定款 - 一般社団法人エコマート

定
款
第１章総則
（名称）
第１条当法人は、一般社団法人エコマートと称し、英文では、Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ
ｏｆＥＣＯＭａｒｔ（略称「ＥＭＴ」）と表記する。
（事務所）
第２条当法人は、主たる事務所を東京都中央区に置く。
（目的）
第３条当法人は、ＩＴ技術を活用して請求書の電子化を推進することにより、ペーパーレ
スと時短を実現し、環境負荷の軽減および生産性向上に寄与することを世の中に認
知・啓蒙し普及することを目的とする。
第２章会員
（種別）
第４条当法人の会員は、次の４種とする。なお、運営会員をもって一般社団法人及び一般
財団法人に関する法律（以下、
「一般法人法」という。）上の社員とする。
（１）運営会員当法人の趣旨に賛同し、かつ、当法人の運営を担う意思のある団体
に所属する個人
（２）正会員当法人の趣旨に賛同し、当法人が別途定める会費を納める団体で、
主として大量の請求書を発行する団体
（３）準会員当法人の趣旨に賛同し、当法人が別途定める会費を納める団体で、
主として電子請求書プラットフォーム及び、周辺機器、ソフトウエ
アの開発・運営・保守を行う団体
（４）賛助会員当法人の趣旨に賛同し、当法人が別途定める会費を納める団体及び
個人で、主として電子請求書プラットフォームを利用する団体及
び個人
なお、当法人と協力関係を結ぶ社団法人・財団法人・商工会議所・業界団体などを、
協賛団体として登録する。
（入会及び退会）
第５条
当法人に会員として入会しようとするものは、当法人所定の様式による書面をも
って代表理事に入会の申し込みをし、退会をしようとするものは、当法人所定の様式
による書面をもって代表理事に退会を届け出るものとする。
２
法人が会員となる場合には、その代表として当法人に対しその権利を行使する者
１名（以下、
「会員代表者」という。なお、法人登記上の代表者たることは要しない。
）
を定め、当法人に届け出るものとする。
３
会員代表者を変更した場合は、速やかに当法人所定の様式による書面を当法人に
届け出るものとする。
４
当法人の定款第４１条で定める事業年度の途中で、既に入会した会員がその会員
種類区分を変更することは認めないものとする。既に取得した区分と異なる種類区
分にて入会を希望する会員は、新たに取得することになる当該種類区分における入
会金及び会費を、事業年度内のどの時点において入会したかに関わらず、当法人に改
めて納入したのち、既に取得した区分の退会手続きを行うものとする。
（入会金及び会費の納入等）
第６条
会員は、社員総会において議決するところにより別に定められた基準にしたがっ
て会費を納めなければならない。
２新たに当法人に入会するものは、別に定める入会金を納めるものとする。
３既納の会費及び入会金は返還しないものとする。
（会員の資格喪失）
第７条会員が次の各号に該当する場合には、その資格を喪失する。
（１）退会したとき
（２）後見開始又は保佐開始の審判をうけたとき
（３）死亡又は失踪宣告を受けたとき
（４）解散又は破産手続開始の決定をうけたとき
（５）入会金及び会費を納入しないとき
（６）社員全員の同意があったとき
（７）除名されたとき
（除名）
第８条会員が次の各号のいずれかに該当するときは、社員総会において社員の半数以
上であって、社員総数の議決権の３分の２以上に当たる多数をもって、これを除
名することができる。この場合、その会員に対し、社員総会の１週間前までに除名
する旨の理由を通知し、議決の前に弁明の機会を与えなければならない。
（１）当法人の定款又は規則に違反したとき
（２）当法人の名誉を毀損し、又は当法人の設立の趣旨に反する行為をしたとき
（３）理事会で別途定める禁止行為等に該当する行為をしたと当法人が認めた場合
（４）会員が反社会的勢力（暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、
総会屋、社会運動等標榜ロゴ、特殊知能暴力集団及びこれらに準じるもの）
であることが判明した場合あるいは反社会的勢力との関与が明らかになった
場合
（５）その他、除名すべき相当の事由が発生した場合
２前項により除名が議決されたときは、その会員に対し、通知するものとする。
（会員の資格喪失に伴う権利及び義務）
第９条前２条の規定により会員の資格を喪失したときは、当法人に対する権利を失い、
義務を免れる。ただし、未履行の義務に関してはこれを免れることはできない。
（拠出金品の不返還）
第 10 条第 7 条及び第 8 条の規定により資格を喪失した会員が既に納入した会費その他拠
出金品は、返還しない。
第３章社員総会
（種類）
第 11 条当法人の社員総会は、定時社員総会及び臨時社員総会の２種とする。
（構成）
