資料7 働き方改革実現会議資料 株式会社オーザック 専務取締役 岡崎瑞穂 創業:1945年10月 業種:金属製品製造業 資本金:3000万円 製造品目:ワイヤロープ用ロープ 端末金具、調整及び連結金具 産業機械用吊り具等の設計及び製 造販売末端金具・建築金物・ 社員数:40名 平均年齢:38歳 所定労働時間外労働削減への取り組み 生産管理システムによる仕事の見える化 生産管理システムを導入することで、会社全体の仕事を見える化。 製品ごとに、製造時間や単価の実績値と予定値が一目で分かるようになり、 実績値と予定値との間に差が生じているような場合、社員各自が、その理由を分析し、 差をなくすよう工夫ができるようになった。 多能工化の推進 社員の自主的な多能工化の推進で、休暇などで担当社員が不在の場合も、 担当外の機械を操作できるため、年休も取得しやすくなった。 社員からの改善案を具体化 社員からの改善提案を促し、それを具体化していった。 例えば、機械の配置換えによって、天井クレーンを利用する際の待ち時間を減らすこと。 休憩時間を時差式にして、生産性をあげることなど。 雇用の増加によるワークシェアリング 6年間で10名増加し、忙しい部署の一人当たりの仕事を軽減。 24時間稼動の機械導入 社員の労働時間以外の16時間を有効に活用するため、「ものづくり補助金」を活用させて頂き、 24時間稼働の機械を導入した。この結果、労働時間とコストが低減できた。 コミュニケーション費用の助成 社内での仕事の効率化に向けては、社員同士の調整が必要なため、 社員間のコミュニケーションをとるための食事会などの費用を助成。 完全下請け部門の廃止 親会社の要求を満たすためには、納期、単価が自社で決められず、社員に負担がかかるため廃止。 所定労働時間外労働削減の推移 株式会社オーザック 平成19年度~25年度 1人当たりの月平均所定 離職者数(人) 外労働時間(時間) 平均社員数(人) 年間所定外労働時間 (時間) 平成19年度 23 2139 8 2 平成20年度 29 1148 3.2 1 リーマンショックの 影響を受ける 平成21年度 31 438 1.2 4 リーマンショックの 影響を受ける 平成22年度 30 1564 4.3 1 平成23年度 30 1564 4.3 2 平成24年度 32 1740 4.5 4 平成25年度 33 1142 2.9 0 63.8%減 備考
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