SINUMERIK 840D sl/SINUMERIK 828D 上級編

SINUMERIK 840D sl/SINUMERIK 828D 上級編 プログラミング説明書
プログラマブル輪郭/旋回の許容範囲(CTOL、OTOL、ATOL)
プログラマブル輪郭/旋回の許容範囲(CTOL、OTOL、ATOL)
機能
CTOL、OTOL、および ATOL 命令を使用すると、NC プログラムでマシンデータとセッティン
グデータを使用して、コンプレッサ機能(COMPON、COMPCURV、COMPCAD)、スムージ
ングタイプ(G642、G643、G645、OST)、および旋回 ORISON に定義した加工許容範囲に適
応できます。
プログラム指令値は、再指令するか、負の値を指定して解除されるまで有効です。 また、チ
ャネルのリセット、モードグループのリセット、NCK のリセット(ホット再始動)の場合のプ
ログラムの終了、および POWER ON(コールド再始動)でも、これらの値が解除されます。
これらの値を解除すると、マシンデータとセッティングデータの値が復帰します。
構文
CTOL=<値>
OTOL=<値>
ATOL[<軸>]=<値>
意味
CTOL
輪郭の許容範囲を設定する命令
CTOL は、以下に対して有効です。
•
•
すべてのコンプレッサ機能
G641 と G644 を除く、すべての丸み付けタイプ
<値 >:
OTOL
輪郭の許容範囲の値は長さで指定します。
タイプ:
REAL
単位:
インチ/mm (現在の寸法設定で決まります)
旋回の許容範囲を設定する命令
OTOL は、以下に対して有効です。
•
•
•
すべてのコンプレッサ機能
ORISON 旋回スムージング
G641、G644、および OSD を除く、すべての丸み付けタイプ
<値 >:
旋回の許容範囲は角度で指定します。
タイプ:
REAL
単位:
度
This document constitutes a free excerpt compiled by the user himself/herself from the documentation provided by Siemens for this product. Siemens disclaims
all liability for the completeness of this document. It shall only be used for the user's own internal purposes. It shall not be passed on to third parties. The complete
documentation can be found at:
/dokumentation/default.aspx?DocVersionId=16019503115&Language=ja-JP&TopicId=12965015691
2016/10/02
SINUMERIK 840D sl/SINUMERIK 828D 上級編 プログラミング説明書
プログラマブル輪郭/旋回の許容範囲(CTOL、OTOL、ATOL)
ATOL
軸別の許容範囲を設定する命令
ATOL は、以下に対して有効です。
•
•
•
すべてのコンプレッサ機能
ORISON 旋回スムージング
G641、G644、および OSD を除く、すべての丸み付けタイプ
<値 >:
軸の許容範囲をプログラム指令する軸の名称
<値 >:
軸の許容範囲の値は、軸タイプ(直線軸または回転軸)に応じて、長さまた
は角度で指定します。
タイプ:
REAL
単位:
直線軸の場合:
インチ/mm (現在の寸法設定で決まりま
す)
回転軸の場合:
度
注
CTOL と OTOL は、ATOL に優先して実行されます。
一般条件
スケーリングフレーム
スケーリングフレームは、軸位置と同様にプログラム指令の許容範囲に影響します。つま
り、相対的な許容範囲はそのまま同じです。
例
プログラムコード
コメント
COMPCAD G645 G1 F10000
; COMPCAD コンプレッサ機能を起動します。
X... Y... Z...
; ここで、マシンデータとセッティングデータが適用されま
す。
X... Y... Z...
X... Y... Z...
CTOL=0.02
; これ以降、0.02 mm の輪郭の許容範囲の適用が開始されま
す。
X... Y... Z...
X... Y... Z...
X... Y... Z...
ASCALE X0.25 Y0.25 Z0.25
; これ以降、0.005 mm の輪郭の許容範囲の適用が開始されま
す。
X... Y... Z...
