平成27年度 土木未来チャレンジ事業(地域協働型土木行政

平成27年度 土木未来チャレンジ事業(地域協働型土木行政推進事業) 実施事業一覧表
事務所名
No
豊後高田土木
1
国東土木
2
事業名
活動目的 活動内容
今後の道路整備における地域課題や方向性について、地元住民と意見交換会やワークショップを開催することにより知識を共
道路整備における意 有しながら地域参加・協働型の道路整備を目指していく。平成27年度は4地区で意見交換会を行い、地元住民と良好な関係
を構築すると共に、課題や方向性について互いに理解を深めることができた。
見交換会
安岐中央小学校の児童を対象に土木未来教室「津波と地震」を実施し、今後発生が予想される南海トラフ地震に備え、津波の
土木未来教室「津波 恐ろしさや避難の大切さについて学ぶ。教室では紙芝居などを使った出前授業を行うことにより防災意識の向上を図ることが
できた。
と地震」
主要地方道別府挾間線(浜脇工区)の開通にあたり、地区住民から親しまれる道路となることを目的とした開通式を行った。
3
4
別府挾間線開通イベ
ント
別府八湯の主要温泉地「鉄輪」の窓口である国道500号の美化活動(ゴミ拾い)を通して、地域間交流の活性化や、土木建築
国道500号沿線美化 行政に関する認識を深める事を目的とする。当日は土木事務所や市役所、関係機関と協働で道路清掃を行い、各団体との良
好な関係の構築と、参加者の道路美化や土木建築行政に対する認識を深める事ができた。
活動
別府土木
5 春木川清掃活動
6
7
別府庄内線流川通りにおける沿道環境整備と、地元自治会との良好な関係構築を図ることを目的とする。流川通り会の呼びか
別府庄内線(流川通 けにより、沿道商店主や居住者など多くの方が活動に参加し、土木職員との協働作業により県道の側溝堆積土砂の除去を
行った。結果、沿道環境整備に関する地元自治会との良好な関係構築と、参加者の環境美化への認識が深まった。
り)清掃活動
日本文理大学の学生に土木技術職公務員の仕事について知ってもらい、「土木」という仕事の大切さ、面白さを伝える。当日
大分川架橋現場見学 は事務所で業務内容や主要事業について説明を行い、その後大分川架橋(仮称)の現場見学を行った。現場見学を行うこと
で事業規模の大きさを感じ、大友氏遺跡体験学習館では文化財調査の重要性について理解を深める事ができた。
会
8 大分川架橋広報活動
9 一日砂防教室
大分土木
10 七瀬川環境学習会
11 宮川河川環境学習会
12
14 海の日清掃活動
臼杵土木
15 臼杵川環境学習会
塚原小学校の児童及び保護者を対象に「一日砂防教室」を実施し、土砂災害の被害やその対策について学習することで、土
木についての関心を高めることを目的としている。当日は土砂災害についてビデオや模型などで学び、その後大分川にある砂
防ダムを見学した。
七瀬川において河川改修工事を実施しているが、工事により変わりゆく七瀬川を知ってもらうため、野津原東部小学校に対し、
環境学習会を実施した。当日は「七瀬川の工事」の説明や大分川漁協野津原支部の協力のもと、実際に川に入り魚を捕まえ
たり、事前に準備したタッチプールを使用し、七瀬川にいる生き物との触れ合いを行った。
宮川の河川環境調査では、特定外来生物「オオセキショウモ」の成育が確認されている。地域を流れる宮川の環境を改善する
ため、10月に地元自治会及び環境団体と河川環境学習会を行った。今後はNPO協働モデル創出事業を活用しながら、継続
的に藻の除去に取り組める仕組みづくりを目指していく。
地域住民や中学生、建設業協会、大分市役所などと協働で清掃活動を行い、河川愛護の精神を育む。8月に河川愛護月間
における活動の一環として、原川の河川清掃活動を行った。
「海の日」に関連して臼杵市内沿岸一帯の港湾、海岸等で一斉清掃活動を行い、港湾、海岸等の環境の保全を図るとともに、
関係機関との良好な関係を構築することを目的とする。7月に関係機関と協働で海岸、港湾等に漂着、散乱していたゴミの集
積やふ頭内の除草作業を行った。
地域住民の身近な自然空間である「臼杵川」への愛護意識を高めるとともに、河川整備(川づくり)について理解を深めてもらう
ことを目的とする。当日は臼杵川河川漁業協同組合の協力のもと、実際に川に入り魚を捕まえたり、事前に準備したタッチプー
ルを使用し、河川に生息する生物との触れ合いを行った。今回のイベントを通して、地域住民の「臼杵川」への愛護意識を高
めることができ、関係機関と良好な関係も築けた。
16 河川清掃活動
