26365_京都府和束町先行型実施結果報告 (2)

地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業実施結果報告
(外部有識者及び議会による効果検証の時期・方法・体制等)
①
②
外部有識者による効果検
証の時期
年
平成28年
外部有識者による効果検証の方法
月
6月
事業実施報告書により検証
③
④
外部有識者によ 議会によ
外部有識者の効果検
る効果検証の る効果検
証の体制
公表方法
証の有無
福知山公立大学教授、
京都やましろ農業協同
組合、京都府、(株)京
都銀行、京都中央信用
金庫、京都田辺公共職
業安定所、和束町雇用
促進協議会、相楽東部
広域連合教育委員会、
和束町商工会、社会福
祉法人和束町社会福
町ホームページ
祉協議会、和束町集落
で公表
営農推進連絡協議会、
一般財団法人和束町
活性化センター、恋茶
グループ、NPO法人和
束ティフレンズ、住民代
表 以上15名の参画
者により検証するととも
に、メディア機関として、
各新聞社に意見照会を
行う。
⑥
⑤
⑦
議会による効果検証の時
期
年
議会による効果検証の方法と意見
月
全員協議会で検証(9月15日実施)
(意見)
・人口ビジョンや総合戦略について、住民
会議やパブリックコメントが実施された。
時間的な制約に縛られず住民の意見がさ
らに反映されるよう努めるべきであった。
あり
平成28年
9月
・援農支線については、農家にとって有効
であった。引き続き援農してもらえるため
に援農者に対する生活環境等を整備する
必要がある。
・子どもの語学力向上と定住化促進事業
については、子ども目線で保育が充実で
きたか検証することが必要である。
・野生動物里山事業については、重要課
題の一つとして、追い払い方法や個体数
の調整等、今後も有効な事業を推進され
たい。
地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業実施結果報告
(各交付対象事業の重要業績評価指標(KPI)の実績値等)
No
①
②
交付対象事業の名称
交付金の種
類
③
④
⑤
⑥
⑦
実績額
本事業における重要業績評価指標(KPI)
本事業終了後における実績値
外部有識者からの評価
実績値を踏まえた事業の今後に
ついて
指標
単位:円
指標値
単位
目標年月
実績値
事業効果
事業の評 外部有識者からの意 今後の方
価
見
針
今後の方針の理由
指標①
指標②
指標③
1
和束町人口ビジョン・地方版総合戦略策定
基礎交付
事業
指標④
3,117,360
指標⑤
町民の巻き込みは十分
でなかったが、期限内
に策定できたことは評
4つの基本目標と施策
価できる。府内でも10
総合戦略の
の基本方向にそって、
月末に提出できたのは
地方創生に非常 KPI達成に
事業を推進していく。
極小と聞いている。今 事業の継続
に効果的であった 有効であっ
策定事業は終了した
後目標に沿ってどう展
た
が、戦略としては継続
開していくかが重要で
する。
ある。事務局案のとおり
地方創生に非常に効果
的であったといえる。
指標①
観光人口
85,578
人
平成28年3月
81,783
指標①
年間延べ外来患者数
6,112
人
平成28年3月
6,347
指標②
胃カメラ・エコー検査患
者数
120
人
平成28年3月
143
保護者の満足度
70
%
平成28年3月
97
指標②
指標③
指標④
2 地域ブランド育成支援事業
基礎交付
1,500,000
指標⑤
3 地域医療体制充実事業
基礎交付
2,966,977
指標③
指標④
指標の取り方に問題が
あるのではないか。正
確に測定できる指標は
なかったかどうか。和束
茶フェアで何人にパンフ
レットを渡したかといっ
た指標は考えられない
か。アウトプットとアウト
カムの指標の取り方の
和束町商工会と連携し
相違ではないかとの意
総合戦略の
ながら都市部での和束
地方創生に相当
見も出た。全体として
KPI達成に
茶フェアの開催等によ
程度効果があっ
は、目標の95%を達成 事業の継続
有効であっ
り、茶業の振興と商工
た
しているため相当程度
た
業の活性化を図るため
の効果があったといえ
事業を継続する。
る。
また、KPI以外について
も外部有識者が客観的
