(現行)福岡県卸売市場条例施行規則 [PDFファイル/297KB]

○福岡県卸売市場条例施行規則
昭和四十七年八月二十九日
福岡県規則第六十号
福岡県卸売市場条例施行規則を制定し、ここに公布する。
福岡県卸売市場条例施行規則
(趣 旨 )
第 一 条 こ の 規 則 は 、福 岡 県 卸 売 市 場 条 例 (昭 和 四 十 六 年 福 岡 県 条 例
第 四 十 六 号 。 以 下 「 条 例 」 と い う 。 )の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 め
るものとする。
(開 設 の 許 可 申 請 書 の 記 載 事 項 )
第二条 条例第三条第一項の規則で定める事項は、次に掲げる事項
とする。
一 開設の理由
二 氏名又は名称及び住所
三 法人である場合にあつては、資本金又は出資の額及び役員の氏名
四 開設しようとする地方卸売市場の名称、所在地及び面積
五 開設しようとする地方卸売市場の取扱品目の部類及び業務の開始
予定年月日
(平 一 八 規 則 六 四 ・ 一 部 改 正 )
(業 務 規 程 で 定 め る 事 項 )
第 三 条 条 例 第 三 条 第 二 項 第 八 号 (条 例 第 二 十 六 条 第 三 項 に お い て
準 用 す る 場 合 を 含 む 。)の 規 則 で 定 め る 事 項 は 、次 に 掲 げ る 事 項 と す
る。
一 地方卸売市場内の秩序の維持及び衛生に関する事項
二 地方卸売市場の施設の使用及び管理に関する事項
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 平 一 七 規 則 二 四 ・ 一 部 改 正 )
(開 設 の 許 可 申 請 書 の 添 付 書 類 )
第四条 条例第三条第四項の規則で定める書類は、当該申請者が法
人 (市 町 村 を 除 く 。 )で あ る 場 合 に は 、 次 に 掲 げ る 書 類 と す る 。
一 定款
二 登記事項証明書
三 役員の戸籍抄本及び履歴書
四 株主若しくは出資者若しくは組合員の氏名又は名称及びその持株
数又は出資額を記載した書面
五 最近二年間における事業報告書
六 申 請 者 が 卸 売 市 場 法 (昭 和 四 十 六 年 法 律 第 三 十 五 号 。以 下「 法 」と
い う 。)第 五 十 七 条 第 一 項 第 一 号 か ら 第 三 号 ま で に 掲 げ る 者 に 該 当 し
ないことを誓約する書面
七 申請者が法第六十五条第二項第二号又は第三号の規定による許可
の取消しを受け、その取消しの日から起算して二年を経過しない者
であるときは、その旨を記載した書面
八 申請の日前三十日以内の日現在における純資産額調書
九 地方卸売市場の設計書
十 地方卸売市場の開設予定地を中心として一キロメートル以内の区
域 の 見 取 図 (こ の 見 取 図 に は 交 通 の 要 点 、官 公 署 、社 寺 、教 会 、病 院 、
学校、消防施設及び当該市場の出入場所等を明示すること。)
十一 地方卸売市場の敷地及び施設等が借用の場合は、貸借契約書の
写し
十二 その他知事が必要と認める書類
2 条 例 第 三 条 第 四 項 の 規 則 で 定 め る 書 類 は 、当 該 申 請 者 が 個 人 で あ る
場合には、次に掲げる書類とする。
一 申 請 者 (そ の 者 に 法 定 代 理 人 が あ る と き は そ の 者 及 び そ の 法 定 代
理 人 )の 戸 籍 抄 本 及 び 履 歴 書
二 申請者が法第五十七条第一項第一号及び第二号に掲げる者に該当
しないことを誓約する書面
三 前項第五号及び第七号から第十二号までに掲げる書類
3 条 例 第 三 条 第 四 項 の 規 則 で 定 め る 書 類 は 、当 該 申 請 者 が 市 町 村 で あ
る場合には、第一項第九号から第十二号までに掲げる書類とする。
(平 一 七 規 則 二 四 ・ 一 部 改 正 )
(取 扱 品 目 の 部 類 )
第五条 条例第四条第一項の規則で定める取扱品目の部類は、次に
掲げる部類とする。
一 青果部 野菜及び果実並びにこれらの加工品を主たる取扱品目と
し 、 並 び に 開 設 者 (法 第 五 十 五 条 の 許 可 を 受 け た 者 を い う 。 以 下 同
じ 。)が 業 務 規 程 で 定 め る そ の 他 の 生 鮮 食 料 品 等 を 従 た る 取 扱 品 目 と
するもの
二 水産物部 生鮮水産物及びその加工品を主たる取扱品目とし、並
びに開設者が業務規程で定めるその他の生鮮食料品等を従たる取扱
品目とするもの
三 食肉部 肉類及びその加工品を主たる取扱品目とし、並びに開設
者が業務規程で定めるその他の生鮮食料品等を従たる取扱品目とす
るもの