第 12 条社員総会は、すべての運営会員をもって構成する。
２社員総会における議決権は、運営会員１名につき１個とする。
（開催）
第 13 条当法人の定時社員総会は、毎事業年度終了後３ヶ月以内に開催する。
２臨時社員総会は、次に掲げる場合に開催する。
（１）理事会が必要と認めたとき
（２）運営会員総数の議決権の１０分の１以上の議決権を有する運営会員から会議
の目的たる事項及び招集の理由を記載した書面により開催の請求があったと
き
（招集）
第 14 条社員総会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき代表理
事が招集する。ただし、代表理事に事故があるときは、あらかじめ定めた順序により
これを招集する。
２
代表理事は、前条第２項第２号の場合には請求の日から６週間以内に臨時社員総
会を招集しなければならない。
３社員総会を招集するには、会議の目的たる事項及びその内容、日時並びに場所を
示して、開会の日の２週間前までに書面をもって通知しなければならない。
（招集手続きの省略）
第 15 条社員総会は、第１８条に定める書面表決又は電磁的方法による表決を認めた場合
を除き、運営会員全員の同意があるときは、招集手続きを経ずに開催することができ
る。
（議長）
第 16 条社員総会の議長は、代表理事がこれに当たる。ただし、代表理事に事故があると
きは、その総会において、出席した運営会員のうちから選任する。
（決議の方法）
第 17 条社員総会の決議は、法令又は定款に別段の定めがある場合を除き、運営会員総数
の議決権の過半数を有する運営会員が出席し、出席した当該運営会員の議決権の過
半数をもって行う。
２前項の規定にかかわらず、次に掲げる決議は、運営会員の半数以上であって、運営
会員総数の議決権の３分の２以上に当たる多数をもって行う。
（１）会員の除名
（２）監事の解任
（３）役員等の責任の一部免除
（４）定款の変更
（５）事業の全部の譲渡
（６）解散及び継続
（７）合併契約の承認
（書面表決等）
第 18 条やむを得ない理由のため社員総会に出席できない運営会員は、あらかじめ通知さ
れた事項について、書面をもって表決し、又は他の出席者に表決権の行使を委任する
ことができる。なお、代理人により表決をする場合は、社員総会ごとに代理権を証す
る書面を提出しなければならない。
２理事又は運営会員が、社員総会の目的である事項について提案した場合において、
その提案につき運営会員の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をした
ときは、その提案を可決する旨の社員総会の議決があったものとみなす。
（議事録）
第 19 条社員総会の議事については、法務省令で定めるところにより、議事録を作成し、
議長及び出席した運営会員のうちからその会議において選出された議事録署名人２
名以上が署名押印して１０年間当法人の主たる事務所に備え置くものとする。
第４章役員等
（役員の設置）
第 20 条当法人に、理事のほかに監事を置き、その員数は次のとおりとする。
（１）理事３名以上５０名以内
（２）監事１名以上３名以内
２理事のうち１名を代表理事とする。
（役員の選任）
第 21 条理事及び監事は、社員総会の決議によって選任する。
２代表理事は、理事会において理事の過半数をもって選定する。
３理事及び監事は相互に兼ねることができない。
４理事又は監事に変更があったときは、２週間以内に登記を行わなければならない。
（理事の職務及び権限）
第 22 条代表理事は、当法人を代表し、業務を総括する。
２理事は、理事会を構成して、業務を執行する。
（監事の職務及び権限）
第 23 条監事は次に掲げる職務を行う。
（１）理事の職務の執行を監査し監査報告を作成すること
（２）当法人の業務及び財産の状況を調査すること
（３）理事会に出席し、必要があると認められたときは意見を述べること
（４）理事が不正行為を行い、若しくは当該行為を行うおそれがあると認められる
ときは、遅滞なくその旨を理事会に報告すること
（５）前号の場合において必要であると認めるときは、代表理事に対し理事会の招集
を請求すること。この場合、請求の日から５日以内に、その請求の日から２週
間以内に理事会を開催する旨の通知が発せられない場合は、直接理事会を招
集すること
（６）理事が社員総会に提出しようとする議案や書類その他法務省令で定めるもの
を調査し、法令若しくは定款に違反し、又は著しく不当な事項があると認める
ときは、その調査結果を社員総会に報告すること
（７）理事が当法人の目的の範囲外の行為その他法令若しくは定款に違反する行為
をし、又はこれらの行為をするおそれがある場合において、その行為によって
著しい損害が生ずるおそれがあるときは、その理事に対し、その行為をやめる
ことを請求すること
（役員の任期）