にわかる指標を用いた
らどうか。目標数値が
増減しただけでなく、総
合的な評価も必要では
ないかとの意見が出
た。
医師や看護師の確保、
国民健康保険診療所の
総合戦略の
また住民福祉の向上か
臨時医師並びに臨時看
地方創生に非常 KPI達成に
ら非常に効果的であっ 事業の継続 護師の雇用を継続し、
に効果的であった 有効であっ
た。また目標も達成でき
地域医療体制の充実を
た
ており有効であった。
図る。
指標⑤
指標①
指標②
4 子どもの語学力向上と定住化促進事業
基礎交付
総合戦略の
保護者の満足度も9
地方創生に非常 KPI達成に
7%と非常に高く、KPI
に効果的であった 有効であっ
達成に有効であった。
た
912,300 指標③
指標④
保護者の満足度も高
く、和束で子育てをする
魅力として、国際感覚を
事業の継続
身に付けることができる
よう、今後も事業を継続
する。
指標⑤
指標①
観光人口
85,578
人
平成28年3月
指標②
縁側カフェ集客数
1,800
人
平成28年3月
指標③
指標④
5 縁側プロジェクト事業
基礎交付
3,072,000
指標⑤
81,783
地域住民と協働して観
光振興に取組む事業で
358(6ヶ月)
あり、これまでなかった
住民のまちづくりに対す
農家等の縁側提供や空
る意識が向上したこと
き家の活用により、茶
総合戦略の と、空き家を改修して交
畑景観を和束町の観光
地方創生に効果 KPI達成に 流の拠点となったことも
事業の継続 資源としてPRしていくと
があった
有効であっ 大変評価できる。観光
ともに、地域住民との協
た
人口では目標の95%
働による観光振興を継
を達成した。縁側カフェ
続していく。
集客数は目標を達成で
きなかったが、戦略とし
ては大変有効であっ
た。
指標①
指標②
指標③
指標④
6
茶源郷行政情報配信システムによる活性
化対策事業
基礎交付
システム利用者
アクセス数 町内
アクセス数 町外
550
1,241
248
世帯
件
件
平成28年3月
平成28年3月
平成28年3月
416
853
30
システム利用者数やア
クセス数を増加させる
アクセス数の向上に努
ため、動画やお知らせ
めていただく必要があ
の内容を充実させる。
る。課題も多いがシステ
また平成28年度以降
総合戦略の ム利用者が増加してい
事業内容の 各公民館への設置に係
地方創生に効果 KPI達成に ることや、住民から動画
見直し(改 る助成制度を導入し、
があった
有効であっ や写真を提供してもら
善)
地域住民にシステムを
た
い、住民との協働でシ
PRしていく。また、議会
ステムを活用する取組
中継や双方向機能を活
は一定有効であったと
かしたシステムの活用
いえる。
に努めることとし、事業
を継続する。
茶源郷まつり来場者数
マウンテンバイク利用者
7,500
725
人
人
平成28年3月
平成28年3月
7,200
1,561
茶源郷まつりは盛況で
茶源郷まつり並びにマ
あった。二日間開催さ
ウンテンバイク利用者
れたが、うち一日は天
は年々集客数が増加し
候が悪く、目標が達成
ていることから、事業の
できなかったが、1日目
継続とさらに集客を呼
の集客数があれば目標
ぶための施策を実施し
総合戦略の
を達成できたと思う。マ
ていく。マウンテンバイ
地方創生に非常 KPI達成に
追加等更に
ウンテンバイクイベント
クランドは、国際大会が
発展させる
に効果的であった 有効であっ
もJ2大会により集客が
できるコースの整備を
た
増加し、地方創生に非
予定しており、オリン
常に効果的であったと
ピックやワールドマス
いえる。今後ますます
ターズゲームズの開催
茶源郷和束のブランド
地として誘致していき、
力を高めていただきた
まちの活性化と交流人
い。
口の拡大に努める。
51,000
指標⑤
指標①
指標②
指標③
指標④
7 茶源郷和束交流事業
基礎交付
6,521,000
指標⑤
指標①
指標②
指標③
指標④
8 高齢者見守りサポート事業
基礎交付
孤独死0の継続
0
人
平成28年3月
0
孤独死0を目標としてい
るが、万一孤独死され
た場合は、どう評価す
るのかといった意見が
出たが、年間延べ2,1
38回の見守りをされて
いることで健康に自宅
で生活できることに対す
