検査機器等備品(その1) 共通仕様書 1. 概要 本件の目的は沖縄県衛生環境研究所(以下、 「甲」という。)の新庁舎の整備に係る 備品の調達を行うものである。詳細な仕様については個別の仕様書に記載する。 2. 件名 検査機器等備品(その1)一式の調達 3. 品名及び数量 別紙「購入リスト」および個別仕様書に記載 仕様書 No.1~6、7-1、8~14 の物品 4. 納入場所 沖縄県衛生環境研究所(新庁舎) 沖縄県うるま市兼箇段 47 番・他 17 筆 納入する部屋名については別紙「購入リスト」及び個別仕様書に記載 5. 納入期限 平成 29 年 1 月 24 日(火曜日) 原則として平成 29 年 1 月 4 日(水)から平成 29 年 1 月 24 日(火)までの期間で 納入・設置を行うこと。ただし、新庁舎の引渡時期に従うため、引渡が早まった場合、 または遅れた場合は、受注者(以下、「乙」という。)と協議のうえ変更できるものと する。 6. 費用について 追加費用は一切認めない。 特にユーティリティー(電気・給排水・給排気等)関連の事前確認は徹底して行い、 備品の設置に追加工事が必要な場合は、乙の責任によって行うこと。 7. 納入スケジュール 納入業務の詳細なスケジュールについては、甲および各機器のメーカー並びに設置 業者、運送業者等と十分な協議のうえ決定し、乙は予め甲にスケジュールを提示して 了承を得ること。不慮の天候不順等による遅延については協議の対象とするが、行程 の遅れが無いよう納入計画等を立案すること。 8. 搬入経路の確認・確保等 搬入経路については、甲の担当者の立会いのもと、徹底して事前確認を行うこと。 なお、搬入に関して、経路の確保が困難な場合は、甲と協議のうえ作業方法を決定し、 対応すること。 また、新庁舎では多くの部屋がパーテーションで仕切られており、搬入の際にそれ らの取外しを行った場合や、臨時に搬入路を設けた場合は、防犯対策を徹底するとと もに、作業終了後は速やかに原状回復を図り、甲の確認を得ること。 9. 作業体制等 納入・設置作業の円滑な実施のため、本作業を履行できる体制(搬入本部等)を設 けるとともに、作業に携わる担当者の氏名・職位・業務分担等の必要事項をあらかじ め甲に提出すること。なお、体制には業務管理技術者を置くとともに、現場に常駐す る主任技術者および機器調整作業責任者、ユーティリティー工事作業責任者、および 搬入等の作業に係る現場作業責任者を必要数配置すること。また、緊急時に備え、緊 急連絡体制表を甲に提出すること。 10. 作業日・作業時間 納入の作業時間は原則として、土曜日・日曜日・祝祭日を除く午前 9 時から午後 5 時までとする。ただし、特別な事由等によりあらかじめ甲の承認を得た場合はこの限 りでない。 11. 養生 (1)養生場所 納入先の廊下の床の養生は、移設請負業者が行う。また、玄関、ロビー、廊下 の壁や角、通路、階段、壁、バルコニー等や必要と思われる道路部分等、搬入の 対象となる場所で、損傷の恐れのある全ての場所に養生を施すこと。なお、納入 備品の特性上、搬入時において特別に追加養生が必要な場合は、甲と協議のうえ 必要な追加養生を行うこと。 (2)養生の実施方法 養生については、事前に使用資材、取付け方法・場所等の詳細を記載した養生 計画書を甲に提出し、甲の承認を得るとともに、養生施工後は甲の確認を受ける こと。 (3)養生の実施時期等 養生は搬入作業の行われる前までに設置・完了し、必要な時期まで養生を維持 すること。 (4)養生の撤去 搬入作業の終了した部分の養生については、作業終了後速やかに撤去作業を行 い、甲の確認を受けること。 (5)原状回復 養生の撤去に際しては、損傷、汚れ等の有無について甲の承認を得ること。な お、養生部分に損傷や汚れ等が認められる場合は、甲の指示に基づき、乙が原状 回復を図ること。 12. 配置図面の作成および確認等 甲が提示する納入先の室内レイアウト、甲との協議及び新庁舎のレイアウトの確認 を予め行うこと。この確認を基に、納入備品の搬入準備、搬入順序及び設置場所等に ついて熟慮した上で納入先配置図面を作成し、甲の了解を得ること。また、納入先配 置図面の修正や新庁舎設備の変更及び追加が必要となった場合は、必ず甲の承諾を得 た上で施行すること。その際、新庁舎設備の変更に伴って生じた費用は乙の負担とす る。 13. 納入作業実施上の留意事項 納入作業の実施に当たり、法令の定める資格を要する作業については、有資格者を 確保して実施するものとし、法令の規定を遵守し、安全作業に努めること。 14. 納入備品の据付調整 納入備品の据付調整については、以下のとおり対応すること。 (1)甲の指示する場所に納入・設置し、甲の指定する場所に据付けること。 (2)高さ 1,800mm を超える備品や重ねて設置する備品については、転倒防止策を施 すこと。ただし、個別の仕様書に別途記載されている場合は、この限りでない。 (3)上記の作業は、十分な技能を有する技術者が行うとともに、甲の担当者と十分 に協議し、作業実施に当たってはその指示に従うこと。 