四 花き部 花きを主たる取扱品目とし、及び開設者が業務規程で定
めるその他の生鮮食料品等を従たる取扱品目とするもの
(昭 四 八 規 則 五 八 ・ 一 部 改 正 )
(卸 売 の 業 務 の 許 可 申 請 書 の 記 載 事 項 )
第六条 条例第四条第一項の規則で定める事項は、次に掲げる事項
とする。
一 氏名又は名称及び住所
二 法人である場合にあつては、資本金又は出資の額及び役員の氏名
三 法第五十八条第一項の許可を受けて卸売の業務を行おうとする地
方卸売市場の名称及び取扱品目
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 平 一 八 規 則 六 四 ・ 一 部 改 正 )
(卸 売 の 業 務 の 許 可 申 請 書 の 添 付 書 類 )
第七条 条例第四条第二項の規則で定める書類は、当該申請者が法
人である場合には、次に掲げる書類とする。
一 定款
二 登記事項証明書
三 役員の戸籍抄本及び履歴書
四 株主若しくは出資者若しくは組合員の氏名又は名称及びその持株
数又は出資額を記載した書面
五 最近二年間における事業報告書
六 当該事業年度開始後二年間における事業計画書
七 申請者が法第五十七条第一項第一号から第三号までに掲げる者に
該当しないことを誓約する書面
八 申請者が法第六十五条第二項第二号又は第三号の規定による許可
の取消しを受け、その取消しの日から起算して一年を経過しない者
であるときは、その旨を記載した書面
九 申請の日前三十日以内の日現在における純資産額調書
2 条 例 第 四 条 第 二 項 の 規 則 で 定 め る 書 類 は 、当 該 申 請 者 が 個 人 で あ る
場合には、次に掲げる書類とする。
一 申 請 者 (そ の 者 に 法 定 代 理 人 が あ る と き は そ の 者 及 び そ の 法 定 代
理 人 )の 戸 籍 抄 本 及 び 履 歴 書
二 申請者が法第五十七条第一項第一号及び第二号に掲げる者に該当
しないことを誓約する書面
三 前項第五号、第六号、第八号及び第九号に掲げる書類
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 平 一 七 規 則 二 四 ・ 一 部 改 正 )
(事 業 の 譲 渡 し 及 び 譲 受 け の 認 可 申 請 書 の 添 付 書 類 )
第 八 条 条 例 第 六 条 の 二 第 一 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る
場 合 を 含 む 。 )の 認 可 に 係 る 同 条 第 三 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準
用 す る 場 合 を 含 む 。 )の 規 則 で 定 め る 書 類 は 、 当 該 申 請 者 が 法 人 (市
町 村 を 除 く 。)で あ る 場 合 に は 、譲 渡 し 及 び 譲 受 け に 係 る 契 約 書 の 写
し、譲渡し及び譲受けを必要とする理由を記載した書類並びに次に
掲げる書類とする。
一 譲受人である申請者が開設者の場合にあつては、第四条第一項第
一号から第八号まで、第十一号及び第十二号に掲げる書類
二 譲 受 人 で あ る 申 請 者 が 卸 売 業 者 (法 第 五 十 八 条 第 一 項 の 許 可 を 受
け た 者 を い う 。 以 下 同 じ 。 )の 場 合 に あ つ て は 、 第 七 条 第 一 項 に 掲 げ
る書類
2 条 例 第 六 条 の 二 第 一 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含
む 。 )の 認 可 に 係 る 同 条 第 三 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る 場
合 を 含 む 。)の 規 則 で 定 め る 書 類 は 、当 該 申 請 者 が 個 人 で あ る 場 合 に
は、譲渡し及び譲受けに係る契約書の写し、譲渡し及び譲受けを必
要とする理由を記載した書類並びに次に掲げる書類とする。
一 譲受人である申請者が開設者の場合にあつては、第四条第一項第
五号、第七号、第八号、第十一号及び第十二号並びに第二項第一号
及び第二号に掲げる書類
二 譲受人である申請者が卸売業者の場合にあつては、第七条第二項
に掲げる書類
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 追 加 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 平 一 八 規 則 六 四 ・ 一 部 改
正)
(合 併 又 は 分 割 の 認 可 申 請 書 の 添 付 書 類 )
