フィリピン:Semirara 炭鉱拡張 環境天然資源省の基準満たす 2016 年 9 月 29 日掲載 9 月 21 日付けの地元報道によると、Consunji 財閥の炭鉱・発電大手 Semirara Mining and Power(SMPC)社は、西 Visayan 地方 Antique 州 Semirara島の炭鉱での拡張事業が、政府の監査にて、 技術的に適切との報告を受けたと発表した。 環境天然資源省は、8 月末に当該地区を監査し、斜面の安定計算、排水井の揚水試験、排出ガス削減な ど、全項目で政府が要求する基準を満たしているとした。 同省は、6 月に新大臣が就任し、鉱山開発の取り締まりを強化。7 月から、全国の鉱山を対象に、環境基 準に関する監査を実施しており、監査結果は公表予定。大臣は、監査で問題が見つかった 10 カ所以上の 鉱山には、操業停止を命じる考えを明らかにした。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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