既設エレベーター防災対策改修工事助成制度の概要(PDF

既設エレベーター防災対策改修工事助成制度のご案内
いつでも、どの階とでも、簡単につながる昇降機。
当たり前に使っている昇降機だからこそ、
その安全性、見直してみませんか?
墨田区内に設けられたエレベーターの
防災対策改修工事に要する費用の一部を助成します。
①
助成
対象事業は?
以下5点の防災対策改修工事のすべて(既に適合している部分を除く。)
を行う、建築基準法に適合している改修事業が対象です。
P波感知型地震時管制運転装置の設置
•地震時、初期微動(P波)を検知し、早期にエレベーターを最寄階に停止させ
る装置の設置(乗客の閉じ込め、機器の損傷の防止)
エレベーターの耐震補強措置
•地震その他の振動により、ロープが滑車から外れる、他の危機へ絡まる、各装
置が転倒する等の事故を防止するための措置
戸開走行保護装置の設置
•戸が開いた状態でかごが移動した場合に、エレベーターを停止させる、通常の
運転制御からは独立した装置の設置(挟まれ事故等の防止)
釣合おもりの脱落防止対策
•地震その他の振動により、釣合いおもり等が枠から脱落する事故を防止するた
めの対策
主要な支持部分の構造規定に適合すること
•地震その他の振動により、機器を支える梁、レール等の主要な指示部分が破損、
損壊する事故を防止するための構造規定に適合すること
②
助成対象者は?
以下の(1)∼(4)のいずれかの方が助成対象者です。
(1)所有者
個人
複数いる場合は、その代
法人(大企業を除く)
表者
(2)管理組合の代表者
(3)上記(1)または(2)から承諾を得た者
(4)区長が必要と認める者
③
助成対象建築物は?
一定の要件を満たす建築物が対象です。
詳しくはお問い合わせください。(下記はその一部です。)
バリアフリー法で定める特定建築物(共同住宅、店舗、事務所
等)
延べ面積が1,000㎡(幼稚園、保育所にあっては500㎡)以上であり、かつ、地
階を除く階数が3以上の建築物
エレベーターを修繕項目として設定している、長期修繕計画又は維持保全計画が作成
された建築物
構造躯体が、地震に対して安全な構造である建築物
※
※建築物の耐震改修工事が必要な場合、別途助成制度がございます。
詳しくはお問い合わせください。
④
助成額は?
以下の計算により算定します。
助成額=①の防災対策改修工事に要する経費×23.0%
(上限 118 万2千円)
(例1)防災対策改修工事に要する経費
(例2)防災対策改修工事に要する経費
=800万円の場合
=400万円の場合
800×0.23=184 万円
→助成額=118 万2千円
⑤
400×0.23=92 万円
(=上限額)
→助成額=92 万円
(≦上限額)
注意事項
必ずご確認ください。
・対象者、対象建築物、助成額算定等について当案内に記載されていない事項もござい
ます。詳細につきましては、必ず契約前にご相談ください。
・原則として、年内に対象確認申請、年度内に工事完了のお手続きが必要です。
・区の予算内での事業のため、年度中に受付を終了させていただくことがございます。
【お問い合わせ先】
〒130-8640 東京都墨田区吾妻橋 1-23-20
墨田区都市計画部建築指導課
設備担当
【ホームページ(要綱の確認等)】
http://
tel.03-5608-1242
fax.03-5608-6409