第 九 条 条 例 第 六 条 の 二 第 二 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る
場 合 を 含 む 。 )の 認 可 に 係 る 同 条 第 三 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準
用 す る 場 合 を 含 む 。 )の 規 則 で 定 め る 書 類 は 、当 該 許 可 の 申 請 が 合 併
に係るものであるときは、合併に係る契約書の写し、合併を必要と
する理由を記載した書類及び次に掲げる書類とする。
一 合併後存続する法人又は合併により設立される法人である申請者
が開設者の場合にあつては、第四条第一項第一号から第八号まで、
第十一号及び第十二号に掲げる書類
二 合併後存続する法人又は合併により設立される法人である申請者
が卸売業者の場合にあつては、第七条第一項に掲げる書類
2 条 例 第 六 条 の 二 第 二 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含
む 。 )の 認 可 に 係 る 同 条 第 三 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る 場
合 を 含 む 。)の 規 則 で 定 め る 書 類 は 、当 該 許 可 の 申 請 が 分 割 に 係 る も
のであるときは、分割に係る計画書又は契約書の写し、分割を必要
とする理由を記載した書類及び次に掲げる書類とする。
一 分割により業務を承継する法人である申請者が開設者の場合にあ
つては、第四条第一項第一号から第八号まで、第十一号及び第十二
号に掲げる書類
二 分割により業務を承継する法人である申請者が卸売業者の場合に
あつては、第七条第一項に掲げる書類
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 追 加 、 平 一 三 規 則 五 七 ・ 平 一 七 規 則 二 四 ・ 一 部 改
正)
(業 務 規 程 に 規 定 す る 事 項 等 の 軽 微 な 変 更 )
第十条 条例第七条第一項の規則で定める軽微な変更は、次に掲げ
る変更とする。
一 地方卸売市場の面積の変更のうち、市場ごとに、その面積の十パ
ーセント以内を増減するもの
二 開場の期日又は時間の変更のうち、開場されていなかつた期日又
は時間を開場することとするもの
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 旧 第 八 条 繰 下 ・ 一 部 改 正 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 一 部
改正)
(利 害 関 係 者 の 選 定 )
第十一条 条例第七条第二項の規定により意見を聴くべき利害関係
者の選定は、意見を述べることについて正当な理由を有する者のう
ちから開設者が指名することにより行うものとする。
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 追 加 )
(買 受 人 に つ い て の 届 出 事 項 )
第 十 二 条 条 例 第 十 二 条 第 二 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る
場 合 を 含 む 。 )の 規 則 で 定 め る 事 項 は 、 次 に 掲 げ る 事 項 と す る 。
一 氏名、生年月日、名称、商号及び住所
二 買 受 人 (条 例 第 十 二 条 第 一 項 の 承 認 を 受 け た 者 を い う 。以 下 同 じ 。)
と卸売業者との間に締結した生鮮食料品等の取引に関する契約の効
力発生年月日
三 買受人が買受に関する業務を行う地方卸売市場の名称及び取扱品
目の部類
四 買高見込額及び兼業業務の内容
五 営業の型態及び車両等の保有状況
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 旧 第 十 条 繰 下 ・ 一 部 改 正 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧 第
十三条繰上)
(業 務 規 程 の 主 要 な 部 分 )
第 十 三 条 条 例 第 十 三 条 第 二 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る
場 合 を 含 む 。)の 規 則 を 定 め る 業 務 規 程 の 主 要 な 部 分 は 、次 に 掲 げ る
部分とする。
一 地方卸売市場の名称、位置及び面積並びに取扱品目
二 開場の期日及び時間
