平成 28 年度精神障がい者地域移行・地域生活支援関係者研修 開催要領 1 目的 改正精神保健福祉法が施行され、入院早期から医療と福祉(地域)が連携して退院促進、地域生活への移行を 推進する取組みが始まるなど、今後益々保健医療福祉に携わる関係者が連携・協働し、多職種連携による地域移 行や地域生活の支援の充実強化を図る必要がある。また精神障がい者の地域生活への移行及び地域生活継続の ための適切な支援体制を確保する観点から、本研修を開催する。 2 主催 岩手県(精神障がい者地域移行・地域生活支援従事者研修 研修企画委員会) 3 日時 【第 1 回】 平成 28 年 12 月 2 日(金) 10 時~16 時 50 分(受付: 9 時 30 分~) 【第 2 回】 平成 29 年 2 月 4 日(土) 13 時~16 時 (受付:12 時 30 分~) 4 場所 【第 1 回】 いわて県民情報交流センターアイーナ 会議室 501 他 (住所:盛岡市盛岡駅西通 1-7-1 電話:019-606-1717) 【第 2 回】 岩手県水産会館 大会議室 (住所:盛岡市内丸 16-1 電話:019-623-8141) 5 受講対象等 精神障がい者の地域移行(退院促進) 、地域生活支援に関わる精神保健医療福祉関係者【原則 2 回参加可 能な者】平成 27 年度に標記研修会を受講していない方が対象になります。 ①精神科病院の職員(退院後生活環境相談員、精神保健福祉士、看護師等) ※多職種【例 看護師と精神保健福祉士等】での参加が望ましいこと。 (1 ヶ所あたり 2 名程度) ②相談支援事業所の職員(相談支援専門員) ③行政職員(市町村、保健所、県広域振興局等の保健師、障がい福祉担当職員等) ④岩手県障がい福祉研修アドバイザー ⑤地域移行推進員 ⑥上記①~⑤以外の精神保健医療福祉関係者 6 内容 テーマ 「改正精神保健福祉法の趣旨を踏まえた医療と福祉(地域)の連携体制の充実と強化」 別紙プログラムのとおり 7 修了証の交付 全過程(2 回)受講した者には、修了証書を交付する。 8 参加費用 無料 なお、参加にかかる交通費や昼食費用は参加者の自己負担とする。 9 受講申込み 各機関、施設毎に取りまとめの上、別紙申込書により平成 28 年 11 月 4 日(金)までに申込むこと。 (メ ール、FAX 可)申込みは先着順で受付とするが、定員より多い場合は、調整することがある。 (定員 70 名) 受講決定通知を送付するので、受講される方は、別紙様式「事前課題」を 11 月 22 日(水)までに提出する こと。 10 申込み・問合せ先 岩手県精神保健福祉センター TEL 019-629-9617 FAX 019-629-9603 代表メール [email protected] 別紙 プログラム 【第 1 回 平成 28年12月2日(金)】 時 間 内 容 10:00~ 開会 10:10~10:30 行政説明:「精神障がい者の地域生活移行への取組みについて」 説明者:岩手県保健福祉部障がい保健福祉課 10:30~12:10 職員 講話: 「改正精神保健福祉法講座 ~法改正の趣旨を読みとき、医療と福祉の連携ポイントを学ぶ~」 講師:一般社団法人 支援の三角点設置研究会 東 美奈子氏 (訪問看護ステーション Relisa 管理者、相談支援事業所 Reve ) 12:10~13:10 休憩 13:10~14:35 活動報告:「医療と福祉(地域)の協働、連携による地域移行(退院促進)を推進する取組みの報告」 コーディネーター:岩手県立大学社会福祉学部 教授 田中 尚氏 助言者:一般社団法人 支援の三角点設置研究会 東 美奈子氏 報告者 ① 医療機関の取組について ② 気仙障がい保健福祉圏域の取組みについて ③ 市町村の取組みについて 14:35~14:50 休憩 14:50~16:40 演習 国立病院機構花巻病院 医療社会事業専門員 浅沼充志氏 地域活動支援センター星雲相談室 相談支援専門員 吉田展泰氏 花巻市障がい福祉課 主査 蟹澤 容子氏 グループワーク・情報交換 各グループ発表・総評 コーディネーター:岩手県立大学社会福祉学部 教授 田中 尚氏 16:40~16:50 閉会 【第 2 回 平成 29年2月4日(土) 】 時 間 内 13:00~ 開会 13:10~15:45 演習 容 グループワーク・情報交換 各グループ発表・総評 コーディネーター:岩手県立大学社会福祉学部 教授 田中 尚氏 15:45~16:00 閉会 ≪講師紹介≫ 東 (修了証交付) 美奈子 先生 総合病院の勤務を経て、1992 年より精神科病院(病棟・訪問看護室)で勤務、2002 年より地域生活支援センター勤務。 2004 年地域密着型資源として「周南精神障がい者の地域生活を支える会ふくふく」設立、代表を務める。 2007 年より社 会福祉法人ふあっとにて相談支援専門員。精神科病院での勤務経験をもとに医療と福祉の協働による地域移行支援に関 わる。20 15 年在宅支援の拠点として株式会社 Retice 設立。訪問看護ステーション Relisa と相談支援事業所 Reve 開設。 島根県相談支援アドバイザー。2009 年より日本精神科看護技術協会理事、精神科認定看護師(退院調整領域)2015 年よ り日本相談支援専門員協会副代表。“医療と地域をつなぐ”をテーマに精神科看護師や相談支援専門員の人材育成に関わ っている。
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