんとの出会
さ んの心(大 変だけ ど乗り 越えて いかな い
・ 後悔し ないよ うに
いから私は何を学ん
と いけな いよ 。がん ばって いるこ とを知 っ
・ 自分も 人を励 ますこ と
だ の だろ う か。
て いるよ 。) を感じ た。
心 を、今 度は自 分が
・ 心の中 でおば あさん は生きて いる。
誰 かにあ げよう 。
・ 恩人。
・私が 誰かに さしあ げなけ ればな らない とい
の できる 人を目 指す
・ 自 分に う そを つか な い
生 き 方を し たい 。
・ 自 分の こ とを 好き に な
う 考え方 が自分 の誇り というこ とに気 付
る よ うな 生 き方 をし た
か された 。
い。
・私は これか らどん な生
き 方をす るだろ う。
教材分析シートを使って分析した道徳的価値や授業のねらい、発問をもとに指導
案を立てる。指導案の予想される生徒の発言を、教材分析シートで分けた A、B、C
の三段階に分けて書く。教師の支援としては、「A:主人公の言動」から「B:主人公
の心の動き」へ、「B:主人公の心の動き」から「C:ねらいに迫る主人公の心の動き」
へと生徒の考えを導くための補助発問をなるべく多く用意する。こうすることで、
授業中の生徒の発言をきっかけにして生徒に問い返すことで、生徒を授業のねらい
とする道徳的価値へと迫れると考える。
◆
板書の工夫について
構造的な板書は、生徒の考えをまとめたり、深めたり、対比させたりするのに大
変有効である。板書の工夫については、まだ決まった型がないが、道徳的価値を中
心に据えたものや、主人公の心の揺れを表したものや、道徳的価値の高まりを矢印
を使って表したものなど、試行錯誤している。今後も研修を積み、検討を重ねてい
きたい。
【手だて3】道徳的判断力や実践意欲と態度を高める環境づくり
日常の学校生活の中で、生徒が自然と道徳的価値にふれるような環境を整えるこ
とで、生徒の道徳的判断力や実践意欲と態度を培う。
◆
道徳的判断力や実践意欲と態度を高める環境づくりについて
校内環境を整えるとともに、生徒に自然と道徳的心情を高
める環境をつくることは大変大切なことだと考える。本校で
は以前より階段踊り場に「今月のことば」を掲示してきた。
その内容は主に行事にかかわることが多かったが、現在では
「私たちの道徳」の中から意図的に生徒に気づかせたい道徳
的価値につながることばを選び、掲示している。また、道徳
の授業中に生徒が書いた道徳シートは各学級に掲示し、友達
の考えを読み、それによって道徳の授業後でも授業で学んだ
道徳的価値について再度考える機会としている。授業で使った指導案はデータで、
フラッシュカードなどはそのまま保管し、教師の誰もが使えるようにしている。
◆
授業での統一事項について
①
授業の隊形はコの字隊形で行う。
②
授業の中で深く考え合わせるために、教材を生徒にその日の朝の読書時間に
事前読みさせておく。
③
授業の導入部分で、その授業での道徳的価値について生徒の考えを出し合わ
せる。
④
教材の読み取りを避けるために、教師範読後は教材をしまわせる。
⑤
生徒に道徳的価値について深く考えさせるために、主発問は授業開始25分
以内に提示する。
⑥
生徒が考えたり、話し合ったりする時間を確保するため、道徳シートへの記
入は、最大2回までとする。
⑦
生徒が顔を上げ、生きた言葉で発言させるため、書き終えた道徳シートはし
まわせる。
⑧
教師の意図的な色チョークの使用はしないが、生徒の考えが集まったところ
や生徒が考えを強調したところには色づけをする。
⑨
授業のねらいに迫るため、生徒のことばを使って補助発問を投げかけること
で生徒の考えを絞り、生徒の考えを深める。
⑩
授業の終末では、ねらいについて③と比較することで、その1時間での気づ
きを生徒に感じさせる。
(3)研究組織
授業研究部
〇伊藤、酒井、村木、
下田、永田、下平、
服部竜
1年部+教頭
校
長
研
究
推
進
委
員
会
研
究
部
長
会
教材選定部
〇大久保、服部和
鈴木幹、松井、髙橋、
有井
現
職
教
育
全
体
会
授
業
実
践
部
2年部+教務
3年部+校務
環境整備部
〇柘植、幸村、河内、
山田、河合、谷下澤、