15. 梱包資材の回収 (1)梱包資材として、トライウォール・折り畳みコンテナ等を所有している場合は 極力使用し、廃棄物の発生を出来るだけ抑制すること。 (2)梱包資材の回収・撤去は、納入・設置作業が終了後、速やかに行い、残置しな いこと。 16. 事前報告 各種作業の実施に当たっては、事前に当日の作業に従事する人員、車両数、作業手 順、作業計画からの変更事項の有無等について甲に報告すること。また、作業の内容 や納入物品等に不測の事態および事故等が発生した場合は、速やかにその内容を報告 し、甲の指示を受けて解決を図るとともに、その経過を報告すること。 17. 作業の進捗管理 作業の進捗状況を管理し、その実施に際して発生した課題について自ら解決に当た るとともに、甲の担当者の指示に従い、作業の進捗状況を甲へ報告すること。また、 作業の実施に当たっては、甲の担当者と十分に協議しながら進めること。 18. 作業完了の報告 本作業について、1 日の作業終了後並びに全作業終了後、作業実施状況や作業完了の 状況等について、乙は速やかに甲に報告を行うこと。 19. 安全確保の義務 納入作業の実施に当たっては、関係法令を遵守し、保安要員や警備員を配置するな ど、第三者のほか来訪者、甲の職員、その他関係者の安全確保に万全を期すとともに、 安全確保に努め、事故の絶無に万全を期すこと。なお、事故防止と安全確保のため、 以下の対策を講じること。 (1)納入作業期間中は、納入先の搬入口等の道路部分について、交通保安要員若し くは警備員を配置し、歩行者及び車両の誘導を行うこと。 (2)車両の搬出入路、積下し作業が行われる場所等で安全を確保する場所について は、甲の指示に従い、交通保安要員若しくは警備員を配置すること。 (3)各種資材の配布作業、その他の作業を実施するときは、第三者、来所者、職員、 その他関係者の安全を確保するため、必要に応じ道路等に交通保安要員若しくは 警備員を配置すること。 (4)みだりに道路等に納入物品および残置物品を積載し、通行の安全の妨げになら ないよう十分に配慮すること。 (5)作業の実施に当たっては、豪雨、暴風、出水、地震、落雷等の自然災害に対し て、常に被害を最小限に食い止めるための防災体制を確立しておくこと。また、 災害防止のため必要があると認めるときは、乙は臨機の措置をとり、その内容を 速やかに甲に報告すること。 20. 補償 万一、納入作業中に本業務の受注者の責めに帰すべき事由により下記の人身事故、 物損事故、納入物品の破損・遺失・盗難等の事故が発生した場合は、直ちに甲の担当 者に連絡してその指示に従うとともに、その損害の補償は乙の責任において行うこと。 (1)第三者、来訪者、甲の職員、その他関係者の人身事故 (2)作業車両等による全ての人身事故 (3)敷地内の縁石、植栽、建物、構造物とそれに付随する設備に対する物損事故 (4)納入物品に対する事故 (5)その他業務の受注者の責めに帰すべき事由に基づく事故 21. 秘密の保持等 本作業ならびに契約により知り得た秘密を第三者に漏洩しないこと。作業完了後も 同様とする。 22. 移設業者や別途備品納入業者との連絡調整 既設備品の移設や本件以外の新規購入契約備品については、甲は別途発注するが、 これらの移設・設置が本納入と同時期にあたる場合は、本契約における納入備品の納 入・設置とその他の新規備品ならびに移設備品の移設・設置が円滑に行われるよう、 納入の準備段階において、甲の指定する移設業者と日程調整を行い、各種作業を進め ること。 23. 遵守事項その他 (1)19.に記載する安全確保に関しては、最大限注意を払うこと。 (2)作業従事者には氏名札、腕章等を着用させるなど、当該者が本作業の従事者で あることが明らかにわかるようにすること。 (3)本作業に関係のない場所にみだりに立入らないこと。 (4)作業従事者に対し、立入制限区域、事故、異変等の緊急時の対応、職員等への 接遇について十分指導すること。 (5)指定場所以外での喫煙は厳禁とし、防災に特段の留意をすること。 (6)法の定める資格を有する作業については、有資格者を配置して実施するものと し、法令を遵守して安全作業に努めること。 (7)作業終了後の清掃については、原則として養生撤去の際に原状回復レベルで対 応すること。また、作業に関しては、内履きを用意する等、建築物を汚さないよ う努力を怠らないこと。 (8)納入の際に通行する経路(公道)についてはあらかじめ甲の承認を得ること。 納入に際しては、近隣住民等に迷惑をかけないよう最大限配慮すること。 (9)乙は、請負業者賠償責任保険に加入すること。 (10)本業務の実施に当たり、本仕様書に記載のない事項または疑義が発生した場合 は、速やかに甲と協議を行い、作業を実施すること。 (11)甲が所有している機器や設備等に破損・故障がみられた際には、乙は甲に報告 するとともに、甲と協議の上、その指示に従い、正常な状態に回復させなければ ならない。
© Copyright 2024 ExpyDoc