る支援であることから非
高齢化が進む中、地域
総合戦略の 常に有効であったとい
の中で安心して生活が
地方創生に非常 KPI達成に える。
事業の継続 できるよう、独居老人世
に効果的であった 有効であっ その他の意見として、
帯の見守り行うサポー
た
ポットの電源を入れたら
ト事業を継続する。
安否状態がわかるシス
テムやシステムや機械
に頼らないご近所づき
あいによる見守りさらに
小中学生の年賀状等に
よる見守りもあり等、幅
広く見守りされているこ
となどの意見が出され
た。
1,375,886
指標⑤
指標①
指標②
指標③
指標④
9 野生動物里山事業
基礎交付
2,250,000
指標⑤
被害額10%の減少
15,209
千円
平成28年3月
16,425
花火や猿の被害は大き
く、捕獲に対する奨励
金制度を導入すればど
うかとの意見がでた。ま
た花火や爆竹は火災の
原因につながるので危
険である。また猿も慣れ
てしまってまた戻ってく
有害鳥獣個体数調整事
るなど、被害減少に向
業等により事業内容を
総合戦略の
けた対策を今後も検討 事業内容の 改善していくとともに、
地方創生に効果 KPI達成に
してもらいたい。被害額 見直し(改 地域ぐるみでの追い払
があった
有効であっ
善)
10%の減少が目標とさ
いについては、地域住
た
れており、目標達成に
民の協力を得ながら継
は至らなかったが、事
続する。
業開始前より若干では
あるが、一部地域にお
いては、猿の出没が減
少しているようにも感じ
る。対策の1手段として
は有効であったといえ
る。
指標①
指標②
指標③
指標④
10 茶源郷交流エリア農業体験事業
基礎交付
和束茶カフェ来場者数
農業体験者数
12,986
400
人
人
平成28年3月
平成28年3月
14,830
299
和束茶カフェ来場者数
12,986
人
平成28年3月
14,830
5,512,000
指標⑤
指標①
指標②
指標③
指標④
11 茶源郷和束交流促進事業
基礎交付
730,188
指標⑤
農業体験数が目標地を
下回っているのは、
ハーブの需要は多い
が、栽培する場所の確
保が課題となっている。
また加工品に追われて
観光にまで回り切れて
いないのが現状であ
る。また水菜栽培は、
和束茶カフェ周辺にあ
ハーブに比べ農業体験
るガラスハウスを今後も
総合戦略の として関心が低い現状
有効に活用するととも
地方創生に相当
事業内容の
KPI達成に がある。しかし、ガラス
に。需要に応じた栽培
見直し(改
程度効果があっ
有効であっ ハウス周辺のカフェ来
の確保や栽培だけでな
善)
た
た
場者数は、目標を大きく
く、農業体験者数を増
上回っていることから相
加させる体験プログラ
当程度効果があったと
ムを計画していく、
いえる。今後体験プロ
グラムを作って農業体
験者数を増加させるこ
とが重要である。
農業体験者数には、
ハーブ体験と茶摘み体
験者数が含まれてい
る。
平成23年に公共再生
プロジェクトができ、そ
の中で和束茶カフェの
有効利用について構想
があった。飛躍的に利
用者が増加しており、
和束の看板になりつつ
ある。カフェ来場者数が
目標を上回っていること
観光パンフレットや看板
総合戦略の
から非常に効果的で
設置、またフェイスブッ
地方創生に非常 KPI達成に
事業の継続 ク等により茶源郷和束
あった。
に効果的であった 有効であっ
観光客が多くなると駐
のPR促進に向け、引き
た
車場の確保が課題と
続き事業を継続する。
なっていると思われる。
お茶の京都としてブラン
ド力を更に高めていた
だきたい。和束町には、
まちづくりを進めるプ
レーヤーが多いことが
何よりも強みであると思
う。
指標①
指標②
指標③
指標④
12
茶源郷和束おもてなし人材育成・観光産業
基礎交付
創生事業
対象企業等相談案件
山の家宿泊者数
2
1,439
件
人
平成28年3月
平成28年3月
0
1,666
交流人口
85,578
人
平成28年3月
81,783
雇用者数
延べ90
人
平成28年3月
延べ90
0
指標⑤
指標①
指標②
指標③
指標④
13 地域住民による地域観光資源充実支援事業タイプⅠ
9,000,000
指標⑤
指標①
指標②
指標③
指標④
14 森林資源利用促進事業
タイプⅡ
