1 平成 28 年 9 月議会質問 成川 おはようございます。 発言通告に従いまして、一問一答方式により2項目の質問をさせ ていただきます。 先ずは、黒部市障がい者計画についてです。 障がい者の計画は、黒部市総合振興計画を上位計画とし、理念を挙 げる「黒部市障がい者計画」と実行計画目標を示す「黒部市障害福 祉計画」などがあります。その中の黒部市障がい者計画について質 問いたします。 黒部市障がい者計画の中に「相談支援体制の充実」という項目が あります。課題として「新たな相談支援の窓口設置などの相談支援 体制強化」が挙げられています。 また、当事者・家族からのアンケートの声では、 「相談に一歩踏み 出せない」「行きやすくなるといい」とあります。 それらから策定された基本的施策には、「相談の場の確保」「相談 支援の窓口の周知・啓発」とあります。 2 そこで先ず 1 点目 現在の相談窓口の現状はどうか。また「相談支援体制の充実」 として今後の取り組みをどのように考えているのか 市民生活部長に伺います。 2 点目 アンケートの声で「相談に一歩踏み出せない」 「行きやすくなると いい」と言うことから気軽に相談できる窓口。分かりやすい場所に 窓口があれば周知・啓発にも繋がっていくと思うがどうか。市民生 活部長に伺います。 次に 3 点目 障害福祉サービスの提供体制の確保と充実では、当事者・家族か らのアンケートの声は、「どんなサービスがあるか知らない」「機会 があったら知りたい」ということであり、それから策定された基本 的施策には、 「障害者福祉サービス内容の周知に努めます」とありま す。 そこで現在、障害福祉サービスの周知方法はどのようにしているの 3 か。 私は障害福祉サービスを知ってもらうために黒部市として内容が分 かりやすいガイドブックを作成してはどうかと考えるのですが、ど うか、市民生活部長に伺います。 次に 4 点目 障がい者計画にある「差別の解消の推進」では、課題として「国 の基本方針を踏まえた取り組みが必要であり、法律や県条例を踏ま えて、市民に対し、普及・啓発をする必要がある」とあります。 そのことから基本的施策も示されている「法律や県条例の理解を深 めるための研修や啓発活動、市職員対応要領の実施状況」はどうか、 市民生活部長に伺います。 次に 5 点目 就労雇用の促進では、就労移行支援・就労継続支援の充実に取り 組んでいるとありますが、現実はせっかく働いても離職してしまう など、マッチングが難しい状況だと認識しています。福祉施設から 一般就労への移行者数 現状値(平成 26 年 2 人)から目標値(平成 4 32 年 14 人)にする為には、トレーニング、そして一人ひとりにあっ た仕事を選ぶことだと思います。 そこで、計画に就労継続支援事業、就労移行支援事業等の充実を図 るとある事からも黒部市にも就労移行支援施設が必要だと考えます が、どうか。また、市としての就労移行支援施設の設立支援の考え はないか、市民生活部長に伺います。 次に 2 項目、地籍調査の推進についてです。 東日本大震災の復興において、地籍調査が実施済みと未実施の場 所では進捗の進み方に大きな差がありました。その教訓から国の後 押しにより、全国では地籍調査の取り組みを強化している自治体が 出てきています。富山県内でも同様であり、平成 27 年度には 15 自 治体中、10 の自治体で地籍調査が実施されています。国土交通省の ホームページで黒部市は進ちょく率 27%で過去には行われていまし たが、現在は行われていないと記載されています。本市でも地籍調 査を進めていくべきと考えます。 そこで 1 点目として、 5 黒部市の現状はどうか。都市建設部長に伺います。 次に 2 点目 地籍調査が実施、未実施のメリット・デメリットは何か。都市建 設部長に伺います。 次に 3 点目 今後、高齢化が進んでいる地域では、空き家が増えてくると想定 されますが、そうなる前に取り組んだ方が良いのではないかと思い ます。その点について、都市建設部長に伺います。 次に 4 点目 現在、公共施設再編から固定資産台帳の整理が行われていますが、 公共地の適正管理の面で支障があるのではないか。また、今後のま ちづくりをする上で問題にならないか、総務企画部長に伺います。 5 点目 本市において、地籍調査が進んでいない理由は何か。都市建設部 6 長に伺います。 6 点目 地籍調査が進んでいる他自治体と本市と何が違うのか。都市建設 部長に伺います。 7 点目 地籍調査の趣旨、方法、メリット・デメリットが市民に理解され ているのか。また市民に周知方法はどうか。都市建設部長に伺いま す。
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