株主リストA-1-2の作成の手順 この書式は,以下の場合は,使用できません。 登記すべき事項につき決議した株主総会において議決権を行使することができた 株主のうち株主リストに記載すべき株主と有価証券報告書に記載した株主とが異な る場合 例)ア 事業年度の末日と当該登記申請に係る株主総会の基準日が異なる場合 イ 当該議案につき,議決権を行使できない株主が有価証券報告書に記載されて いる場合 ウ 株主リストとして10名の株主の記載を要する場合において,有価証券報告 書に10名の株主の記載がないとき ② 種類株式発行会社である場合 ③ 「大株主の状況」の欄に記載された株主に個人株主がいる場合において,その住 所が最小行政区画しか記載されていないとき(ただし,「大株主の状況の欄)に これを追加して本書式を利用することもできます。) ① *1 証明文の記載 登記すべき事項について決議した株主総会の日付け及び当該議案等を「○○年○ ○月○○日開催の株主総会の第○号議案(又は○○の件)につき~」などと記載し ます。複数の登記すべき事項を登記する場合において,各議案で各株主の議決権の 数が変わらないときは,「○○年○○月○○日開催の株主総会の第○号議案及び第○ 号議案(又は○○の件及び××の件)につき」又は「○○年○○月○○日開催の株 主総会の第○号議案及び平成△△年△月△日開催の株主総会の第○号議案(又は○ ○の件)につき~」などと記載します。 複数の登記すべき事項を登記する場合において,各議案で各株主の議決権の数が 変わるときの株主リストは,登記すべき事項ごとに作成します。 *2 記載事項 ①【氏名又は名称】欄 有価証券報告書に記載された株主の氏名(法人の場合は商号又は名称)と同じ ものを記載します。 ②【議決権数】欄 左に記載した株主が有する議決権の数を記載します。(原則的に,1株につき1 個の議決権があります。例外的に単元株数を定めている場合は,定められた一定 の数の株式をもって1個の議決権があります。) ③【総議決権数】欄 議決権を行使することができる総株主の議決権の数を記載します。 単元株発行会社以外は,1株につき1個の議決権があります。 自己株式等の議決権を行使できない株主の議決権は除きます。 ④【議決権数の割合】欄 株主それぞれが有する議決権の数(②の数)÷議決権を行使することができる 総株主の議決権の数(③の数)×100で計算した割合(%,小数点以下第2位 を四捨五入し,小数点以下第1位まで)を記載します。 ⑤【合計】欄 株主リストに記載した株主が有する議決権の数の合計を記載します。 合計欄の右欄には,株主リストに記載した株主が有する議決権の数の合計(⑤ の数)÷議決権を行使することができる総株主の議決権の数(③の数)×100 で計算した割合(%,小数点以下第2位を四捨五入し,小数点以下第1位まで) を記載します。 *3 証明者の記載 株主リスト作成日付,会社名及び会社の代表者の資格・氏名を記載の上,法務局 届出印を押印します。 *4 本書式と有価証券報告書の「大株主の状況」欄の抜粋を左綴じにし,法務局届出 印で契印します。 株主リストA-1-2記載例 証 明 書 ○○年○○月○○日付け○○株主総会の第○号議案につき*1,議決権を行使することがで きた株主のうち,総議決権数(当該議案につき,議決権を行使することができる全ての株 主の有する議決権の数の合計をいう。以下同じ。)に占める各株主が有する議決権の数の 割合が高いことにおいて上位となる10名の株主は,別添「有価証券報告書」の「大株主 の状況」欄に記載した株主であり,その株主の氏名又は名称,住所,保有株式数は,同欄 に記載したとおりであることを証明します。 また,同報告書に記載した各株主の議決権数及び総議決権数に占める割合は,次のとお りであることも証明します。 氏名又は名称*2① 議決権数*2② 議決権数の割合*2④ 1 A株式会社 200,000 10.0% 2 B株式会社 100,000 5.0% 3 C株式会社 80,000 4.0% 4 D株式会社 70,000 3.5% 5 E株式会社 60,000 3.0% 6 F株式会社 50,000 2.5% 7 G株式会社 40,000 2.0% 8 H株式会社 30,000 1.5% 9 I株式会社 20,000 1.0% 10 J株式会社 10,000 0.5% 合計*2⑤ 660,000 33.0% 総議決権数*2③ 2,000,000 平成○○年○○月○○日 ○○株式会社 代表取締役 ○○ ○○ ㊞ *3
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