チラシ裏面

ピアノ
平沢 匡朗
ひらさわ まさあき
桐朋学園大学卒業。福元さざれ、中山 靖子、渡邉 康雄、デート
レフ・クラウスの各氏に師事。GPAダブリン国際ピアノコンクール特
別賞受賞。日演連主催「えんれん」コンサート、横浜市新人演奏会
等に出演。
堤俊作指揮ロイヤルチェンバーオーケストラ定期演奏会でのベー
トーヴェンの第4番、東京交響楽団とのモーツァルトの第 24 番など、
各地でのピアノ協奏曲のソリストとして招かれたほか、ダブリン、ウィ
ーン、東京など国内外においてのピアノリサイタル、NHK・FM『FM リ
サイタル』などの放送出演など、独奏者として幅広く活動している。
2009 年秋にはルーマニア・ブラショフ フィルハーモニー交響楽団と
グリークのピアノ協奏曲を共演し、好評を博した。
1996 年より毎夏、ウィーン近郊の町、ホルン( Horn)における
《Allegro Vivo・オーストリア国際室内楽音楽祭》に参加、コレペティト
ゥーアおよびピアノ・マスタークラスを担当している。また、洗足学園
大学講師として後進の指導にもあたっている。
ヴァイオリン
トーマス・フェオドロフ
オーストリア南部の都市クラーゲンフルトに、代々続く音楽家の家庭に生
まれる。ウィーン国立音楽大学卒業後、ヴァイオリニスト及び指揮者として、
その多彩な才能で国際的に知られている。独奏者、室内楽奏者、指揮のみ
ならず、古楽器による歴史的音楽も演奏。また、全ヨーロッパ、アメリカ、中
東、日本で、独奏者、室内楽奏者として活動。ヨーロッパの有名音楽祭にも
出演。ウィーン学友協会、ウィーンコンツェルトハウス等のホールでの数多く
のリサイタル、室内楽公演の他、世界各地のオーケストラでのコンサートマス
ター、協奏曲のソリストとして招かれた。故アーノンクール率いるウィーン・コ
ンツェルトハウス・ムジクスのメンバーとしても活躍。
現在は母校であるウィーン国立音楽大学教授として、後進の指導にも当
スタインベルクピアノとは?
たっている。使用楽器は 1747 年製のニコロ・ガリアーノ。
20 世紀前半の三十数年間だけ、ドイツのベルリンで作られた幻のピアノ。名
指揮者フルトヴェングラー時代のベルリンフィルハーモニー管弦楽団にも納入
生涯学習館「花の郷・茂来館」へのアクセス
〒384-0503 佐久穂町大字海瀬 2570
された。
佐久穂町は、グランドとアップライトのスタインベルク社製ピアノをそれぞれ一
台ずつ所有している。グランドピアノは昭和 3(1928)年 12 月、穂積尋常高等小
学校 (旧八千穂小学校の前身)で、昭和天皇の御大典(即位)記念として購入
されたものである。平成 17(2005)年 に旧八千穂村の有志により修復され、以
来毎年様々な演奏会を行っている。
アップライトピアノは、佐久穂町元職員の小林範昭氏が個人的に入手・修復
したものであり、氏が亡くなった後、遺族によって平成 28(2016)年、町に寄贈さ
れたものである。
日本に現存するスタインベルクピアノはごく少ない。グランドピアノは、佐久穂
町のほかに、京都府の綾部高校、 岡山市の政田小学校などにある。アップラ
お車 上信越自動車道佐久 IC より約 40 分
JR 佐久平駅乗換 小海線海瀬駅より徒歩約 15 分
イトピアノは佐久穂町のほか、東大付属病院(山田耕筰寄贈)や岡本太郎記念
館などで確認されている。
水と緑のうるおい
人の営みが奏でる未来のふるさと 佐久穂町