流域保全学

流域保全学
授業の方法
「流域」とは何か
「保全」とは何か
■思考するための材料
大きな(macro)スケール
小さな(micro)スケール
■ポイント
・技術論としては「地面がみえる位置」で考える
・「土地、土壌」 ← 生命の基盤、食料の基盤
「流域」 river basin, watershed, catchment
ある地域の降水は、その地域の地形に応じ
て下方へ流下し、河川や湖沼・海洋へ達す
る。
この河川、湖沼、海洋へ水を供給する地域、
すなわち降水の降下域全体を「流域」または
「集水域」という。
流域の境界を「流域界」または「分水界」
(divide)という。
ため池
ファームポンド
畑・果樹園
水田
水田
keywords:
・水系(線、ネットワーク)
・河川
・合流する他の河川
・内水面(湖沼など)
↑
・分水界(流域)で区分
(降水が流入する範囲)
水田
堰、頭首工
水系・流域の例
「利根川水系」
本線長
322 km
流域面積 16,840 km2
「保護」 protection
危険なことなどから、かばい、守ること
「保全」 conservation,preservation
保護して安全を確保すること
「安全」 safety,security
危険がなく安心なこと。傷病などの生命に
かかわる心配、物の盗難・破損などの心配の
ないこと。危険がないこと、被害(有形・無形
を問わず)を受ける可能性がないこと。
本授業における「流域保全学」
Terrestrial Soil and Water
地形・土壌・水・植物・動物・人間活動等
を包含する土地資源を「流域」ととらえ、こ
の保全・維持・管理・評価・修復システムの
開発および利用について考える学問体系、
およびその技術。
「環境」に対する一つの考え方
「環境」
・周囲を取り囲む境界
・周囲を取り囲む外界、状況
「環」
・輪の形をしたもの
・めぐる、めぐらす、まわる、
もとにもどる
内
(守る場所)
ふろく
※柔らかい頭脳
・堤内、堤外
・右岸、左岸
「研究する」: 深く物事を調べ考えて、理を
極め、明確にすること。
人の意欲によって、
次々と無限に進展
する「人間の思考
力」
・論理を立てること
・原理原則から出発して
事実を論ずること
「科学」: いくつかの仮定の上に立って、一定の目的、方法のもと
に事物、対象を系統的に研究する学問。
「技術」: 理論を実際に応用する手段。自然を人間生活活動に(都
合良く)合理的に人手を加えるときに用いられる手段。
技術をいかに守り、いかに発展させることができるか?
(人と仕事が無くなれば、そのいずれもできなくなる)
考えてみよう! 「国際協力」(ODA, NGO)の意義。国境を越えた人間のつながり
「開発・保護・保全」用語の確認
開発[development]: 自然や知識を利用してより人
間に有用なものを生み出す行為
保護[protection]: 脅威や影響を与えるものに対し、
有形無形の障壁で守ること
保全[conservation,preservation]: 保護して安全
であるようにすること
安全[safety,security]: 危険がなく安心なこと。
傷病などの生命にかかわる心配、物の盗難・破損
などの心配のないこと