第 24 条理事の任期は、選任後２年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定
時社員総会終結の時までとする。ただし、再任を妨げない。
２監事の任期は、選任後２年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定
時社員総会終結の時までとする。ただし、再任を妨げない。
３補欠又は増員により選任された理事の任期は、前任者又は他の現任者の残任期間
とする。補欠により選任された監事の任期は、前任者の残任期間とする。
（理事の解任）
第 25 条理事にふさわしくない行為があったときは、社員総会において運営会員総数の議
決権の過半数を有する運営会員が出席し、運営会員の議決権の３分の２以上の多数
により解任することができる。
（報酬等）
第 26 条役員に対して、社員総会において定める総額の範囲内で、社員総会で別に定める
報酬等の基準に従って算定した額を報酬等として支給することができる。
２役員には、費用を弁償することができる。
（責任の免除）
第 27 条当法人は、一般法人法第１１１条第１項に規定する損害賠償責任について、役員
等が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合において、責任の原因とな
った事実の内容、その役員等の職務執行の状況その他の事情を勘案し、特に必要と認
めるときは、法令に定める最低責任限度額を控除して得た額を限度とし、理事会の決
議によって免除することができる。
２当法人は、外部役員等との間で、一般法人法第１１１条第１項に定める賠償責任に
ついて、法令に定める要件に該当する場合においては、賠償責任を限定する契約を
締結することができる。ただし、その場合は法令の定める最低責任限度額を限度と
する。
（顧問）
第 28 条当法人に、顧問を若干置くことができる。
２顧問は、理事会が任命する。なお、当法人の会員代表者以外からも任命することが
できる。
３顧問に対して、社員総会で定める額を報酬等として支給することができる。
４顧問のその他の必要な事項については、理事会の決議により別に定める。
第５章理事会
（理事会）
第 29 条当法人に理事会を置く。
（構成）
第 30 条理事会はすべての理事をもって構成する。
（権限）
第 31 条理事会はこの定款に別に定めるもののほか、次の職務を行う。
（１）規則の制定、廃止及び変更に関する事項
（２）理事の職務の監督
（３）代表理事の選定及び解職
（４）顧問の選任及び解職
（招集）
第 32 条理事会は代表理事が招集する。
２理事会を招集するときは、理事会の日の５日前までに、各理事及び各監事に対して
その通知をしなければならない。
３理事及び監事は、代表理事に対し、理事会の招集を請求することができる。
４
前項の規定による請求があった日から５日以内に、その請求があった日から２週
間以内の日を理事会とする理事会の招集の通知が発せられない場合には、その請求
をした理事及び監事は、理事会を招集することができる。
５第３項の規定にかかわらず、理事及び監事全員の同意があるときは、理事会は招集
の手続きを経ることなく開催することができる。
（議長）
第 33 条理事会の議長は、代表理事がこれにあたる。ただし、代表理事に事故があるとき
は、出席した他の理事のうちから選任する。
（決議の方法）
第 34 条理事会の決議は、議決に加わることができる理事の過半数が出席し、その過半数
をもって行う。可否同数の場合は議長の決するところによる。
２前項の場合において、議長は、理事として表決に加わることはできない。
（決議の省略）
第 35 条理事が理事会の決議の目的である事項について提案した場合において、その提案
につき理事全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をした場合は、その提
案を可決する旨の理事会の決議があったものとみなす。ただし、監事がその提案につ
いて異議を述べたときはその限りではない。
（議事録）
第 36 条理事会の議事については、法務省令で定めるところにより、議事録を作成し、
出席した代表理事及び監事はこれに署名押印して１０年間当法人の主たる事務所に
備え置くものとする。
第６章基金
（基金の拠出）
第 37 条当法人は、基金を引き受ける者の募集をすることができる。
２拠出された基金は、当法人が解散するまで返還しない。
３基金の返還の手続きについては、一般法人法第２３６条の規定に従い、基金の返
還を行う場所及び方法その他の必要な事項を清算人において別に定めるものとする。
第７章財産及び会計
（財産の構成）
第 38 条当法人の財産は、次に掲げるものをもって構成する。
（１）財産目録に記載された財産
（２）会費
（３）寄附金品
（４）事業に伴う収入
（５）資産から生ずる収入
