トレーナーステーション プレスリリース(PDF)

報道関係者各位
2016 年 9 月 26 日
学校法人滋慶学園
東京スポーツ・レクリエーション専門学校
<トレーナーステーション活動>
年間 80 日以上の活動 大会主催者・部活顧問からも高い評価
学生は教育機会とし活きた実践の場に
トレーナーの職域拡大の機会創出も
プロアスリートを支えるトレーナーを多数輩出する、学校法人滋慶学園東京スポーツ・レクリエーション
専門学校(本社:東京都江戸川区 学校長 関口正雄、以下 TSR)は、CSR の一環として、スポーツ
大会やイベントへ当学生トレーナーを派遣する“トレーナーステーション活動”を 2002 年から行ってい
ます。この取り組みは現在、年間延べ 80 日以上の活動を行っており、学生にとっては活きた実践の場
となっています。また、TSR はこの活動を通じ、中学・高校部活動の外部委託事業化など、トレーナー
の活動フィールドを拡大していきたいと考えています。
■学生は実践の場 部活動の顧問教師や選手、大会側にとっては安心素材
トレーナーステーションとは、中学や高校のスポーツ大会等で
特設ブースを出し、当学生が教員トレーナーの指導のもと、常
駐し、怪我をした参加選手に対してアイシングやテーピングな
どの応急処置を行う活動です。
この活動は、無償奉仕で部活動など、課外活動を指導してい
る顧問教師の負担軽減にも役立っています。通常、部活動の
顧問にあたる教師は、該当するスポーツの専門性を持ち合わ
せていないケースが多く、特に大きな大会まで進むと、選手達
は本気で試合をするため 靭帯断裂や、熱中症、脳震盪など
大きな怪我をする可能性があり、顧問教師にとっては高リスク
が伴います。
このトレーナーステーションは、一流スポーツ選手の外傷・障
害の応急処置、リハビリテーションおよびコンディショニングを
熟知した教員トレーナーの指導のもと、当学生が処置にあた
コーチ兼トレーナーの指導の元、大会の試合中に
足を痛めた選手にアイシング処置を行う当学生
るので、学生にとっては授業では身につかない実践の場となります。また、部活動の顧問教師にとっ
ては、選手の怪我に対するリスク回避と精神的負担が軽減され、大会側にとっても、怪我の予防やケ
アを行う専門部隊が常駐することにより、安心して大会を遂行することができます。
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スポーツ現場におけるトレーナーのニーズは非常に高いものの、専門知識と技術双方を持ち合わせ
ているトレーナーの職域はまだ広く認知されておりません。TSR はトレーナーステーション活動を通じ、
中学・高校部活動の顧問教師の負担軽減の為の外部委託先として、よりトレーナーの活動フィールド
を拡大していきたいと考えています。
■トレーナーステーション活動の様子
日時:
2016 年 8 月 10 日(水)
場所:
船橋アリーナ
大会名: 関東中学校バスケットボール大会
■大会に備え、周到に準備
大会に備え、学生トレーナー達は前週から用意周到に事前準備を行います。特に、試合中の怪我や
事故に備え、あらゆるシミュレーションを想定し用意したテープやガーゼなどその量は実に 200kg にも
及びます。
競技中の事故に備え大小さまざまな救急器具を用意
その量は、200kg に及ぶ
各地区から勝ち抜いてきた強豪同士の大会
関東中学校バスケットボール大会にて
試合当日は、会場にトレーナーステーションを設置し
待機します。尚、この時ステーションで待機するトレー
ナーと、試合中のコートで待機するトレーナーの2名体
制を取ります。大きな大会は、選手達の本気の度合い
が違うので 靭帯断裂や、熱中症、脳震盪など大きな
怪我をする可能性があります。試合中に怪我をした選
手は、最終的にトレーナーステーションに運ばれます
が、コートに待機していたトレーナーは、アクシデント
が起きた際、どういう形で接触したのか状況判断をす
るための役割も兼ねています。例えば捻挫をした際は、
どういう転び方をしたのか、脳震盪などは時間が経過
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大会中は学生トレーナーがステーションと試合中のコー
トに分かれる 2 名体制を取ります
すると大きな事故に発展する可能性もあることから、状況に応じた処置が可能となります。試合中のコ
