■受付日:H28.6.13 ■担当課:農林課 ■件名 農地中間管理事業促進のため人員を増やすべき ■内容 農業委員会だよりに「農地の貸し借りはお任せください」とあったので、今年の1月に 貸したいとの届け出を提出しました。 上毛新聞の記事(2月か3月頃)に群馬県内の状況が記載されていましたが、藤岡市の実 績は県内でも低かったと記憶しています。 私の場合は借り手も決まっているので、先週提出した藤岡市農林課にその後の手続きを どのようにするのか相談に行きました。農林課では人手が足りないので事務処理がいつに なるのかわからないとのこと。 忙しくて事務処理が停滞している課に、事務処理人員の応援とか農林課の人員増加が必 要ではないのでしょうか。 ■回答 ご意見いただき、ありがとうございます。 中間管理機構につきましては、当初、群馬県内を一括し、利用権設定の総合窓口として、 群馬県農業公社が事務を行う予定でしたが、その事務量の多さから、現在は市町村等を第一 次窓口として事務を行うよう事務委託契約を結んでおります。 ご指摘いただきました件につきましては、書類のお預かりやご連絡などの一次窓口とし ての、市の事務量的には問題は無いのですが、お預かりした書類を一度農業公社に送り、そ こで権利関係の調整を経て、農業公社と利用者との賃貸借権の調整を行うため、農業公社で の事務処理に、お時間がかかる可能性があることをお伝えさせていただいた次第です。 農業公社とは事務の簡素化やマッチングのスピードアップを検討しておりますが、相続 や権利の設定などで問題となる事も多くあります。また、農業公社では地区担当数名が事務 を行っておりますが、法令に基づく事務であり、省略できないものですので、時間がかかっ ている、とのことでございます。 この調整にあたっては、数カ月を要する可能性もあり、利用をご検討いただいております 皆様にはご迷惑とは思いますが、法令遵守の立場からでは、やむを得ないことでございます ので、一言申し添えさせていただいております。 利用権設定数の実績につきましては、当市では中間管理機構による利用権の設定が始ま る以前から、数年来、利用集積の事業を行ってまいりましたので、当該事業の対象にならな いものも多く、少ない数字となっておりましたが、現在は、中間管理機構ご利用の申し出が あった方の農地に対するマッチング中の案件は、県内でも群を抜いて多く、受付筆数も藤岡 市が一番多い状態となっております。 調整に時間がかかっている現況は、県内のすべての市町村等も変わらない状況ですが、今 後も、中間管理機構事業の効率的な運用を目指し、調整がスムーズに行われますよう農業公 社へ働きかけてまいります。
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