三 委託手数料率
四 衛生上有害な物品の搬入の禁止
五 地方卸売市場の施設の使用指定及び秩序の維持
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 旧 第 十 一 条 繰 下 ・ 一 部 改 正 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧
第十四条繰上・一部改正)
(相 対 取 引 に よ る こ と が で き る 特 別 の 事 情 が あ る 場 合 )
第 十 四 条 条 例 第 十 五 条 第 二 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る
場 合 を 含 む 。)の 規 則 で 定 め る 特 別 の 事 情 が あ る 場 合 は 、次 に 掲 げ る
場合とする。
一 災害が発生した場合
二 入荷が遅延した場合
三 卸売の相手方が少数である場合
四 せり売又は入札の方法による卸売により生じた残品の卸売をする
場合
五 卸売業者と買受人との間においてあらかじめ締結した契約に基づ
き確保した生鮮食料品等の卸売をする場合
六 緊急に出港する船舶に生鮮食料品等を供給する必要があるためそ
の他やむを得ない理由により通常の卸売開始の時刻以前に卸売をす
る場合
七 条例第十七条ただし書の規定によりその地方卸売市場における買
受人以外の者に対して卸売をする場合
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 追 加 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧 第 十 五 条 繰 上 )
(せ り 売 又 は 入 札 の 方 法 に よ ら な け れ ば な ら な い 特 別 の 事 情 が あ る
場合)
第 十 五 条 条 例 第 十 五 条 第 三 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る
場 合 を 含 む 。)の 規 則 で 定 め る 特 別 の 事 情 が あ る 場 合 は 、次 に 掲 げ る
場合とする。
一 当該市場における生鮮食料品等の入荷量が一時的に著しく減少し
た場合
二 当該市場における生鮮食料品等に対する需要が一時的に著しく増
加した場合
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 追 加 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧 第 十 六 条 繰 上 )
(卸 売 の 相 手 方 の 制 限 を 受 け な い で 卸 売 を す る こ と が で き る 特 別 の
事情がある場合)
第 十 六 条 条 例 第 十 七 条 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る 場 合 を
含 む 。)の 規 則 で 定 め る 特 別 の 事 情 が あ る 場 合 は 、次 に 掲 げ る 場 合 と
する。
一 当該地方卸売市場における入荷量が著しく多いか、又は当該地方
卸売市場に出荷された生鮮食料品等が当該地方卸売市場の買受人に
とつて品目又は品質が特殊であるため残品が生ずるおそれがある場
合
二 当該地方卸売市場の買受人に対して卸売をした後残品を生じた場
合
三 当 該 地 方 卸 売 市 場 以 外 の 卸 売 市 場 (以 下 こ の 号 及 び 次 号 に お い て
「 他 の 卸 売 市 場 」と い う 。 )の 生 鮮 食 料 品 等 の 入 荷 事 情 等 か ら み て 当
該地方卸売市場の卸売業者からの卸売の方法以外の方法によつては
他の卸売市場に出荷されることが著しく困難である生鮮食料品等を、
他の卸売市場において卸売の業務を行う者に対して卸売をする場合
四 卸売業者が、他の卸売市場において卸売の業務を行う者との間に
おいてあらかじめ締結した集荷の共同化その他の卸売の業務の連携
に関する契約に基づき、当該他の卸売市場において卸売の業務を行
う者又は当該他の卸売市場において卸売業者から卸売を受けること
につき開設者の許可又は承認を受けた者に対して卸売をする場合で
あつて、当該契約に基づく卸売が次に掲げる要件を満たしていると
き。
イ 当該契約において卸売の対象となる生鮮食料品等の品目、数量の
上 限 、 卸 売 の 実 施 期 間 (一 月 以 上 の も の に 限 る 。 )及 び 入 荷 量 が 著 し
く減少した場合の措置が定められていること。
ロ 卸売業者が、当該契約の契約書の写し及び当該地方卸売市場の開
設者の定める事項を記載した申請書を当該開設者に提出して、当該