This document constitutes a free excerpt compiled by the user himself/herself from the documentation provided by Siemens for this product. Siemens disclaims
all liability for the completeness of this document. It shall only be used for the user's own internal purposes. It shall not be passed on to third parties. The complete
documentation can be found at:
/dokumentation/default.aspx?DocVersionId=16019503115&Language=ja-JP&TopicId=12965015691
2016/10/02
SINUMERIK 840D sl/SINUMERIK 828D 上級編 プログラミング説明書
プログラマブル輪郭/旋回の許容範囲(CTOL、OTOL、ATOL)
プログラムコード
コメント
X... Y... Z...
X... Y... Z...
CTOL=–1
; これ以降、再度マシンデータとセッティングデータの適用が
開始されます。
X... Y... Z...
X... Y... Z...
X... Y... Z...
詳細情報
許容範囲の値の読み取り
より高度な用途またはアラーム診断のために、コンプレッサ機能(COMPON、COMPCURV、
COMPCAD)、スムージングタイプ(G642、G643、G645、OST)、および旋回スムージング
ORISON の現在有効な許容範囲を、その実現方法にかかわらず、システム変数で読み取るこ
とができます。
•
シンクロナイズドアクションの場合、またはパートプログラムでのシステム変数による先読み停
止の場合:
$AC_CTOL
現在のメインランが先読みされたときの有効な輪郭の許容
範囲。
有効な輪郭の許容範囲がない場合は、$AC_CTOL が、ジオ
メトリ軸の許容範囲の二乗の合計の平方根を返します。
$AC_OTOL
現在のメインランが先読みされたときに有効な旋回の許容
範囲。
有効な旋回の許容範囲がない場合は、$AC_OTOL が、動作
中の方向座標変換で、旋回軸の許容範囲の二乗の合計の平
方根を返します。 それ以外の場合は、値「-1」を返します。
$AA_ATOL[<軸>]
現在のメインランが先読みされたときの有効な軸の許容範
囲。
輪郭の許容範囲が有効な場合は、$AA_ATOL[<値値値値値値 >]
が、ジオメトリ軸数の平方根で除算した輪郭の許容範囲を
返します。
旋回の許容範囲と方向座標変換が有効の場合は、$AA_ATOL
[<値値値 >]が、旋回軸の数の平方根で除算した旋回の許容
範囲を返します。
This document constitutes a free excerpt compiled by the user himself/herself from the documentation provided by Siemens for this product. Siemens disclaims
all liability for the completeness of this document. It shall only be used for the user's own internal purposes. It shall not be passed on to third parties. The complete
documentation can be found at:
/dokumentation/default.aspx?DocVersionId=16019503115&Language=ja-JP&TopicId=12965015691
2016/10/02
SINUMERIK 840D sl/SINUMERIK 828D 上級編 プログラミング説明書
プログラマブル輪郭/旋回の許容範囲(CTOL、OTOL、ATOL)
注
許容範囲値をプログラム指令していない場合は、各$A 変数の違いを十分に示すことができな
くなり、個々の機能の許容範囲の違いを区別できなくなります。これは、変数が宣言できる
値は 1 個のみであるためです。
このような状況は、マシンデータとセッティングデータで、コンプレッサ機能、スムージン
グ、および旋回スムージングに異なる許容範囲を設定した場合に発生する可能性がありま
す。 この場合、変数は、現在動作中の機能に適用されている最大値を返します。
たとえば、旋回の許容範囲 0.1°のコンプレッサ機能、および 1°の ORISON 旋回スムージン
グが有効な場合は、$AC_OTOL 変数は値「1」を返します。 旋回スムージングが無効になっ
た場合は、値「0.1」だけが読み取られるようになります。
•
パートプログラムでシステム変数を使用による先読み停止をおこなわない場合は、次のようにな
ります。
$P_CTOL
プログラム指令の輪郭の許容範囲
$P_OTOL
プログラム指令の向きの許容範囲
$PA_ATOL
プログラム指令の軸の許容範囲
注
許容範囲値をプログラム指令していない場合は、$P 変数が値「-1」を返します。
This document constitutes a free excerpt compiled by the user himself/herself from the documentation provided by Siemens for this product. Siemens disclaims
all liability for the completeness of this document. It shall only be used for the user's own internal purposes. It shall not be passed on to third parties. The complete
documentation can be found at:
/dokumentation/default.aspx?DocVersionId=16019503115&Language=ja-JP&TopicId=12965015691
2016/10/02