ートに待機するトレーナーは、同時に緊急性の高いものや低いものの判断も行っています。
■学生にとっては活きた学びの場
トレーナーステーションでは、事前にテストで合
格をした学生が出動します。テストでクリアした
ケアについては学生が当たりますが、それ以外
の範疇に関しては、教員トレーナーが当たりま
す。その後、マンツーマン指導を行い、その時
の模様を反復し、生きた技術と知識も学んでいき
ます。 (右)
試合間には、怪我をした選手がトレーナーステーショ
ンに来て、トレーナーや指導を受けた当学生が、ケア
に当たります。
(左)
ケアをした教員トレーナーから説明を受け
る選手。その記録をとどめる当学生。
(中央)(右)
後で教員トレーナーと学生がマンツーマン指導を行い、その時の模様を反復して生
きた技術と知識を学んでいきます。
金内 祐介(かねうち ゆうすけ)教員トレーナー
このトレーナーステーションを通して、学生達の成長が間近に感じ
られます。学生が講義で学んだアイシングやテーピングなどを、実
践できる貴重な場であり、また学生同士が切磋琢磨しお互いにい
い影響が顕れます。また、各地区から勝ち残ってきた強豪の戦い
ならではの臨場感や迫力は、練習大会とは全く違います。そういう
場でもトレーナーステーションの実践は、生徒にとってはいい刺激
になっています。
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主催者側の声 千葉県小中学校体育連盟 大橋哲治氏
TSR のトレーナーステーション活動は、我々主催側や部活顧問の学校教師にとっては、無くてはなら
ない存在です。試合中、選手達に何かあっては大変なことになってしまいます。この活動で TSR のトレ
ーナーと学生達が選手のコンディションを保つためストレッチを施したり、試合後の疲労した脚にテー
ピングを行ったり、常に次の試合に向けて選手達のベストコンディショニングのサポートをしてくれるお
かげで、大きな事故につながることも無くとても助かっています。
当校は、これからもスポーツビジネスを通して地域社会に貢献できるよう、活動の場を増やしていきた
いと考えています。
■トレーナーステーション活動サポート概要
実施数:
年間 80 回以上
総利用人数: 3,738 人(2015 年度実績)
総利用件数: 5,338 件(2015 年度実績)
時期:
2002 年から導入
概要:
中学や高校のスポーツ大会等で特設ブースを出し、当学生が教員トレーナーの指導の
もと、トレーナーとして常駐し、怪我をした参加選手に対してアイシングやテーピング
などの応急処置を行う活動。
効果:
・教員トレーナーの指導のもと、学生が処置にあたることにより、学生にとっては授業
では身につかない実践の場となる。
・無償奉仕で課外活動を指導している教師の負担軽減。
・部活顧問の教師にとって、選手の怪我に対するリスク回避と精神的負担が軽減。
・大会側にとっては、怪我の予防やケアを行う専門部隊が常駐することにより、安心して
大会を遂行することができる。
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【会社概要】
会社名
:学校法人滋慶学園東京スポーツ・レクリエーション専門学校
代表
:学校長 関口 正雄
所在地
:東京都江戸川区西葛西 7 −13 −12
ホームページ :http://www.tsr.ac.jp/
設立
:1995 年 4 月
事業内容
:当校は、多様化するスポーツ業界、レクリエーション業界、医療業界で活躍するトレ
ーナーの専門家を養成することをミッションとし、日本で初めて学校とスポーツクラ
ブを一体化した専門学校を運営しています。
本件に関するお問い合わせ先
学校法人滋慶学園
東京スポーツ・レクリエーション専門学校
事務局:高平(たかひら)
TEL:03-5696-9090 FAX:03-5696-9096
広報事務局
担当:新保(しんぼ)
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788
携帯:080-9874-4858
E-mail:[email protected]
E-mail:[email protected]
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