〈講師紹介補足〉 アルフォンス・デーケン先生:上智大学名誉教授。1932年ドイツに生まれる。フォーダ ム大学大学院(ニューヨーク)で哲学博士(PhD)の学位取得。1959年来日。長年、上智 大学で「死の哲学」を講じる。「東京・生と死を考える会」名誉会長、「生と死を考える会全 国協議会」名誉会長。1975年アメリカ文学賞(倫理部門)。1989年第3回グローバル社会福 祉・医療賞。1991年全米死生学財団賞および〈わが国にはじめて「死生学」という新しい 概念を定着させた〉という理由で第39回菊池寛賞。1998年「死への準備教育」を普及の功 績によりドイツ連邦共和国功労十字勲章。1999年第15回東京都文化賞、第8回若月賞など を受賞。主著書『よく生き よく笑い よき死と出会う』 新潮社、他多数。 2016年度越前喜六先生の「人間学講座」のご案内 わたしは、人間がいかなる存在であるかを探求するのをライフワークにしてきた。そこ で分かったことは、人の意識が 自分自身と周りの環境や状況を 創造しているという法則が あるということだ。したがって、各人の知識と知恵が、自分と自分の周囲の幸不幸、吉凶 禍福を引き寄せているというこ一も分かった。 今回、「キリスト教入門講座」とは別に、人生の生き方を 考える「人間学講座」を開講 したのは、社会や家庭で忙しく生きておられる 方々も、僅かの時間さえあれば、おのれを 振り返ることができる機会を提供したいからです。また、わたしは人生コンサルタントで はありませんが、長年、人間学の研究 や講義、また神父としての内省と活動 を通して学ん できたことが、少しでも悩み多き人々のお役に立つことができればと思い、自由な学びの 場としてこの講座を設けました。気楽に利用されたらいかがでしょうか。 記 趣旨:人は何のために学ぶのか?人は先天的に知能や才能などがあっても、学ばなけれ ば、すでに知っている真理を思い出すことができないからです。学んで真理を想起してこ そ、人は賢くなれるのです 。学問の目的は、人間とは 何か、自分とは何者かを悟 る(想起) ことにほかなりません。それには人間とは何か、何のために生きるのか、いかに生きるべ き か な ど の 根 本 的 問 題 か ら 、性 格 、 自 己 意 識 、 身 体 、心 ( 精 神 ) 、 魂 、 人 間 関 係 、 罪 悪 、 悪の問題、苦、善、徳、欲求、愛など人間に関わる具体的な問題を学ぶ必要があるでしょ う。共に考え話し合っていきたいものです。 日時 :前期2016年4月4日(月)開講∼7月12日(月) 曜場 後 期 2 0 1 6 年 9 月 2 6 日 ( 月 ) ∼ 2 0 1 7 年 l 月 3 0 日 (月) 日:月曜日午後6時30分∼8時(話し合いを含む) 所:岐部ホール(聖イグナチオ教会向かい)3階302室 =i= 102-0083 東京都千代田区麹町6- 5-1 越 前 携 帯 : 0 9 0 一 8 6 4 9 - 8 0 0 4 Eメール : echi zen@ soph ia.a c.lD 携帯メール : [email protected].;lI) 会 教 費:必要経費として一人1期5,000円程度を寄付としてお願いします。 材一応、レジュメを作成するつもりです。 ヘルパー:講座日誌、参加者名簿(個人情報を尊重、最低必要な事項)作成、宣伝・ 連絡事項など。講座内でできます。
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