実践と研究をつなぐ

2016 年 緑苑祭 東京家政大学
児童学科・保育科企画
シンポジウム
実践と研究をつなぐ
~保育の質への熱い思いを語る~
日 時 2016 年 10 月 22 日(土)13:30~17:00
場 所 東京家政大学 16 号館 2 階 161 A 講義室
子育ち・子育ての環境が大きく変わる中で、平成 27 年度より、すべての子ども・保護者を対象とする「子ども・
子育て新制度」がスタートし、多様な保育が展開されています。保育所の待機児への対応はじめ、就学前の保
育、子育て支援は、数の確保と共に、その質の確保が強く求められています。このような時期に、Cedep(東京大
学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター)が開設され、保育実践、多様な研究、そして行政等
がつながる試みが始まりました。一方、保育実践者、研究者等が学び合う「保育研究会 In Tokyo-Kasei」も、取り
組みから 5 年半が経過しました。
そこで、保育の大変革期だからこそ、「乳幼児の育ちの本質」を改めて問い、人生のスタートの時期の子ども
の育ちが、その後の小学校以降の生活や教育にどのようにつながっていくのかをCedepの大規模な調査結果と
もつなげながら語り合うシンポジウムを企画いたしました。
保育現場と多様なジャンルの研究者(建築学・教育心理学・保育学)とが、保育の質への熱い思いを語り、「保
育の質の探求」へ向けた具体的な保育実践を、参加者と共に見いだしたいと考えています。
話題提供
仙田 満
東京工業大学名誉教授・こども環境学会代表理事
遠藤 利彦 Cedep 副センター長・東京大学大学院教授
野澤 祥子
Cedep 准教授
蒲池 房子 清華こども園園長(長崎県)
企画・話題提供
増田まゆみ 東京家政大学教授
進行 高辻千恵 東京家政大学准教授
敬称略