契約条項 (目的) 第1条 乙は、甲の指示する別添「仕様書」に基づき平成30年度の固定資産税(土地)の評価替えに おいて活用する標準宅地及び標準畑の選定調整並びに鑑定評価を行う。 (費用負担) 第2条 表面委託契約書に記載された金額には、前条に掲げる業務のための一切の費用を含むものと する。 (履行期限の延長特例) 第3条 乙は、天災事変その他やむを得ない理由により、履行期限までに業務を完了することができ ないときは、甲に対してその理由を明記した書面により期限延長の申し出をすることができる。こ の場合において、甲は、その申し出を相当と認めたときは、これを承認することができる。 2 前項の申し出は、履行期限までにしなければならない。ただし、特別の理由がある場合は、この限 りではない。 (再委託の禁止) 第4条 乙は、業務の全部又は主要な部分を一括して第三者に委託してはならない。ただし、甲の承諾 を得たときは、この限りではない。 (権利譲渡等の禁止) 第5条 乙は、この契約によって生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。 ただし、甲の承諾を得たときは、この限りではない。 (状況調査等) 第6条 甲は、業務の履行状況につき必要があると認めるときは、これを調査し、又は、乙に対し報告 を求めることができる。 (検査) 第7条 乙は、履行期限までに業務を完了し、別添「仕様書」に定める成果物を甲に提出して検査を受 けなければならない。 (損害金) 第8条 乙の責めに帰する理由により、履行期限までに委託業務を完了することができない場合にお いて、履行期限後に完了する見込があると認めたときは、甲は、乙から損害金を徴収して履行期限を 延長することができる。 2 前項の損害金は、契約金額につき延長日数に応じ、政府契約の支払遅延防止等に関する法律(昭 和24年法律第256号)第8条第1項の規定に基づき財務大臣が決定する率を乗じて計算した 額とする。 (修正の指示) 第9条 乙は、業務が別添「仕様書」に適合しない場合において、甲がその修正の指示をしたときは、こ れに従わなければならない。この場合、そのために契約金額を増額し、又は履行期限を延長すること はできない。 (契約代金の支払い) 第10条 乙の統括評価員は、業務完了後において、書面をもつて契約代金の支払いを甲に請求するも のとする。 2 甲は、前項による正当な請求を受けたときは、これを受理した日から30日以内に契約代金を乙 の統括評価員に支払わなければならない。 (説明責任) 第11条 乙は、この契約の履行完了後において、甲から成果物の内容について説明又は資料の提出を 求められたときは、これに応じなければならない。 (契約解除) 第12条 甲は、次の各号の一に該当するときは、契約を解除することができる。 (1) 乙の責に帰すべき事由により、履行期間内又は履行期間経過後相当の期間内に業務の完了見込 みがないと認められるとき。 (2) 正当な理由がないのに業務に着手すべき時期を過ぎても乙が業務に着手しないとき。 (3) 乙から契約解除の申し出があったとき。 (4) 前各号に掲げる場合のほか、乙が契約に違反し、その違反により契約の目的を達することができ ないと認められるとき。 2 前項の規定により契約を解除した場合においては、乙は、契約金額の10分の1に相当する額を 違約金として、甲の指定する期限までに支払わなければならない。ただし、甲が正当と認める理由に よって契約の解除を申し出た場合においては、甲は、この規定を適用しないことができる。 3 この条に定める契約解除は、第14条の規定による損害金又は違約金の徴収を妨げないものと する。 (協議による契約解除) 第13条 甲は、前条に規定する場合のほか必要があるときは、乙と協議のうえ、この契約の全部若しく は一部の解除、契約内容の変更又は履行の中止をすることができる。 2 甲は、前項の規定により契約を解除した場合においてこれにより乙に損害を及ぼしたときは、そ の損害を賠償しなければならない。この場合における賠償額は、甲乙協議して定める。 (支払い遅延の防止) 第14条 乙が、この契約に基づく損害金又は違約金を甲の指定する期限までに支払わないときは、甲 は、その支払わない額につき延長日数に応じ、第8条第2項の規定を準用した利息を付した額を延 滞金とし、甲の支払うべき契約金額を相殺し、なお不足があるときは追徴する。 2 前項の規定による追徴をする場合には、甲は当該金額につき、遅延日数につき、第8条第2項の規 定を準用した利息を付した額を徴収する。 (秘密の保持) 第15条 乙は、この契約の履行上知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。業務完了後もまた同 様とする。 (提訴) 第16条 この契約に関し、万が一紛争を生じ、訴えを提起する場合の裁判所は、浦添市を管轄する地方 裁判所とする。 (協議) 第17条 この契約条項に記載のない事項及びこの契約に関し疑義のある時は、地方自治法、同法施行 令その他関係法令によるほか、甲乙協議のうえ定めるものとする。
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