日比野
①研究推進委員会(研究の方針や方向性を検討)
②研究部長会(各部の方針や方向性を検討)
③授業研究部(授業の進め方、ねらい・構造的板書の検討、道徳オリエンテーション)
④教材選定部(教材の選定・検討)
⑤環境整備部会(道徳性を高める環境作り、校内掲示、教室掲示、道徳教材室整備、
道徳アンケートの実施、道徳シートの活用)
⑥授業実践部(各学年部で教材分析、発問と板書の検討)
平成28年度研究推進の現況と計画
1
4月
1日(金)から7月11日(月)現在までの現況
4月
4日(月)第1回研究部長会(今年度の研究部会の方針等検討)
4月
5日(火)第1回研究推進委員会(今年度の研究の方針等検討)
4月11日(月)第1回研究部会(今年度の研究部の方針等確認)
4月13日(水)道徳オリエンテーション(教師向け)
4 月 1 9 日 ( 火 ) 第 1 回 南 中 道 徳 DAY 指 導 案 検 討 会 ①
4月21日(木)第1回現職教育全体会(今年度の研究の方針等決定)
4月22日(金)第2回研究部長会(研究の手立て検討)
4 月 2 6 日 ( 月 ) 第 1 回 南 中 道 徳 DAY 指 導 案 検 討 会 ②
臨時研究推進委員会(今年度の研究主題等の決定)
5月
6日(金)第3回研究部長会(板書の工夫)
5 月 1 3 日 ( 金 ) 第 1 回 南 中 道 徳 DAY
(講師:島
恒夫先生)
河 内 遥 香 教 諭 ( 3 年 2 組 ) 「 足 袋 の 季 節 」 D-(22)
村 木 繭 名 教 諭 ( 1 年 1 組 ) 「 こ こ ろ の 花 」 C-(15)
松 井 宏 真 教 諭 ( 2 年 2 組 ) 「 星 置 き の 滝 」 B-(8)
5 月 2 0 日 ( 金 ) 第 4 回 研 究 部 長 会 ( 第 1 回 南 中 道 徳 DAY の 成 果 )
6月
3 日 ( 金 ) 第 2 回 南 中 道 徳 DAY
大 久 保 広 彦 教 諭 ( 3 年 1 組 ) 「 明 か り の 下 の 燭 台 」 C-(15)
下 平 道 子 教 諭 ( 2 年 3 組 ) 「 思 い や る 心 を も っ て 」 B-(6)
谷 下 澤 里 奈 ( 1 年 1 組 ) 「 ラ イ バ ル 」 B-(8)
第5回研究部長会(夏季休業中の研究についての取組)
6月
9日(木)初任者道徳研究授業
山 田 康 之 教 諭 ( 3 年 3 組 ) 「 油 ヶ 淵 の 釣 り 人 」 C-(12)
第2回研究部会
6月10日(金)第6回研究部長会(研究の視点検討)
6月24日(金)第7回研究部長会(道徳の授業規律)
7月
1日(金)第8回研究部長会(第2回現職教育全体会に向けて)
7月
7日(木)第3回研究部会
7月
8日(金)第9回研究部長会
7月11日(月)学校訪問(講師:島
恒生先生)
全 体 授 業 : 伊 藤 圭 祐 教 諭 ( 3 年 3 組 )「 裏 庭 の 出 来 事 」 A-(1)
2
7月12日(火)以降、研究発表会当日までの計画
7月21日(木)第2回現職教育全体会
8月
1日(月)学年部で指導案検討会①
8月
4日(木)研究部会で紀要原稿検討会①
8月22日(月)学年部で指導案検討②
8月24日(水)研究部会で紀要原稿検討会②
8月26日(金)研究発表会指導案原稿提出
9 月 1 5 日 ( 木 ) 第 3 回 南 中 道 徳 DAY(髙 橋 教 諭 、 柘 植 教 諭 、 山 田 教 諭 )
9月26日(月)研究推進委員会(研究発表会資料の袋詰め)
10月
3日(月)~7日(金)模擬授業週間
10月21日(金)現職教育全体会(体育館リハーサル)
10月24日(月)現職教育全体会(体育館掲示物完成)
10月27日(木)現職教育全体会(発表会準備・体育館確認)
10月28日(金)研究発表会
3
研究発表会以降の計画
1 2 月 1 6 日 ( 金 ) 第 4 回 南 中 道 徳 DAY( 講 師 : 島
恒生先生)
(永田教諭、下田教諭)
1 月 2 6 日 ( 木 ) 第 5 回 南 中 道 徳 DAY( 有 井 教 諭 、 服 部 竜 教 諭 )
2 月 1 5 日 ( 水 ) 第 6 回 南 中 道 徳 DAY( 河 合 教 諭 、 鈴 木 幹 教 諭 )