北洋新聞

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
第840号
平成28年9月28日(水)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
問題となっているのは、住宅ローン減税の恩恵が少な
い中低所得層に最大30万円を支払う「すまい給付金」。
平成25年度補正予算を財源に1,600億円の基金を設けたが、
平成26年度と27年度の申請ぶんで給付が決まったのは262,
499件、計558億7,800万円で、基金のわずか34.9%にとど が、増税延期にともない延長される見込み。しかし、当
まった。
初は平成29年12月までの予定で、延長がなければ、予算
の半分程度に留まる計算。平成27年10月までの1年半分
利用者が低迷しているのは、対象世帯の年齢制限と所 として1,600億円を用意したが、急遽、700億円を国庫に
得制限が主な住宅購入層を除外しているためだ。例えば、 返納した。
住宅ローンを利用しない場合は、50歳以上で年間所得の
目安が510万円以下が対象となる。「年齢が高くて所得が
給付金は、民主党政権時に消費増税を決める議論で、
低い世帯」が住宅を購入するケースは少なく、実施前か 住宅取得について「総合的な対応」を盛り込んだことが
ら、消費増税の緩和策としては欠陥が多いとの指摘があっ 発端。詳細は安倍政権が決めたが、実際の活用ぶりは他
た。
の政策と比べて著しく低調。「史上最悪の愚策」との声
も出始めている。一部の住宅評論家は、給付金を評価し、
給付は、平成31年6月までの入居者を対象にしている 「増税後に反動減が発生しない」と主張していた。
利用低迷続く
消費税増税に伴う対策で、住宅購入者を対象に創設さ
れた給付金の支給が、2年間の申請ぶんで予算の35%し
か決まっていないことが、国交省の基金シートで明らか
になった。
|経済
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平成28年9月28日(水)
北洋新聞
訪日外国人
増加率鈍化
法務省出入国管理統計によると、8月に新千歳空港で入国した
外国人は前年同月比プラス16.4%の104,355人だった。
平成28年上半期は前年同期比プラス21.5%。平成27年下半期は、
前年同期比プラス37.0%を記録しており、増加率の鈍化が目立っ 人増加は、北海道観光業界のマイナスイメージを増加させるとの
てきた。背景には、中国経済の減速や円高傾向などが考えられる 懸念があるからだ。
が、はっきりしていない。鈍化しているものの増加傾向は続いて
いることから、一時的な現象との見方もある。
急激な増加は各所で混乱が避けられないが、前年比プラス20%
程度であれば、受け入れ側も十分に対応できるとの指摘もある。
一方、外国人観光客の増加に歯止めがかかることを歓迎する声 また、客数自体は横ばいでも、富裕層の割合が増えることで、一
もある。空港カウンターや税関の混雑状況から、これ以上の外国 人当たりの消費単価上昇を期待する声もある。
宮川建設再生計画
7年で完了
平成21年に経営破たんした宮川建設が、9月27日に民事再生計
画を完了した。
同社は、分譲マンション「エクセルシオール」を大量に販売し、
最盛期には札幌市内最多供給数を記録。低価格を武器に、マンショ
ン業界をリードしてきた。しかし、リーマンショックをきかっけ
に札幌のマンション市況が縮小。売上が減少し、リストラを進め 済する予定だった。
たが、平成21年に民事再生の申し立てを行った。
同社は、分譲マンション事業から撤退し、賃貸マンションの販
再生計画では、スポンサーを募ることなく自力で弁済する自主 売に特化。アパート経営ブームの影響もあり、予定より3年早く
再建方式を採用。札幌地裁から認められたうえで、10年計画で弁 弁済を終えた。
|不動産
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平成28年9月28日(水)
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マンション管理組合の運営を巡って意見対立が起きる
と、解決が非常に難しい。小さな議題であっても、感情
的な議論に発展するケースが多いので注意が必要だ。
意見がまとまらない主な原因は、理事たちの本業にあ
る。大学教授や経営者、公務員など、本業では指示を出
す立場にあり、他人の意見に従う経験が少ない者たちが
集まると、それぞれが強く主張するため、まとまらない
のだ。理事会の立場に上下関係はないが、「対等な立場
で議論すること」に慣れていない人が理事になると議事
が進みにくくなる。
理事長は調整能力を買われて選ばれたのではなく、順
番で引き受けたケースが多いのも解決を難しくしている
一因だ。激しい議論の末、多数決で決めた場合には、
「感情的なしこり」が残る。賢い理事長であれば、議題
をウヤムヤにするか、多数派が折れることで良好な関係
を維持するだろう。しかし、議事運営に不慣れなメンバー
が多い場合は多数決で決まってしまう。
「感情的なしこり」が発展して、次の役員改選でモメ
たりすることもある。抗争が激化すると、誹謗中傷合戦
が始まり、運営に支障が出始める。毎日、顔を合わせる
ので、マンション内の雰囲気も悪くなるだろう。企業内
や企業間抗争と違い、着地点がないのが特徴で、関係修
復は不可能だ。次第に、雰囲気を察知して、売り逃げる
人が出始める。
同じマンションで複数の住戸が売り出されているのは、
この理由の場合が多いので、内部事情が分からなくても、
「問題がありそうだ」と気づくことが可能だ。大規模修
繕工事が停滞すれば、さらにスラム化が進むので注意し
たい。
得策は売り逃げ
理事会の派閥抗争
関係修復は不可能
|娯楽
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平成28年9月28日(水)
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この楽曲は、11月2日に発売されるDEENの45枚目の
両A面シングル「記憶の影(DEEN)/遊びにいこう!(K
YADEEN)」に収録される。DEENは、デビュー23年にし
て初めてのユニット結成となる。
ユニット結成は、キャイ〜ン天野ひろゆきのラジオ
番組にDEENボーカル池森秀一がゲスト出演した際に、
同級生であることが判明し意気投合。DEENとキャイ〜
ンの響きが似ていることで盛り上がり、その場でユニッ
ト名が「KYADEEN キャディ〜ン」に決定。
スで参加。ついに、KYADEENのデビュー曲となる「遊び
にいこう!」が誕生した。
その後、池森の呼び掛けに応じ、天野は池森とツイ
ンボーカルを務め、また歌詞も共作することが決まっ
た。年末へ向けたカラオケソングの新定番となるべく、 「遊びにいこう!」のミュージック・ビデオでは、
池森と天野のデュエットも息がピッタリ。また、ウド オープンカーに乗った5人が明るく楽しい演奏や、バ
鈴木は演奏に花を添える“エアーサックス”とコーラ ラエティを意識したパフォーマンスを繰り広げている。
天野とツインボーカル
DEENが、キャイ〜ンとの5人組新ユニット・KYADEEN
を結成。新曲「遊びにいこう!」でCDデビューする。
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