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●問い合わせ・相談など⋮
p.27 市報たいない 2016.10.1
︽胎内市教育相談体系化連携事業︾
相談窓口:こども支援課こども支援係☎ 43・0304(相談直通)
㈪~㈮午前 8 時 30 分~午後 5 時 15 分〔㈯・㈰・㈷を除く〕
※来所、電話でのご相談に応じます。必要に応じて、家庭訪問も
可能です。
または 児童相談所全国共通ダイヤル
☎ 189(24 時間つながります。
)
学校教育課学校教育係
︵内線2312・2313︶
他人から見た自分の姿を意識す
〇指示は短く具体的に行う。
るようにもなり、自己形成が始ま
〇視聴覚機器や絵、写真など、視
ります。自分の考えや主張はある
覚を通してわかりやすいものに
ものの、コミュニケーションの方
する。
法が未熟で、トラブルが起きるこ
〇﹁できるところ、いいところ﹂を
とが多いのもこの時期です。それ
認め、具体的にその場で褒める。
が要因となって、やる気を失った
また、学習支援は直接進路にも
り、ストレスを抱えたりすること
つながっていきます。 年間の学び
になり、様々な面で影響が出てき
の中で自分のできること、苦手な
ます。そこで次のような取り組み
ことを理解し、適切な進路を選ぶ
を実施しています。
ことができるようサポートを行って
〇定期的または随時﹁教育相談﹂
います。
︻進路におけるサポート︼
を行い、一人一人の悩みや問題
① 特別支援学校へ進学を希望し
を把握しアドバイスをする。
ている場合
〇﹁Q︲U検査﹂学級満足度調査
を行い、学 級 集団の状 態や 生
特別支援学校では、就労に向け
た学習を行っています。その準備
徒一人一人の意欲や満足感など
を把握する。
として
﹁あいさつ﹁
﹂返事﹁
﹂言葉遣い﹂
な
ど
基
本
的
な
こ
と
が
で
き
る
よ
う
に
これ らの 取 り 組 み を 通 し て、
支援しています。また同じ作業を
個 人はもちろん学 級 集団がよい
一時間続けることができるような活
方向に向くような方策を見付け
動もしています。
るための研修を行い、その後の指
② 特別支援学校以外の高等学校
導・助言に生かしています。
などへ進学を希望している場合
﹁うちの子はどうしてできない
の﹂と思うことはありませんか。
必ず入試を受ける必要がありま
す。そのため、支援は学習指導中
困難さを抱えるお子さんには、さ
心です。授業での支援のほかに放
ま ざ ま な 要 因 が 考 え ら れ ま す。
課後支援を行う場合もあります。
生徒一人一人に適したサポートが
︻人間関係のサポート︼
できるよう、保護者が一人で悩ま
ず学校や市の相
中 学 生は、生活の場の広がり
とともに人と接する機 会も増え
談 窓 口へいつで
るために社 会 性が発 達する時 期
も気軽に相談し
です。同時に他人と自分の違いや、 てください。
3
受け付けた相談・情報について
は、市と児童相談所が連携して
子どもの安全を確認し、支援を
行います。
通告(相談)した方の秘密は、
固く守られます。
子どもの虐待“もしや?”と思ったら…ためらわずにご連絡を
中学生の子どもたちへのサポート
年間は、体だけでな
中学校
く、心も大きく成長する時期です。
出身小学校が違う生徒と一緒に生
活するようになったり、部活動に
所属するようになったりと、たく
さんの集団とかかわることで、人
間関係も広がりをみせます。また、
様々な経験を通して﹁
、失敗﹂や﹁成
功﹂体験を積み、自分のことをあ
らゆる角度から見つめ直すことで、
将来に向けての準備を始める時期
とも言えます。
また、大 人だけでなく、中 学
生も家を一歩出るとたくさんの不
安や悩みをもち、ストレスを抱え
て生活をしています。特に、﹁学習﹂
﹁人間関係﹂そして﹁進路﹂にお
いては、適切なサポートが必要に
なってきます。
︻学習面でのサポート︼
中学校では、教科担任制となり、
教師が毎時間替わります。その利
点を生かしながら、複数の教師が、
生徒一人一人の学習状況を把握す
ることができます。また、教師は
共通の取り組みとして﹁学習にお
けるユニバーサルデザインラーニン
グ︵UDL︶を取り入れた授 業﹂
を継続しています。具体的には、
〇授業のめあてや流れを提示し、
見通しをもたせる。
〇黒板や、生徒の視界に入る壁に
なるべく掲示物は貼らない。
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子ども虐待を防止す
が込められています。
子どもを
子どもを虐待
虐待から守りましょう
から守りましょう
オレンジリボンには、
「
『もしかして』
あなたが救う 小さな手」
るというメッセージ
児童虐待は、家庭内で起こることが多いため、発見が難しいものです。虐待を防ぐには、学校やこども園、保
育園をはじめ、子どもたちを日ごろから見ている地域の大人たちの『気付き』が大切となります。
「よその家庭のことだし…」「しつけだろう…」「通報しても虐待でなかったらどうしよう…」などと思うかも知
れません。しかし、「毎日、泣き声が激しい」「けがが増えてきている」「服や体がいつも汚れている」など、見た
り聞いたりしていて「おかしいな?」と気付いたら、下記に連絡してください。
子どもは自分で助けを求めることができません。地域に暮らすわたしたちみんなで、子どもたちを見守ること
が大切です。