平成28年度 福島県中学校教育研究協議会 県 北 大 会 社会科部会要項 と き ところ 平成28年10月12日(水) 福島市立北信中学校(地理・歴史・公民) (「花見山から吾妻山」写真提供 福島市広報課) 主 催 福島県中学校教育研究会 共 催 福島県教育委員会 後 援 福島県中学校長会 福島県市町村教育委員会連絡協議会 福島市教育委員会 川俣町教育委員会 伊達市教育委員会 桑折町教育委員会 国見町教育委員会 二本松市教育委員会 大玉村教育委員会 本宮市教育委員会 協 賛 公益財団法人日本教育公務員弘済会福島支部 【研究主題】 社会の変化に主体的に立ち向かう力を育成する社会科の指導はどうすればよいか 【副 主 題】 根拠を基に思考・判断する力を育てる指導の工夫 1 日 程 10月12日(水) 8:30 9:00 9:20 9:30 受付 移動 開会式 10:20 10:35 授業公開 移動 12:00 研究協議会Ⅰ 13:00 昼食 15:20 研究協議Ⅱ 15:30 閉会式 2 開会式・閉会式 (1)開会式 (9:00~9:20 進行 場所:体育館) 福島支部社会科専門部庶務 佐 藤 誠 ① 開式のことば 福島支部社会科専門部副部長 齋 藤 ② 主催者あいさつ 福島県中教研社会科専門部長 大 橋 誠 寿 ③ 開催支部専門部長あいさつ 福島支部社会科専門部部長 大 橋 誠 寿 ④ 指導助言者紹介 福島県中教研社会科専門部長 大 橋 誠 寿 ⑤ 諸連絡 福島支部社会科専門部庶務 佐 藤 ⑥ 閉式のことば 福島支部社会科専門部副部長 石 井 宏 幸 (2)閉会式(分科会ごと 真 誠 15:20~15:30) 進行 各分科会司会 ① 開式のことば 各分科会司会 ② 世話人あいさつ 各分科会世話人 ③ 諸連絡 各分科会司会 ④ 閉式のことば 各分科会司会 3 公開授業 (1)公開授業 学 年 分野 授業者 単 1学年 地理 佐々木 卓美 2学年 歴史 宍戸 隆志 3学年 公民 佐藤 淳志 元 名 場 ヨーロッパ州 1年6組教室 「イギリスの離脱から見るEUの課題」 欧米の進出と日本の開国 「開国と不平等条約」 所 (北校舎2階) 2年1組教室 (北校舎3階) これからの人権保障 3年5組教室 「新しい人権とは」 (北校舎1階) 4 研究協議 (1)指導助言者 第1分科会(地理的分野) 福島県教育庁義務教育課指導主事 桑 名 秀 和 様 第2分科会(歴史的分野) 福島県教育庁県北教育事務所指導主事 鈴 木 第3分科会(公民的分野) 福島県教育センター指導主事 深 谷 裕 之 様 茂 様 (2)分科会役割 分科会 世話人 会 場 (平野中) 石 井 宏 幸 1年5組教室 成 田 有 策 先 﨑 貴 徳 (福島四中) (須賀川三中) (大鳥中) (安達・岩代中) 高 野 治 久 佐 藤 泰 三 佐 藤 眞 樹 第2分科会 (桃陵中) (信夫中) (蓬莱中) (歴史的分野) 佐 藤 良 央 第1分科会 (地理的分野) 発表者 司会者 記録者 今 川 健 治 枝 並 忠 幸 菅 野 直 弥 (松陵中) (信夫中) 尾 関 弘 鬼 塚 齋 藤 真 忍 小笠原 義 徳 (鮫川中) (信陵中) (伊達・松陽中) 中小路 康幸 佐々木 和典 髙 橋 文 枝 第3分科会 (二本松一中) (西信中) (信陵中) 山 﨑 充 浩 (公民的分野) 土 橋 康 弘 花 岡 清 孝 須 賀 紀 之 (松陵中) (若松五中) (野田中) (安達・大玉中) 2年2組教室 (福島一中) 3年4組教室 5 