福祉センターを取材して

○通いの会やサロン一覧
事業名
対象名
シャキッと会
ふまねっとサロン
ニューススポーツサロン
寺子屋サロン
年齢・健康状態の
年齢制限なし
年齢・健康状態の
年齢・健康状態の
制限なし
歩ける方
制限なし
制限なし
DVD を見ながらセ
内容
ラバンドやマットを
使った運動
日時
期間
ふまねっと(50cm 四方
のマス目を踏まないよ
吹き矢・輪投げ・スカッ
うにゆっくり歩く運
トボール等
手芸を通した交流
動)
火・金曜日
第 2・4 木曜日
第 1・3 木曜日
水曜日
10:00~11:30
13:00~14:30
13:00~14:30
13:00~14:30
通年
通年
通年
通年
無料
無料
無料
無料(セラバンドと
利用料
ヨガマットは自費購
入)
場所
福祉センター
商工会館
商工会館
商工会館
送迎
無
温泉へのお迎えのみ有
温泉へのお迎えのみ有
講師のみ有
運動靴、飲料水、汗
動きやすい服装、
動きやすい服装、
拭きタオル、セラバ
運動靴、飲料水
運動靴、飲料水
動きやすい服装、
持ち物
手芸道具
ンド、筆記用具
○介護支援ボランティア制度
対象者
サービス内容
ボ介
ラ護
ン支
テ援
ィ
ア
制
度
・介護や福祉に関するボランティアに参加し、
町内に移住する 65 歳以上の人で、
実績に応じてポイントがたまる
介護保険料の滞納がない方
・たまったポイントは商品券へ換金できる
・事前に研修受講と登録が必要
このように、京極町では様々な介護予防事業が行われていたり、高齢者の方がボランティ
ア活動を通して社会参加や地域貢献等をすることで、ご自身の身がより元気になっていた
だくことを目的として実施されている介護支援ボランティア制度があったりします。
実際に私が見学させていただいたのは、
「ミニデイサービスにこっと」という通所型サービ
ス事業です。
「ミニデイサービスにこっと」は通年で介護予防に取り組む必要があると診断
された 65 歳以上の方々を対象としています。
9:30~送迎
10:00~体調確認(血圧・体温測定)
10:15~準備体操(椅子に座って行う運動)
10:35~集団プログラム(椅子につかまって立って行う運動、コグニサイズ)
11:00~個別プログラム(個別の課題に合わせた活動)
11:45~昼食・休憩
13:00~選択プログラム(手芸・園芸・カラオケ・木工芸・料理など)
14:30~おやつ
14:50~送迎
こちらは準備体操やコグニサイズの様子です。
運動機能・認知機能・口腔機能の改善を目指す活動を行っています。
参加者の方々は指先やからだを動かしながら、楽しそうにコミュニケーションをとってい
ました。
こちらは栄養・健康相談の様子です。
日頃の食生活で栄養の偏りがないか、糖分を摂り過ぎていないかなど、管理栄養士の方が
高齢者の方々の食習慣をチェックしています。
見学後、京極町地域包括センターの兼松さんにお話を伺いました。
高齢者が暮らしやすく、元気でいるための地域包括ケアシステムをもとに、デイサービス
や主任ケアマネジャー・社会福祉士・保健師等が中心となって様々な分野において連携を
とりながら相談を行っているそうです。
高齢化が進んでいる現代において、求められているものが「周りの支え合い」だとおっし
ゃっていました。
たとえば、近所に住んでいる高齢者の方と挨拶やコミュニケーションをとったり、ゴミ出
しの手助けをしたりと、周りの人が積極的に動くことで、高齢者の健康状態を知ることが
でき、高齢者が暮らしやすい地域づくりへと繋がるのです。
〈編集後記〉
今回の取材を通してとても良いお話を聞くことができ、光栄です。
京極町民でありながら、このような高齢者サービスが京極町にあるということを知らなか
った自分の無知さを恥ずかしく思います。
そして私たち高校生をはじめとした若者が、積極的に地域活動をしていくことで、地域の
活性化に繋がり、京極町をよりよい町にすることができるのではないかと思いました。
誰もが暮らしやすく、また他の地域の住民から見ても「京極町に住んでみたい!」と思っ
てもらえるようなまちづくりに私も積極的に参加していきたいです。
京極町役場でのインターンシップを通して、京極町への愛が一層深まりました。このよ
うな美しい町に生まれることができ、幸せです。たくさんのあたたかい方々に出会うこと
ができ、幸せです。今までお世話になってきた方々に恩返しする気持ちで、私もまちづく
りに携わっていきたいです。