株主リストA-1-1の作成の手順 *1 証明文の記載 登記すべき事項について決議した株主総会の日付け及び当該議案等を「○○年○ ○月○○日開催の株主総会の第○号議案(又は○○の件)につき~」などと記載し ます。複数の登記すべき事項を登記する場合において,各議案で各株主の議決権の 数が変わらないときは,「○○年○○月○○日開催の株主総会の第○号議案及び第○ 号議案(又は○○の件及び××の件)につき」又は「○○年○○月○○日開催の株 主総会の第○号議案及び平成△△年△月△日開催の株主総会の第○号議案(又は○ ○の件)につき~」などと記載します。 複数の登記すべき事項を登記する場合において,各議案で各株主の議決権の数が 変わるときの株主リストは,登記すべき事項ごとに作成します。 *2 記載事項 ①【氏名又は名称】欄 明細書に記載された株主の氏名(法人の場合は商号又は名称)と同じものを記 載します。 ②【議決権数】欄 左に記載した株主が有する議決権の数を記載します。(原則的に,1株につき1 個の議決権があります。例外的に単元株数を定めている場合は,定められた一定 の数の株式をもって1個の議決権があります。) ③【総議決権数】欄 議決権を行使することができる総株主の議決権の数を記載します。 単元株発行会社以外は,1株につき1個の議決権があります。 自己株式等の議決権を行使できない株主の議決権は除きます。 ④【議決権数の割合】欄 株主のそれぞれが有する議決権の数(②の数)÷議決権を行使することができ る総株主の議決権の数(③の数)×100で計算した割合(%,小数点以下第2 位を四捨五入し,小数点以下第1位まで)を記載します。 ⑤【合計】欄 株主リストに記載した株主が有する議決権の数の合計を記載します。 合計欄の右欄には,株主リストに記載した株主が有する議決権の数の合計(⑤ の数)÷議決権を行使することができる総株主の議決権の数(③の数)×100 で計算した割合(%,小数点以下第2位を四捨五入し,小数点以下第1位まで) を記載します。 *3 証明者の記載 株主リスト作成日付,会社名及び会社の代表者の資格・氏名を記載の上,法務局 届出印を押印します。 *4 本書式と同族会社等判定明細書を左綴じにし,法務局届出印で契印します。 *5 本書式は,以下の条件全てに該当する場合のみ使用できます。 ① 同族会社等判定明細書に記載された株主の氏名・住所・株式数等が,株主リス トの作成の基準日から変更されていないこと ② 同族会社等判定明細書の「期末現在の発行済株式の総数又は出資の総額」の欄 に発行済株式総数を記載した株式会社であること ③ 種類株式発行会社でないこと ④ 同族会社等判定明細書に記載された株主の議決権数の割合の合計が3分の2に 達するものであること ⑤ 同族会社等判定明細書に記載された株主の議決権数の合計が3分の2に達する 場合であっても,議決権数の合計が3分の2に達するまでの間に,同族会社等判 定明細書には記載されていない他の株主がないこと A-1-1記載例 証 明 書 当会社が○○年○○月○○日に開催した○○株主総会の第○号議案につき*1,議決権を行 使することができた株主のうち,総議決権数(当該議案につき,議決権を行使することが できる全ての株主の有する議決権の数の合計をいう。以下同じ。)に占める各株主が有す る議決権の数の割合が高いことにおいて上位となる株主の中で,その有する議決権の数の 割合を当該割合の多い順に順次加算し,その加算した割合が総議決権の数の3分の2に達 するまでの数の株主は,別添「同族会社等の判定に関する明細書」の「判定基準となる株 主等の株式価数等の明細」に記載した株主であり,その株主の氏名又は名称,住所,保有 株式数は同明細書に記載したとおりであることを証明します。 また,同明細書に記載した各株主の議決権数及び総議決権数に占める割合は,次のとお りであることも証明します。 氏名又は名称*2① 議決権数*2② 議決権数の割合*2④ 1 A田 B女 50 33.3% 2 D田 E男 30 20.0% 3 F株式会社 25 16.7% 合計*2⑤ 105 70.0% 総議決権数*2③ 150 平成○○年○○月○○日 ○○株式会社 代表取締役 ○○ ○○ ㊞ *3
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