分科会の運営 時 刻 所要時間 内 容 進 行 9:30 50分 【公 開 授 業】 10:20 15分 ≪ 移 動 ≫ 10:35 10分 【分科会開会行事】 午 1 開会のことば(世話人あいさつを含む) 世話人 2 指導助言者、授業者、司会者、記録者紹介 世話人 3 各支部代表会員自己紹介 4 分科会運営、確認について 前 10:45 司会者 45分 【研究協議Ⅰ】 (公開授業について) 1 授業者自評 11:30 25分 3 研究協議 11:55 5分 5 諸連絡 2 質疑・応答 司会者 4 指導助言 12:00 60分 ≪ 昼 食 ・ 休 憩 ≫ 13:00 60分 【研究協議Ⅱ】 (研究主題・副主題について) 司会者 1 各支部からの発表 午 2 質疑・応答 後 14:00 15分 ≪ 休 憩 ≫ 14:15 40分 3 研究協議 14:55 25分 4 指導助言 15:20 10分 【閉会式】 (分科会ごと) 司会者 司会者 6 控室及び昼食会場 役職名・係名 昼食会場 ・ 控 室 指導助言者・県役員・世話人 校長室 各支部代表参加者 分科会会場・体育館 運営委員(研究推進委員・司会・記録・各係主任、副主任) 多目的室(役員控室) 開催地区会員(福島支部・伊達支部・安達支部) 分科会会場・体育館 7 支部代表参加者一覧 (★印は発表者) 学校名 地 理 1 福 島 今川 健治 2 伊 達 3 安 達 白岩 尚文 4 郡 山 5 歴 史 松陵中 ★ 公 民 角田 直之 岳陽中 高野 治久 桃陵中 ★ 山崎 正人 霊山中 二本松三中 中小路康幸 二本松一中★ 今泉 光一 郡山五中 鈴木 文昌 緑ヶ丘中 岩 瀬 尾関 弘 須賀川三中 ★ 村上 且吉 鏡石中 6 石 川 大山 和子 泉中 廣川 彰仁 須釜中 7 田 村 門馬 寛 三春中 早川 豊 小野中 8 東西 しらかわ 佐藤 良央 鮫川中 菊池 理文 棚倉中 9 北会津 佐藤 智子 猪苗代中 土橋 康弘 若松五中 ★ 10 耶 麻 鈴木 弥生 北塩原一中 水科かな枝 会北中 11 両 沼 真壁 敬司 新鶴中 木村 直之 金山中 12 南会津 大橋 信 田島中 13 相 馬 14 双 葉 15 渡邉 耕至 江名中 柴 和宏 石神中 柏木真由美 向陽中 いわき 黒川 智弘 湯本二中 渡邉 守 小川中 小計 10 分科会 支部代表 分科会 構成 人数 +(29) 計39 9 ★ +(28) 計37 9 開催地区 +(25) 計34 合計 福島 伊達 安達 県北小計 地理 10 23 2 6 31 41 歴史 9 16 8 7 31 40 公民 9 16 5 7 28 37 小計 28 55 15 20 90 118 8 開催地区(支部)参加者一覧 学校名 地理 1 福 島 一 中 瀬戸 善章 2 福 島 二 中 古川 豊 3 福 島 三 中 東瀬 信一 4 福 島 四 中 5 岳 陽 6 渡 7 歴史 星 憲行 齋藤 真 公民 鈴木 拓志 堀川 雄二 志賀 英孝 石井 宏幸 青木 祐輔 渡邊 剛志 中 清水 聖太 角田 直之 利 中 佐藤 誠 遠藤 禎之 三瓶 達也 蓬 莱 中 大内 伊織 佐藤 眞樹 中島 一仁 8 清 水 中 宮下 純 9 信 陵 中 斎藤 浩一 鬼塚 忍 髙橋 文枝 10 北 信 中 佐々木卓美 11 西 信 中 穂積 英朗 12 立 子 山 中 13 大 鳥 中 成田 有策 14 平 野 中 菅野 直弥 15 西 根 中 16 松 陵 中 今川 健治 佐藤 17 信 夫 中 高橋 優太 