小断面河川については、地元住民による草刈り等により浸水被害を防止しているのが実情であるが、地元住民の高齢化により
除草後の集積運搬が困難な状況となっており、沿川住民は雨が降る度に洪水による浸水被害を恐れている。そのため7月に
地元住民と協働で河川清掃及び除草作業を実施し、河川の治水対策を行った。
17 防災教室
小中学生、地元住民の防災に対する意識と、防災力の向上を推進し、強固な地域の絆づくりを行う事を目的とする。
9月に小中学生や、保護者、地元住民が参加し、地震・津波・風水害などを想定した防災マップづくりや避難地運営訓練(バケ
ツリレー、テント設営、炊飯訓練等)を体験し、防災意識の向上を図った。
佐伯土木
18 玉田川河川清掃活動
竹田土木
約半世紀ぶりに、大分川に新しい橋が架かることから12月から始まる架設工事を多くの県民に知ってもらい、新しい橋への愛
着を深めてもらうため、事業内容や橋梁の架設工事などをケーブルテレビの番組で紹介した。
地域住民や大分商業高校の生徒、沿線企業に勤務する方々と協働し、大在大分港線の道路清掃活動を行うことで、道路愛
大在大分港線清掃活 護の精神を育む。大分市が実施する「市民一斉清掃デー」とあわせてゴミ拾いを実施した。
動
13 原川河川清掃活動
豊後大野土木
春木川小学校児童を対象に、春木川を守る会と協働で環境学習及び河川清掃を行った。活動を通して児童の河川愛護意識
の向上を図るとともに、行政と河川愛護団体との連携を強化する。
豊後大野市三重町駅付近を流れる玉田川は、河川内に葦等が繁茂しており、景観および生活環境に悪影響を及ぼしているこ
とから、草刈りや河川清掃を地域住民と協働することで良好な河川環境の保全に向けた協力体制を確立する。
活動では護岸に茂っていた雑草を除草し、ゴミ拾いを行うことで、良好な河川水辺環境の創出をすることができた。
豊後大野市三重町中心部を流れる三重川の河川敷は、利用者が多いことから河川内にゴミが散乱しており、景観および生活
環境に悪影響を及ぼしていることから、河川清掃を地域住民と協働することで良好な河川環境の保全に向けた協力体制を確
19 三重川河川清掃活動 立する。
11月に豊肥保健所、豊後大野市、三重川を愛する会、近隣住民等130名が参加し、河川清掃を行うことで良好な河川水辺環
境の創出をすることができた。
緒方地区を対象に急傾斜の基礎調査を行っていることから、基礎調査に対する理解を深めてもらうため緒方小学校の児童を
土木未来教室「土砂
対象に土木未来教室を実施する。教室では「崖崩れ、地すべり、土石流」のそれぞれの特徴や、前兆現象について学ぶことで
20 災害について考えよ
基礎調査の重要性や理解を深めることができた。
う」
21
久住高原や長湯温泉などを訪れる熊本方面からの観光客を迎える国道442号は、道路沿いの樹木により美しい沿道景観が
国道442号道路改良 阻害されている上、常に日陰の状態となり、冬期は路面が凍結するなど、維持管理上の課題を抱えている。こうした課題解決に
向け、関係者らと意見交換並びに対策の検討を行った。
工事意見交換会
平成27年度 土木未来チャレンジ事業(地域協働型土木行政推進事業) 実施事業一覧表
事務所名
No
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玖珠土木
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事業名
住民主体による交通支障木等の伐採作業をサポートすることにより、県道に対して愛着・関心を持ってもらい、地域が主体と
下恵良九重線沿道環 なった維持管理体制の確立と継続実施を期待するもの。参加者全員で朝から夕方まで伐採作業を行い、目覚ましい成果を得
ることができた。
境整備活動
地区住民と土木職員が協働して道路改良事業の余地に植栽を行うことにより、県道に対して愛着・関心を持ってもらい、地域
飯田高原中村線植樹 住民が主体となった植樹の維持管理体制の確立を期待する。参加者全員で朝から昼まで作業を行い、今後の管理体制や道
路改良事業への理解を深めることができた。
活動
地区住民と土木職員が協働して、交通支障木の除去作業等を行うことにより、県道に対して愛着・関心を持ってもらい、地域住
玖珠山国線沿道環境 民が主体となった伐採作業等の維持作業体制の確立と継続実施を期待する。
整備活動
地区住民と土木職員が協働して、交通支障木の除去作業等を行うことにより、県道に対して愛着・関心を持ってもらい、地域住
菅原戸畑線沿道環境 民が主体となった伐採作業等の維持作業体制の確立と継続実施を期待する。
