仕様書 - 量子科学技術研究開発機構

JT・OSA向け真空閉止フランジ(円形、矩形)の製作
引合仕様書
平成28年9月
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
核融合エネルギー研究開発部門
那珂核融合研究所
トカマクシステム技術開発部
J T-60本体開発G r
一般仕様
1.1 件名
JT・60SA 向け真空閉止フランジ(円形、矩形)の製作
1.2 目的
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(以下「量研機構」という。)は、核融合エネルギーの
早期実用化を目指し、臨界プラズマ試験装置π・60U の設備を最大限利用して、超伝導トカマク装置
JT、60SA へ改修する。
JT・60SAの真空容器及びクライオスタットには、プラズマ計測、加熱入射、及び機器の配管やケーブ
ルを接続するため大小様々なポートを有し、ポートを閉止する真空フランジが必要になる。
本件は、クライオスタットのポートを閉止するフランジの製作仕様を定めたものである。
13 納入期限及び納入場所
期限
平成29年3月21日
場所
量研機構那珂核融合研究所
(茨城県那珂市向山 801・1)
1.4 提出書類
表1.Hこ示す書類を遅滞なく提出すること。書類の提出は、量研機構那珂核融合研究所トカマク技
術開発部 JT・60本体開発グループ宛てとす、る。提出される書類は、以下の書式を用いること。
a)文書: Micros0丘社製 Word、 Excel、 Adobeネ鑁E PDF
(2)CAD : Dassaultsystem 社製 CATIAV5R23 ファイノレ形式(CATpart、 CATproduct、 CATDraW血g)、
又は中間ファイル形式(STEP、 1GES、 D>Ⅱ')
表 1.1 提出書類一覧
提出書類
製作計画書
内容及び提出期限
契約後速やかに提出すること。また、工程に変更が生じ 文書 1 部と電子
た場合には速やかに変更後の作業子定表を提出する。
社内体制表下請けを含む社内体制と作業が実施される場所を記した
文書 1 部と電子
ファイルを送付
受注業者が作成し、打合せ後 3日以内を目標に提出する
電子ファイルを
こ
確認図
フランジの製作開始前に提出するこ と。
確認
要
ファイルを送付
書類を契約後速やかに提出すること。
と
議事録
部数
不要
要
送付
文書 3 部と電子
要
ファイルを送付
試験検査要領書試験検査を開始する前に提出すること。
文書 3 部と電子
ファイルを送付
要
完成図書
完成図書は、製作報告書、議事録、製作履歴及び試験検 文書 3 部と電子
査成績書、完成図で構成される。印刷物及びその電子フ
不要
ファイルを送付
アイルで納入tること。
1.5 納入品
表 1.2 納入品一覧
納入品目
員数
円形真空閉止フランジ
2枚
矩形真空閉止フランジ
9枚
保管用の枕木等
1式
1.6 貸与品
納品の搬入時に必要なクレーン及びフォークリフトを無償で貸与する。ただし、クレーンは建屋に
よりクレーン等がない場合は、必要に応じて適切な機器を用意,、ること。
1.7 検収条件
3 章に定める試験/検査に合格した製品を 1.5項に示した員数分納品するとともに、1.4項に示した提
出書類が納期内に提出されることをもって合格とする。
1.8 協議
本仕様書に記載されている事項、及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、量
研機構と協議し、その決定に従うものとする。
1.9 特記事項
・受注業者は、量研機構と十分協議して製作工程を決定し、その決定に従うこと。
受注業者は、フランジ製作に関わる全工程において品質管理を行うこと。
受注業者は、量研機構から提示する本作業のために必要な情報や貸与した資料を、本契約以外の目
的で第三者に開示や提供してはならない。
受注業者は、本作業中に量研機構の財産に損害を与えた場合には、その保障について量研機構と協
議し、その決定に従うものとする。
受注業者は、検収後1年以内に設計、製作上の最癌が発見された場合、無償にて速やかに補修又は
交換を行うものとする。
2 技術仕様
円形及び矩形真空閉止フランジを 1.5項に示,、員数分製作すること。フランジの材質はSUS304とす
る。寸法については、特に指示なき場合はJISB0405m (中級)とする。フランジの合わせ面及び真空
シール溝は、JISB2290 「真空装置用フランジ」に準拠して製作し、フッ素ゴム0りングを真空シール
材に使用する場合、継手の気密が保たれるような表面仕上げ及び平面度とする。表面性状については、
真空接面側においてフランジ合わせ面以外の特に指示なき箇所は機械加工面とする。表面処理は、製
作後に全面にわたって脱脂洗浄すること。特に指示なき角部についてはC03面取り加工とする。
2.1円形真空閉止フランジの製作
図 1に円形真空閉止フランジの形状及び寸法(参考)を示す。真空シーノレ溝の形状はあり溝とし、
加工寸法はJISB24010 りング呼び番号V480 Ⅵ055 に適合すること。あり溝内の表面粗さは、底
面Ra=1.6叩以下、側面Ra=3.2卜血以下とし、溝の長手方向に平行な研磨痕以外の加工等の痕跡は有
しないこと。図 1 に指示するあり溝の周長寸法は参考値とし、詳細については製作前に量研機構と
協議の上、決定する。フランジの側面に吊り金具(アイボルト等)を取り付けるためのタップ穴を2
箇所設けること。タップ穴径及び穴位置等の詳細については、製作前に量研機構と協議の上、決定
する。
2.2 矩形真空閉止フランジの製作
図 2 に矩形真空閉止フランジの形状及び寸法(参考)を示す。フランジ合わせ面は、真空シール
材の長手方向に平行な研磨痕以外の加工等の痕跡を有しないこと。フランジの側面に吊り金具(ア
イボルト等)を取り付けるためのタップ穴を 4 箇所設けること。タップ穴径及び穴位置等の詳細に
ついては、製作前に量研機構と協議の上、決定する。
3
試験及び検査
試駒検査の項目を表3.1に示す。試駒検査の結果は,試験検査成績書にまとめること。
表3.1 試駒検査項目一覧
NO
試験方法
判定基準
目視による
機能を害する著しい欠陥、キズのない
寸法測定
ノギス等、その他測定器に
確認図に指定された寸法、平面度、表
よる
面粗さの値どおりであること。
こ
外観検査
2
と
1
項目
4 梱包及び納入形態
4.1 梱包
製作したフランジの真空接面側を適切な緩衝剤を用いて保護養生してから、ポリエチレンで密封
梱包し乾燥材とともに封入すること。保管時の荷積みについては、フランジに無理な力が加わるこ
とのないように注意すること。フランジを重ね積みする場合は、フランジに生じる荷重をあらかじ
め概算し、枕木の形状や本数を決め、量研機構の確認を得ること。
4.2 納入形態
製作したフランジを量研機構が指定する場所へ納入すること。納入時の荷下ろし等の作業は受注
業者が行う。フランジ保管用の枕木等は製品とともに納入すること。納入作業に必要な運搬具等は
受注業者があらかじめ用意すること。量研機構の所持するクレーンやフォークリフト等が使用でき
る場合に限り貸与する。
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