2,005,800
指標⑤
観光振興に係る企業等
の相談案件数はなく、
目標を達成することは
できなかった。企業にお
いても自己負担が伴う
ことが要因となってい
る。しかし、企業を支援
する取組としては、評価
できる。また横の連携を
観光産業を実現する企
図ることによって、達成
業等に対して支援を
総合戦略の できたかもしれないこと
事業内容の 行っていくこととする。
地方創生に効果 KPI達成に から、今後連携を密に
見直し(改 平成27年度は応募者
があった
有効であっ 事業を展開していくよう
善)
がなかったが、ニーズ
た
にすべきである。観光
に対応して事業継続を
振興によるおもてなしの
検討する。
拠点である山の家宿泊
者数は目標を上回って
いる。補助金の有無如
何によらず、事業展開
をお願いしたい。事業
開始前と比べて悪化し
ている状況ではないこ
とから戦略としては有効
であったといえる。
トイレは美しいことが大
切である。訪れた方へ
観光客の増加に伴い、
のおもてなしとして効果
引き続き観光客へのお
があった。トイレについ
もてなし事業をとしてト
総合戦略の ては、住民にとっても観
地方創生に相当
イレや休憩する場所を
KPI達成に 光客にとっても懸案事
事業の継続 提供してもらえる住民
程度効果があっ
有効であっ 項であったことから、相
た
の取組を支援していく。
た
当程度効果があったと
そして地域住民と協働
いえる。加えてお願い
して観光振興に努め
するならよく分かる観光
る。
看板(原山地内)を設置
していただきたい。
雇用の拡大を図るた
め、山林の原木を椎茸
原木として利活用し、地
域住民に林産物の啓発
総合戦略の 雇用の拡大について
を促す事業は、平成27
地方創生に非常 KPI達成に は、目標を達成すること
年度の事業が終了する
事業の継続
に効果的であった 有効であっ ができたため非常に効
が、雇用の場が少ない
た
果的であった。
ことが転出の要因の一
つとなっていることか
ら、森林整備による雇
用の拡大について、検
討を進めていく。
指標①
指標②
指標③
指標④
15 地域特産品開発と雇用拡大事業
16 援農者支援と移住・定住促進事業
タイプⅡ
タイプⅡ
新規販売先開拓件数
新規ハーブ加工品
水菜販売額
10
7
6
1.5
件
品
回
倍
平成28年3月
平成28年3月
平成28年3月
平成28年3月
指標⑤
新規雇用
2
人
平成28年3月
指標①
指標②
指標③
指標④
援農支援
5
件
平成28年3月
ハーブ体験ツアーの実施
2,577,600
ハーブで有機栽培をさ
れているところがなく、
生産が追いつかない状
況である。安定的な供
給に向け取り組む必要
お茶に加えた第2の農
がある。しかし、お茶に
業の展開と和束町の特
総合戦略の
加えた第2の農業として
産品づくりにより、雇用
地方創生に効果 KPI達成に
追加等更に
販売先の販路を開拓さ
を拡大する必要がある
発展させる
があった
有効であっ
れ、またハーブ体験ツ
ため、事業の継続だけ
た
アーも実施されている
でなく事業を深化させて
2
など新規事業として有
いく。
効であった。雇用者に
ついては、目標を達成
されており、効果があっ
たといえる。
15
援農者にとっても、3ヶ
月間安定収入が確保さ
れている。援農者を受
けることにより地元の商
工会の活性化も図られ
援農者を受け入れる施
る。また高齢化する農
設整備は終了したが、
総合戦略の
家にとっても非常に有
援農者を受け入れる体
地方創生に非常 KPI達成に
効であった。目標を大き 事業の継続 制やまた受入れ農家に
に効果的であった 有効であっ
く上回ったことから効果
対応できる援農者の確
た
的であった。しかし、一
保等引き続き実施して
部農家の需要が多すぎ
いく。
て対応できなかったこと
もあるので、1日でも援
農してもらえるようにし
ていただきたい。
5,026,600
指標⑤
各事業の評価等を踏まえた地方版総合戦略の見直しの有無
5
6
2
1.07
見直しを行わない
地方版総合戦略を見直した場合はその内
容。見直しを行わないこととした場合は
その理由
和束町の上位計画である第4次総合計画と整合させ総合戦略を策定した。今後施策の見直しも必要になってく
ると思われるが現段階では戦略の見直しは行わない。