開設者が選定した買受人その他の利害関係者の意見の聴取又は当該
地方卸売市場における市場取引委員会の審議を経て、当該契約に基
づく卸売が当該地方卸売市場における取引の秩序を乱すおそれがな
い旨の当該開設者の承認を受けていること。
五 卸 売 業 者 が 、農 林 漁 業 者 等 (農 林 漁 業 者 又 は 農 林 漁 業 者 を 構 成 員 と
する農業協同組合、農業協同組合連合会、農事組合法人、漁業協同
組 合 、漁 業 協 同 組 合 連 合 会 、森 林 組 合 若 し く は 森 林 組 合 連 合 会 (こ れ
らの者の出資又は拠出に係る法人で農林漁業の振興を図ることを目
的 と す る も の を 含 む 。)を い う 。 )及 び 食 品 製 造 業 者 等 (生 鮮 食 料 品 等
を原料又は材料として使用し、製造、加工又は販売の事業を行う者
を い う 。以 下 同 じ 。 )と の 間 に お い て あ ら か じ め 締 結 し た 新 商 品 の 開
発に必要な国内産の農林水産物の供給に関する契約に基づき、当該
食品製造業者等に対して卸売をする場合であつて、当該契約に基づ
く卸売が次に掲げる要件を満たしているとき。
イ 当該契約において卸売の対象となる生鮮食料品等の品目、数量の
上 限 及 び 卸 売 の 実 施 期 間 (一 月 以 上 一 年 未 満 の も の に 限 る 。 )が 定 め
られていること。
ロ 卸売業者が、当該契約の契約書の写し及び当該地方卸売市場の開
設者の定める事項を記載した申請書を当該開設者に提出して、当該
契約に基づく卸売が当該地方卸売市場における取引の秩序を乱すお
それがない旨の当該開設者の承認を受けていること。
2 前 項 第 四 号 又 は 第 五 号 の 承 認 を 受 け た 卸 売 業 者 は 、毎 月 、そ の 承 認
に係る品目の卸売数量を翌月二十日までに開設者に届け出なければ
ならない。
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 旧 第 十 四 条 繰 下 ・ 一 部 改 正 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧
第十七条繰上・一部改正)
(卸 売 業 者 が 申 請 し た 場 所 に あ る 生 鮮 食 料 品 等 を 卸 売 す る 場 合 に 関
する基準)
第 十 七 条 条 例 第 十 九 条 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る 場 合 を
含 む 。 )の 規 則 で 定 め る 基 準 は 、 次 に 掲 げ る と お り と す る 。
一 卸売業者は、その者が法第五十八条第一項の許可を受けて卸売の
業務を行う市場内にある生鮮食料品等以外の生鮮食料品等の卸売を
行 お う と す る 場 合 (第 三 号 に 掲 げ る 場 合 を 除 く 。 )に は 、 当 該 生 鮮 食
料品等の品目、数量及び当該生鮮食料品等がある場所の所在地を記
載した申請書を当該開設者に提出して、当該開設者の承認を受けな
ければならないものとすること。
二 前号の承認は、次に掲げる要件のすべてを満たしている場合に行
われるものとすること。
イ 卸売業者が買受人との間においてあらかじめ締結した契約に基づ
き確保した生鮮食料品等の卸売をする場合であること。
ロ その他開設者が業務規程で定める要件を満たしていること。
三 卸売業者は、電子情報処理組織を使用する取引方法その他の情報
通信の技術を利用する取引方法により生鮮食料品等の卸売をしよう
とする場合には、当該生鮮食料品等の品目、取引方法、当該取引方
法による卸売の数量の上限及び卸売の実施期間を記載した申請書を
当該開設者に提出して、当該開設者が選定した買受人その他の利害
関係者の意見の聴取又は当該地方卸売市場における市場取引委員会
の審議を経て、当該開設者の承認を受けなければならないものとす
ること。
四 前号の承認は、次に掲げる要件のすべてを満たしている場合に行
われるものとすること。
イ 当該申請に係る生鮮食料品等が、一定の規格を有するため現物を
見なくても適正に取引することが可能なものであつて、当該地方卸
売市場に対する供給事情が比較的安定しているものとして開設者が
業務規程で定めるものに限られていること。
ロ 当該申請に係る取引において、物品の引渡年月日、出荷者の氏名
又は名称及び販売数量その他の公正な価格形成を確保するために必
要な事項として開設者が業務規程で定めるものが提供されることに
なること。
ハ 当該申請に係る取引において、当該地方卸売市場の買受人が当該
取引に参加する機会が与えられること。
ニ 当該申請に係る取引において、物品の引渡方法が定められること
になること。
