報 道 機 関 各 位 平成28年 9 月30日 函館開発建設部 広報官 電 話 0138-42-7702 第21回函館開発建設部総合評価審査委員会の 審議概要について 函館開発建設部では、第21回函館開発建設部総合評価審査委員会を平成28年 9月8日に開催しましたので、審議概要についてお知らせします。 当 部 で は 、「 公 共 工 事 の 品 質 確 保 の 促 進 に 関 す る 法 律 ( 平 成 1 7 年 法 律 第 1 8 号 )」 等の趣旨を踏まえ、総合評価落札方式、プロポーザル方式等によって発注する工事 ・業務の技術提案に対し、中立かつ公平な審査・評価を確保するため、学識経験等 を有する者から意見を聴取することを目的として、函館開発建設部総合評価審査委 員会を設置しています。 今回の委員会では、平成27年12月1日から平成28年6月30日までに契約 した工事103件、業務92件が対象となり、そのうち工事4件、業務1件を抽出 して審議が行われました。 (対象工事・業務) ・一般国道228号 ・今金北地区 函館市 桔梗高架橋耐震補強工事 南豊受工区区画整理工事 ・函館空港滑走路老朽化対策工事 ・函館港北ふ頭地区-6.5m岸壁建設工事 ・北海道縦貫自動車道 【問合せ先】 国土交通省 七飯町外 オオヌマトンネル技術検討業務 北海道開発局 函館開発建設部 技術管理課 課長 上川 功一 (0138)42-7682 (内 線 391) 技術管理課 課長補佐 山田 了士 (0138)42-7682 (内 線 392) 函館開発建設部ホームページ http://www.hk.hkd.mlit.go.jp/ 第21回函館開発建設部総合評価審査委員会審議概要 開催日及び場所 平成28年9月8日(木)函館開発建設部地下会議室 15:00~17:35 澤村 秀治(函館工業高等専門学校教授) 委 員 山下 成治(北海道大学大学院准教授) (五十音順) 議 事 (1) 第21回審議対象工事(H27.12.1~H28.6.30 契約 103件)概要について (2) 第21回審議対象業務(H27.12.1~H28.6.30 契約 92件)概要について (3) 抽出工事の審議(4件) (4) 抽出業務の審議(1件) 委員からの意見・質問、それに対する回答等 意見・質問 回 答 (1)第 21 回審議対象工事(H27.12.1~H28.6.30 契 約 103 件)概要について ・特になし (2)第 21 回審議対象業務(H27.12.1~H28.6.30 契 約 92 件)概要について ・特になし ① 一般国道228号 函館市 桔梗高架橋耐震 補強工事 ・施工計画評価結果の中で、(6項目目に)既設コ ・評価した主な要素は、どちらかというと新旧コ ンクリート面に吸水調整材を塗布することでひ ンクリートの密着性が向上されるという方で び割れの抑制及び新旧コンクリートの密着性を 評価しています。 向上させるとして評価していますが、ひび割れは あまり関係ないと思いますがどうですか。 -1- 委員からの意見・質問、それに対する回答等 意見・質問 回 ・設計震度はどれくらいの想定をしていますか。 答 ・道路橋示方書の改訂に伴い、(レベル1・2と いうように段階的な検討で)想定しうる最大の 地震動で設計しています。 ・今回、求めている評価テーマについては、コンク ・工事内容を勘案すると、耐震補強のダンパー工 リートの品質管理で求められていますが、耐震補 等は、評価を求める要素が少ないため、現地で 強工事ということなので、もっと耐震的な要素で 作業する中で一番重要な要素として、橋脚断面 求められなかったものですか。 補強工のコンクリートの品質管理で評価を求 めています。 ・評価結果を全体的に見ると、新技術を取り入れる と評価されているように見えますが、きちんとコ ンクリートを打設して完成させるというような 方向性での提案の求め方に変えていった方が良 いと思われます。 ② 今金北地区 南豊受工区区画整理工事 ・今回の台風による工事の遅延は、当初の工期設定 ・今回の台風により滞水等が見受けられ仮排水等 に含まれていますか。 に排水を行っています。このような対応で工事 の遅延があり、工期を延伸する必要があれば工 期を延伸します。 ・工事期間中における安全対策については、架空線 ・現場の出入り口に架空線及び電柱があるため、 及び電柱に留意するとありますが、現場内の架空 資材の運搬時等に留意する必要があります。 線及び電柱に留意するということですか。 ・区画整理工事の周辺環境対策については、クラウ ・規格値を超えた場合は、現場に設置した警報で トロガーを使用し、騒音や振動を軽減するとあり 注意を促し、減速等により騒音や振動を軽減す ますが、どのように騒音や振動の軽減に繋がるの るものです。 ですか。 また、事務所のパソコンには、データが表示さ れるので、リアルタイムで現場を確認し、休止 や減速等の対応を図ることとしています。 -2- 委員からの意見・質問、それに対する回答等 意見・質問 回 答 ③ 函館空港滑走路老朽化対策工事 ・施工計画の評価については、特記仕様書・仕様書 ・そのとおりです。 などで決められている項目をクリアした上で新 標準的に特記仕様書・仕様書などで規定されて たな技術提案を評価していこうという趣旨です いるものは5点、2.5点の一般的として評価 か。 しています。 ・標準より劣りの2.5点は特記仕様書・仕様書に ・特記仕様書・仕様書に規定されているキーワー 規定されている内容より劣るということですか、 ド的なものは書かれていますが、それをより確 それなら減点になるのですか、それでも加点され 実性を持たせるための具体性に欠けるなどの ているのは違和感があります。 場合は2.5点としています。 ④ 函館港北ふ頭地区-6.5m 岸壁建設工事 ・定型的・継続的な工事の場合、施工能力評価では ・施工能力で点数が僅差なので、施工計画評価の あまり差が開かないと思いますが、何か差別化す 点数の比率を増やす試行工事を実施して、その る方法はあるのですか。 様子を見ながら、上記工事を増やしていくこと としています。 ・施工計画評価内容で本工事では大型機械を使用す ・昨年、大型機械に関する留意点を求めており、 ることが大きな留意点となりますが、それについ 本工事は昨年の継続工事であることから、テー ての内容が必要なのではないのですか。 マを変えて行っています。 ⑤北海道縦貫自動車道 七飯町外 オオヌマトン ネル技術検討業務 ・参加者が2社しかない中、どちらの社もトンネル ・どちらの社もトンネルに関する業務経験は有し 業務を行っているはずですが、どうしてB社は類 てます。B社は書いていませんでした。 似実績を書いていないのですか。 ― -3- 以 上 ―
© Copyright 2025 ExpyDoc