（６）その他の収入
（財産の管理）
第 39 条当法人の財産は、代表理事が管理し、その方法は代表理事が理事会の議決により
定める。
（経費の支弁）
第 40 条当法人の経費は、財産をもって支弁する。
（事業年度）
第 41 条当法人の事業年度は、毎年１月１日から同年１２月３１日までとする。
（事業計画及び収支予算）
第 42 条当法人の事業計画及び収支予算は、代表理事が作成し、理事会の承認を得て、社
員総会の承認を得なければならない。これを変更する場合も同様とする。
２前項の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しないときは、代表
理事は、理事会の議決を経て、予算成立の日まで前年度の予算に準じて収入を得、又
は支出することができる。
３前項の規定による収入及び支出は、新たに成立した予算に基づくものとみなす。
４代表理事は、第１項の事業計画又は予算を変更しようとするときは、社員総会の承
認を得なければならない。ただし、軽微な変更についてはこの限りではない。
（事業報告及び収支決算）
第 43 条代表理事は、事業年度ごとに次の書類により、当法人の事業報告及び計算書類を
作成し、事業年度終了後３ヶ月以内に附属明細書とともに監事の監査を経て、理事会
の承認を得て、社員総会へ提出しなければならない。
（１）事業報告書
（２）貸借対照表
（３）損益計算書
（４）附属明細書
（長期借入金）
第 44 条当法人が資金の借入れをしようとするときは、その事業年度の収入をもって償還
する短期借入金を除き、理事会の決議のほか、運営会員総会において運営会員総数の
半数以上であって、運営会員総数の議決権の３分の２以上に当たる多数をもって行
わなければならない。
２当法人が重要な財産の処分又は譲受けを行う場合も前項と同じである。
（会計原則）
第 45 条当法人の会計は、一般に公正妥当と認められる会計の慣行に従うものとする。
（剰余金の処分の制限）
第 46 条当法人は運営会員その他の者に対し、剰余金の分配をすることはできない。
２運営会員に剰余金の分配をする社員総会の議決は無効とする。
（残余財産の帰属）
第 47 条清算をする場合において、当法人の残余財産は社員総会の決議を経て、公益社団
法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第５条第１７号に掲げる法人又は国若
しくは地方公共団体に贈与するものとする。
第８章定款の変更及び解散
（定款の変更）
第 48 条この定款は、社員総会において、運営会員総数の半数以上であって、運営会員総
数の議決権の３分の２以上に当たる多数をもって行わなければ変更することができ
ない。
（合併等）
第 49 条当法人は、社員総会において、運営会員総数の半数以上であって、運営会員総数
の議決権の３分の２以上に当たる多数をもって、他の一般法人法上の法人との合併、
事業の全部又は一部の譲渡をすることができる。
（解散）
第 50 条当法人は、一般法人法第１４８条の事由により、解散することができる。
第９章運営委員会
（運営委員会）
第 51 条当法人の事業を推進するために、運営委員会を設置する。
２運営委員会は、運営会員をもって構成する。
３運営委員会の任務及び運営に関し、必要な事項は、理事会の決議により別に定める。
第１０章事務局
（事務局）
第 52 条当法人の事務を処理するために、当法人に事務局を置く。
２事務局には、事務局長その他の職員を置くことができる。
３事務局長は、代表理事が任命する。
４事務局長その他の職員の事務分掌、給与等については、理事会の決議により別に定
める。
（書類及び帳簿の備置き）
第 53 条事務局には、次に掲げる書類及び帳簿を常に備え置かなければならない。
（１）定款
（２）会員名簿及び会員の異動に関する書類
（３）社員総会で議決権代理行使をした場合の委任状
（４）社員総会で書面により議決権の行使をした場合の議決権行使書
（５）社員総会の議事録（又は電磁的記録）
（６）第１８条第２項に規定する同意書
（７）第３５条に規定する同意書
（８）理事会の議事録
（９）会計帳簿
（10）計算書類及び附属明細書
（11）前項の監査報告書
（12）その他法令で定める書類及び帳簿
第１１章情報公開
（情報公開）
第 54 条当法人は、
公正かつ開かれた活動を推進するために、その活動状況及び運営内容、
財産資料等の情報を積極的に公開するものとする。
２情報公開に関する事項については、理事会の議決によるものとする。
（公告）
第 55 条当法人の公告は、電子公告により行う。
２事故その他やむを得ない事由によって電子公告をすることができない場合は、
官報に掲載する方法により行う。
以上

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