枝並 忠幸 18 野 田 中 天野 健史 佐藤 研人 19 吾 妻 中 20 飯 野 中 21 川 俣 中 22 山 木 屋 中 23 伊 達 中 山口 常夫 24 梁 川 中 河野ひとみ 鈴木 雅輝 25 松 陽 中 大木 修 小笠原義徳 26 桃 陵 中 27 霊 山 中 山崎 正人 28 月 舘 中 安部美樹子 29 醸 芳 中 30 県 北 中 宍戸 要範 佐藤 園 山口 晋 31 二本松一中 栗城謙一郎 伊藤 慶華 中小路康幸 32 二本松二中 33 二本松三中 34 安 達 中 中山 信子 35 小 浜 中 遠藤 知 36 岩 代 中 37 東 和 中 38 大 玉 中 39 本 宮 一 中 二階堂裕之 40 本 宮 二 中 高橋 卓史 41 白 沢 中 髙橋 優太 42 附 属 中 村松 龍 43 聖 母 中 伊藤 和文 宍戸 隆志 小椋紗貴江 佐藤 淳志 大橋 誠寿 岩澤 憲司 佐々木和典 菊田 克紀 武田 秀司 後藤 浩信 学 山﨑 充浩 佐藤 泰三 連川伸太郎 花岡 清孝 神保いずみ 大内 華代 安田 雄生 金子 雄樹 北 藍 高野 治久 岡崎 良一 菅野 仁 菅野 昭浩 白岩 尚文 寺島 正和 先﨑 貴徳 渡邊 健順 松原 紀之 渡辺 康弘 遠藤 尊 遠藤 典美 須賀 紀之 渡辺 道壽 飯沼千賀子 小松 拓也 幕田 秀明 鹿目 大樹 31 31 28 菅野誠一朗 9 県中学校教育研究協議会県北大会 社会科部会運営組織 県専門部長 大橋 誠寿(蓬莱中) 会場校長 小針 伸一(北信中) 運 開催支部長 大橋 誠寿(蓬莱中) 営 支部副部長 石井 宏幸(福島四中) 齋藤 本 庶 務 佐藤 武田 秀司(平野中) 部 会 計 神保いずみ(吾妻中) 研 究 誠(渡利中) 真(福島一中) 1年 地理的分野 2年 歴史的分野 3年 公民的分野 ◎天野 健史(野田中) ◎後藤 浩信(西根中) ◎武田 秀司(平野中) 安田 雄生(山木屋中) 嶺岸 知弘(川俣中) 渡部 正晴(福島三中) 推 進 委 員 【県大会授業者】 佐々木卓美(北信中) 【授業研究・授業者】 【県大会授業者】 【県大会授業者】 宍戸 隆志(北信中) 佐藤 淳志(北信中) 【授業研究・授業者】 今川 健治(松陵中) 角田 直之(岳陽中) 世 話 人 石井 宏幸(福島四中) 齋藤 伊藤 和文(北信中) 小椋紗貴江(北信中) 岩澤 憲司(北信中) 司 会 枝並 忠幸(信夫中) 佐藤 泰三(信夫中) 佐々木和典(西信中) 成田 有策(大鳥中) 鬼塚 忍(信陵中) 花岡 清孝(野田中) 記 菅野 直弥(平野中) 佐藤 眞樹(蓬莱中) 髙橋 文枝(信陵中) 録 先崎 貴徳(岩代中) 小笠原義徳(松煬中) 須賀 紀之(大玉中) 真(福島一中) 山﨑 充浩(松陵中) 【会場】 会場(駐車場) ◎菊田 克紀(大鳥中) ○三瓶 達也(渡利中) 穂積 英朗(西信中) 【駐車場】 ○斎藤 浩一(信陵中) 今川 健治(松陵中) 青木 祐輔(福島四中) 遠藤 禎之(渡利中) 高橋 優太(信夫中) 菅野誠一郎(信夫中) 佐藤 研人(野田中) 受付(案内) 接 待 ◎志賀 英孝(福島二中) ○東瀬 信一(福島三中) 大内 伊織(蓬莱中) 務 荒畑 宮下 純(清水中) 智(川俣中) ◎大内 華代(飯野中) ○神保いずみ(吾妻中) 鈴木 拓志(福島一中) ◎佐藤 庶 渡邉 剛志(福島四中) 清水 聖太(岳陽中) 誠(渡利中) ○武田 秀司(平野中) ○星 憲行(福島一中) 瀬戸 善章(福島一中) 堀川 雄二(福島二中) 中島 一仁(蓬莱中) 後藤 洋一(清水中) 連川伸太郎(信夫中) 鹿目 大樹(聖母中) 研 究 主 題 ・ 副 主 題 の と ら え 方 (1)研究主題のとらえ方 【研究主題】 社会の変化に主体的に立ち向かう力を育成する社会科の指導はどうすればよいか さまざまな要因によって急激に変化する現代社会の中,これからの社会を担う中学生にとって, 社会の変化に協働して主体的に立ち向かう力が求められる。