食育通信 No.2 No.2 平成 28 年9月29日 三木市立口吉川小学校 給食時には、毎日子どもたちの楽しそうな笑顔があふれています。苦手な食べ物に、イヤ な顔をして見せても、それを励ましてくれる友だちがいると頑張れるようです。しかし、好 き嫌いに関わらず、食事に 50 分ほどかかり昼休みに遊びにいけない児童や、逆に 5 分程度 で食べ終わってしまう児童も複数います。フランス料理のように、1皿ずつ順に空になるま で食べてから次のおかずを食べる、 「重ね箸」をする児童も多いです。日本の文化では、白米 とおかずを交互によくかんで食べる「口内調味」が推奨されてきています。 食事は内容だけではなくて、食べ方もとても大事です。今回は、 「よくかんで食べることの 大切さを知り、意識的にかんで食べようとすること」を目標に、吉川調理場の栄養教諭、久 保先生と黒木先生にご指導いただきました。 かむことの8つのいいこと、合言葉は、「ひみこの歯がいーぜ」です。卑弥呼は、なんと 1 回の食事で 3990 回かんで食べていたそうです。 よくかんで食べる為には、以下のことも大切です。 *1口 *1口 30 回を目標に、 回を目標に、かむことを意識する。 *歯ごたえのあるものを 歯ごたえのあるものを意識して ものを意識して食べる 意識して食べる。 食べる。 (小魚、タコ、ごぼう、切り干し大根 等) *調理の時は、1 調理の時は、1口の大きさを少し大きめに切る。 口の大きさを少し大きめに切る。 *むし歯は病院で治す。 咀嚼力判定ガムは子どもたちに大人気でした。1 分後と 2 分後の色の違いによくかむことの大 切さを実感してもらえた様子です。 給食は、配膳員の瀬ノ上さんに 入っていただき、1~3年生で 一緒に食べました。給食はたく さんの人の支えで、私たちの手 元に届きます。感謝の気持ちを 忘れずに、大切に食べてもらえ るよう願っています。 8020 推進財団
© Copyright 2024 ExpyDoc