（お知らせ） 平 成 ２ ８ 年 １ ０ 月 ３ 日 経済産業省（近畿経済産 地方独立行政法人京都市産業技術研究所 業局）から研究資金を獲得 （担当 経営企画室 ３２６－６１００） 経済産業省（近畿経済産業局）の公募事業「平成２８年度 戦略的基盤技術高度化 支援事業（サポイン事業） 」に採択されたことについて 経済産業省（近畿経済産業局）が公募していた「平成２８年度 戦略的基盤技術高度化 支援事業（サポイン事業） 」におきまして，当研究所を含む研究グループが応募した下記の 研究課題が採択されましたので，お知らせします。 今後，佐々木化学薬品株式会社（本社：京都市山科区）を中心として，摂南大学，独立 行政法人製品評価技術基盤機構及び国立研究開発法人産業技術総合研究所などとともに， 産学公連携による研究開発を進めてまいります。 研究グループ等：裏面 記 研究課題名 高発現表層タンパク質を標的とした低コスト迅速分析を可能とする微 生物検査の革新 課題概要 魚介類や乳加工品などの生鮮食品の安全性を確認するために行う微生 物検査は，現状では検査結果までに２日～３日を要しています。このた め，生鮮食品の流通現場では，生鮮食品が市場に流通するまでに安全性 を迅速かつ簡便に確認できる手法が求められています。 そこで本プロジェクトでは，多種類の微生物を一括で検出できる高性 能抗体を利用した微生物検出とＩＳＦＥＴ半導体技術を掛け合わせるこ とにより，食中毒の原因となる汚染微生物の有無を０．５日以内に測定 できる小型で操作が容易な計測装置と試薬群を開発します。 これにより，生鮮食品の各流通段階で食品の鮮度を迅速かつ簡便にチ ェックできるシステムを構築し，生鮮食品の安全・安心な供給体制の確 保に貢献しようとするものです。 なお，本プロジェクトにおいて当研究所は，抗原の探索（手法の開発 を含む。 ）と試薬キットの設計の一部を担当する予定です。 地方独立行政 経営企画室 山本 佳宏 研究主幹（バイオ系チーム兼職） 法人京都市産 研究室 廣岡 青央 研究主幹 業技術研究所 バイオ系チーム 和田 潤 の担当研究者 泊 直宏 主席研究員 主席研究員 デザインチーム 竹浪 祐介 主席研究員 研究開発期間 平成２８年度～平成３０年度（３箇年） 研究開発費 １，６１４，００２円（当研究所の平成２８年度分の見込み） ※ 研究グループ １ 佐々木化学薬品株式会社 ２ 株式会社メイベル ３ シャープマニファクチャリングシステム株式会社 ４ 摂南大学 ５ 独立行政法人製品評価技術基盤機構 ６ 国立研究開発法人産業技術総合研究所 ７ 地方独立行政法人京都市産業技術研究所 ※ アドバイザー 京都市衛生環境研究所 ※ 事業管理機関 公益財団法人京都高度技術研究所
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