中教研社会科部報48号では,主体的 に立ち向かう力を構成する要素として, 「よりよい社会を築こうとする力」 「社会の現状や変化を的 確にとらえる力」 「よりよい社会を考え,判断する力」 「よりよい社会をめざし協働して取り組む力」 の四点が示されている。 福島支部としても,社会の変化に主体的に立ち向かう実践力をもった生徒の育成のために,社会 的事象を多面的・多角的にとらえ,その事象に対して生徒がどのように解釈し,考え,決定してい くかの学習活動を経験することが重要であると考える。昨年度の成果を踏まえ,今年度の研究に取 り組んでいる。 (2)研究副主題のとらえ方 【研究副主題】 根拠を基に思考・判断する力を育てる指導の工夫 社会的事象に対して,生徒は生活経験や知識から自分なりの意見を持つことができる。しかし, その意見をより説得力あるものにするためには,その根拠となる情報を生徒自身が正しく選択・分 析することができなければならない。さらに根拠となる情報を,解釈し,関連づけて自分の考えを 選択・決定していくことも重要である。県中教研社会科部報49号では, 「根拠を基に思考・判断す る力を育てる」ための手立てについて,授業の導入,課題追究,振り返りの各場面においての手立 てを示している。 福島支部では,今年度の研究の視点について,授業の中で生徒が資料を基に,多面的・多角的に 思考し,確かな根拠をもって判断していく場面を意図的に設定することで,よりよい社会を築こう とする意欲を高めていきたいと考えた。副主題にせまるための授業構築のポイントと手立てについ ては,以下のようにとらえることとした。 【授業構築のポイント】 ※福島支部では,部報のポイント②③⑤を 中心に授業を実践することとした。 ② 学習課題の工夫 ・単元を通して追求できる学習課題 ・複数の視点から考察、意思決定をせ まる学習課題 ・学習意欲を喚起する学習課題 ③ 資料選定・活用の工夫 ・教師による意図のある資料の選定 、また表示のタイミング ・生徒が課題解決を図る見通しをも って資料を選定、活用 ⑤ 振り返りの工夫 ・自分の考えの変化について、理由や 結論となる根拠の明確化 ・学びの過程を振り返るための板書な どの構造化、可視化 【授業の各段階での手だて】 【導入の場面】 ○ 学習課題に対する自分の予想や考え,課題解決 の見通しをもたせる場やその方法を工夫する。 ○ 生徒が生活経験や知識,考えについて意見を交 換する場を設定する。 【課題追究の場面】 ○ 揺さぶりや葛藤を引き起こすような資料の提 示や発問を行う。 ○ 考察する視点を変えたり,広げたりする資料や 発問から根拠を考えさせる。 ○ 発表する際,生徒どうしが意見の根拠を明確に し,比較したり検討し合ったりする場や方法を工 夫する。 【振り返りの場面】 ○ 生徒が,自分の考えの変化やその理由を含めて 振り返り,また他者の考えと比較し違いや良さを 共有するための場や方法を工夫する。 ○ 生徒の自己評価,相互評価の方法を工夫する。
© Copyright 2024 ExpyDoc