整備活動
サイクリングロード清
掃活動
中津土木
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活動目的 活動内容
市民・各種団体・行政が協働して、空き缶・ゴミ等のポイ捨ての回収、道路・公園の清掃・草刈り、看板・標識の清掃など名勝
耶馬溪を守る美しい町づくりを目指すもの。
清掃活動を通じて住民の地元観光資源への愛着や誇りを深めることができ、地元住民が積極的に維持管理を行おうとする意
識の向上が図れた。
山国川において平成24年出水を受け、河川改修事業を実施しており、今年度から小学校に近接している橋梁の架け替えを
山国川河川環境学習 行うため、事業の必要性及び河川の生態系について学習会を開催することで、川への関心を高める。
会
身近な自然空間である河川への地域住民の関心の高まりに応えるため河川清掃を行い、良好な河川環境の保全を積極的に
推進すると共に、市民の河川愛護意識の醸成を図ることを目的とする。7月に環境団体や建設業事業者、市役所と協働で河
28 駅館川河川清掃活動 川清掃を行った。また、参加者が実際に草刈りやごみ拾いをしてきれいにすることで、参加者に対して河川環境美化や河川愛
護の意識の高揚を図ることができたと考えている。
宇佐土木
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玉来ダム
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砂防課
都市計画課
港湾課
建設政策課
黒川では特定外来生物「オオフサモ」が繁茂し、地元でも問題となっている。加えて、根が張ったオオフサモは予想以上に重
黒川「オオフサモ」除 く、地元は対応に苦慮しているところである。
今回、地区住民からの除去要望があり、環境省環境カウンセラーの協力のもと、地区住民と協働してオオフサモの除去に取り
去活動
組んだ。
玉来ダム建設事業を契機に、子どもに川とのふれあいの場を提供することで、河川愛護精神の醸成を図り、ダム建設事業に対
玉来ダムふれあい教 する理解を深めてもらう。地元の小学校である宮城台小学校の児童を対象に現場見学会を実施。スライドによる学習やダム建
設現場を実際に見学することを通じて、水害の恐ろしさや玉来ダム建設事業の必要性に対する理解を深めることができた。
室
昭和57年、平成2年の竹田大水害を契機として建設が計画された玉来ダムについて、過去の水害の状況などからダムの必要
玉来ダム建設事業の 性を理解してもらうことを目的する。第16回たけた竹灯籠「竹楽」において玉来ダム説明用ブースを設け、土木職員による事業
の説明やパネル・映像を用いてダム建設の重要性について広く周知を行った。
広報活動
土砂災害防止法により発生する土砂災害から人命を守るため全国的に基礎調査を実施しているが、大分県においても基礎調
土砂災害防止法に係 査の加速を行うための啓発活動を進めている状況である。県民の基礎調査への理解と協力を得るため、9月に大分駅前広場
32 る基礎調査の広報活 で、土砂災害に係るパネルの設置・土砂災害の模型展示を行うとともに、啓発用のチラシの配布を行った。
動
庄の原佐野線の整備については、約半世紀ぶりに大分川に県道橋を架橋するなど、大分市中心部における大規模な事業と
なっている。そのため、日頃触れる機会の少ない工事の内容や事業の必要性を県民に説明することで、当該事業や土木建築
大分川架橋現場見学 行政への理解を得るもの。見学会では県民の方より出た事業内容や工事の施工方法などの様々な質問に回答することで当該
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事業や土木建築行政への理解を得られ非常に有意義な見学会となった。
会
34 港湾教室
県内の小学生に、港湾の役割について学習してもらい関心を持ってもらうことを目的とする。当日は多くの小学生が参加し、大
分県の輸出入貿易の玄関口である大在コンテナターミナルの現場を見学することで港湾の重要性を学んだ。
新たな土木建築部長期計画「おおいた土木未来プラン2015」の策定において、冊子の表紙を大分県立芸術文化大学の学生
おおいた土木未来プ
とワークショップ等を行いながら協働して作成するもの。5つの提案された案のうち、2つの案を融合して「おおいた土木未来プ
35 ラン2015の表紙の作
ラン2015」の表紙とした。ワークショップや表紙案の作成を通じて、土木建築行政の重要性について学生に考えてもらうきっか
成について
けとなった。