Market Report 2016 年 9 ⽉ 30 ⽇ Shinko Asset Management Co., Ltd. メキシコ中央銀⾏が追加利上げ ◆メキシコ中銀は今年 3 度⽬の利上げを実施 メキシコ中央銀⾏(以下、メキシコ中銀)は 9 ⽉ 29 ⽇に定例会合を開催し、政策⾦利である翌⽇物貸出⾦利を 4.25% から 4.75%に引き上げました。利上げは 2016 年に⼊り 3 度⽬となります。事前のエコノミスト予想(ブルームバ ーグ調べ)では 27 ⼈のうち 13 ⼈が 0.5%の利上げを予想する⼀⽅で、12 ⼈が据え置きを予想しており、⾒⽅が分 かれるなかでの利上げとなりました。 (%) 10 政策金利と消費者物価の推移 8 6 政策金利 消費者物価(前年同月比) 消費者物価目標値 4 8.5 (円) メキシコペソの推移 (ペソ) 13 ペソ高↑ 8.0 ペソ安↓ 7.5 15 7.0 16 6.5 17 6.0 2 14 5.5 18 円/ペソ(左軸) 19 ペソ/米ドル(右軸、逆目盛) 0 08 09 10 11 12 13 14 15 16 期間:政策金利は2008年1月18日~2016年9月29日(日次) (年) 消費者物価は2008年1月~2016年8月(月次) 出所:ブルームバーグのデータを基に新光投信作成 5.0 20 15/1 15/4 15/7 15/10 16/1 16/4 16/7 (年/月) 期間:2015年1月2日~2016年9月29日 (日次) 出所:ブルームバーグのデータを基に新光投信作成 上記グラフは過去の実績を⽰したものであり、将来の経済、市況、その他の投資環境にかかる動向などを⽰唆あるいは保証するものではありません。 ◆メキシコペソ相場は⽶国⼤統領選挙を意識した展開が続くとみられる メキシコペソは 9 ⽉以降⼤きく下落し、27 ⽇には過去最安値を更新して⼀時 1 ⽶ドル=19.93 ペソ台を付けまし た。メキシコ中銀は従来から通貨安が物価に与える影響を警戒しており、今回の利上げについても「インフレ圧⼒ を抑制し、インフレ期待に重⽯を付けるのが狙い」と説明し、通貨安への対応とともに将来の物価上昇の抑制を狙 ったものと考えられます。しかしながら、利上げ発表直後こそペソ⾼に振れましたが、その後は下落し、前⽇より もペソ安⽶ドル⾼で取引を終えました。 こうした動きから、今後もペソ相場は国内の要因よりも、外部要因に左右されると考えられます。メキシコにとっ て最⼤の外部要因は、経済・⾦融・⼈の移動などの⾯でつながりが深い⽶国であり、11 ⽉に予定される⽶国⼤統領 選挙が⾜もとで最⼤のリスク要因と考えられます。共和党のトランプ候補はメキシコとの貿易協定の再交渉や⽶国 とメキシコとの国境に壁の建設を主張するなど、メキシコに対して強硬な姿勢をとっていることから、トランプ⽒ が当選した場合にはペソの下落要因になると考えられます。⺠主党のクリントン候補が選挙戦を優位に進めている とされていますが、トランプ⽒が巻き返しを狙っているとの報道もあり、ペソ相場はトランプ⽒の動静を意識した 展開が続くとみられます。 当資料は新光投信が作成したものであり、⾦融商品取引法に基づく開⽰書類あるいは販売⽤資料のいずれでもありません。当資料は証券投資の参考と なる情報の提供を⽬的とし、投資の勧誘を⽬的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられるデータなどに基づき作成していますが、 その内容の正確性・完全性を保証するものではありません。当資料は事前の通知なしに内容を変更することがあります。特定ファンドの購⼊のお申し 込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付⽬論⾒書)および契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をあらかじめお受け取りのう え、詳細をよくお読みいただき、投資に関する最終決定は、ご⾃⾝の判断でなさるようお願いします。 irr10184 ( 1 / 2) Market Report 2016 年 9 ⽉ 30 ⽇ Shinko Asset Management Co., Ltd. 投資信託へのご投資に際しての留意事項 【投資信託にかかるリスクについて】 投資信託は、主に国内外の株式や公社債などの値動きのある証券を投資対象としています。投資した当該資 産の市場における取引価格の変動や為替相場の変動などの影響により基準価額が変動します。これらの運⽤に よる損益は、すべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資者のみなさまの投資元本は保証されて いるものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。なお、投資信 託は預貯⾦とは異なります。 【投資信託にかかる費⽤について】 新光投信が運⽤する投資信託については、ご投資いただくお客さまに以下の費⽤をご負担いただきます。 ■購⼊時に直接ご負担いただく費⽤ ・購⼊時⼿数料:上限 4.104%(税抜 3.8%) ■換⾦時に直接ご負担いただく費⽤ ・信託財産留保額:上限 0.5% ・公社債投信およびグリーン公社債投信の換⾦時⼿数料 :取得年⽉⽇により、1 万⼝につき上限 108 円(税抜 100 円) ・その他の投資信託の換⾦時⼿数料:ありません。 ■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費⽤ ・運⽤管理費⽤(信託報酬):年率で上限 2.484%(税抜 2.4%) ■その他の費⽤・⼿数料 ・監査法⼈に⽀払うファンドの監査報酬、有価証券売買時の売買委託⼿数料、資産を外国で保管する場合の費⽤な どを、その都度(監査報酬は⽇々)、投資信託財産が負担します。 ※「その他の費⽤・⼿数料」については、定率でないもの、定時に⾒直されるもの、売買条件などに応じて異なる ものなどがあるため、当該費⽤および合計額などを表⽰することができません。 ◎⼿数料などの合計額については、購⼊⾦額や保有期間などに応じて異なりますので、表⽰することができません。 《ご注意》 上記に記載しているリスクや費⽤項⽬につきましては、⼀般的な投資信託を想定しております。費⽤の料率につき ましては、新光投信が運⽤するすべての投資信託(設定前のものを含みます。)のうち、お客さまにご負担いただく、 それぞれの費⽤における最⾼の料率を記載しております。 投資信託は、それぞれの投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国などが異なること から、リスクの内容や性質が異なり、費⽤もそれぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、 事前によく投資信託説明書(交付⽬論⾒書)や契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をご覧くださ い。 商 号 等: 新光投信株式会社 ⾦融商品取引業者 関東財務局⻑(⾦商)第339号 加⼊協会: ⼀般社団法⼈投資信託協会 ⼀般社団法⼈⽇本投資顧問業協会 当資料は新光投信が作成したものであり、⾦融商品取引法に基づく開⽰書類あるいは販売⽤資料のいずれでもありません。当資料は証券投資の参考と なる情報の提供を⽬的とし、投資の勧誘を⽬的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられるデータなどに基づき作成していますが、 その内容の正確性・完全性を保証するものではありません。当資料は事前の通知なしに内容を変更することがあります。特定ファンドの購⼊のお申し 込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付⽬論⾒書)および契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をあらかじめお受け取りのう え、詳細をよくお読みいただき、投資に関する最終決定は、ご⾃⾝の判断でなさるようお願いします。 irr10184 ( 2 / 2)
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