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 追 加 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧 第 二 十 一 条 繰 上 ・ 一 部
改正)
(せ り 人 の 資 格 及 び 届 出 事 項 )
第 十 八 条 条 例 第 二 十 二 条 第 一 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す
る 場 合 を 含 む 。)の 規 則 で 定 め る 資 格 は 、次 の 各 号 の い ず れ に も 該 当
しないこととする。
一 破産者で復権を得ないもの
二 禁錮こ以上の刑に処せられた者又は法又は条例の規定に違反して
罰金の刑に処せられた者でその刑の執行を終わり、又はその刑の執
行を受けることがなくなつた日から起算して三年を経過しないもの
三 買受人又は買受人の役員若しくは使用人である者
2 条 例 第 二 十 二 条 第 二 項 (条 例 第 三 十 六 条 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含
む 。 )の 規 則 で 定 め る 事 項 は 、 次 に 掲 げ る と お り と す る 。
一 氏名、生年月日及び住所
二 所属する卸売業者の氏名又は名称及び地方卸売市場の名称
三 略歴
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 旧 第 十 六 条 繰 下 ・ 一 部 改 正 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧
第二十二条繰上)
(小 規 模 卸 売 市 場 に お け る 業 務 規 程 の 変 更 )
第十九条 条例第三十三条第一項の規則で定める業務規程の変更は、
次に掲げる変更以外の変更とする。
一 小規模卸売市場の面積の変更のうち、市場ごとに、その面積の十
パーセント以内を増減するもの
二 開場の期日又は時間の変更のうち、開場されていなかつた期日又
は時間を開場することとするもの
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 旧 第 十 七 条 繰 下 ・ 一 部 改 正 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧
第二十三条繰上・一部改正)
(利 害 関 係 者 の 選 定 )
第二十条 条例第三十三条第二項の規定により意見を聴くべき利害
関係者の選定については、第十一条の規定を準用する。
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 追 加 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧 第 二 十 四 条 繰 上 )
(身 分 を 示 す 証 明 書 )
第二十一条 法第六十六条第一項又は条例第三十五条第一項の規定
により立入検査する職員に係る法第六十六条第二項において準用す
る法第四十八条第三項又は条例第三十五条第二項の証明書は、別記
様式による。
(平 一 二 規 則 五 七 ・ 旧 第 十 九 条 繰 下 、 平 一 七 規 則 二 四 ・ 旧 第 二 十 五 条
繰上・一部改正)
附 則
(施 行 期 日 等 )
1 こ の 規 則 は 、公 布 の 日 か ら 施 行 し 、昭 和 四 十 七 年 一 月 一 日 か ら 適 用
する。
(関 係 規 則 の 廃 止 )
2 次に掲げる規則は、廃止する。
一 福 岡 県 青 果 市 場 条 例 施 行 規 則 (昭 和 三 十 一 年 福 岡 県 規 則 第 六 十 号 )
二 福 岡 県 魚 市 場 条 例 施 行 規 則 (昭 和 三 十 四 年 福 岡 県 規 則 第 三 十 五 号 )
附 則 (昭 和 四 八 年 九 月 二 二 日 規 則 第 五 八 号 )
この規則は、昭和四十九年四月一日から施行する。
附 則 (平 成 一 二 年 規 則 第 五 七 号 )
この規則は、平成十二年四月一日から施行する。
附 則 (平 成 一 三 年 規 則 第 五 七 号 )
この規則は、公布の日から施行する。
附 則 (平 成 一 七 年 規 則 第 二 四 号 )
こ の 規 則 は 、平 成 十 七 年 四 月 一 日 か ら 施 行 す る 。た だ し 、第 十 四 条
第三号の改正規定は、平成二十一年四月一日から施行する。
附 則 (平 成 一 八 年 規 則 第 六 四 号 )
この規則は、公布の日から施行する。
別 記 様 式 (第 21 条 関 係 )
(平 12 規 則 57・ 全 改 、 平 17 規 則 24・ 一 部 改 正 )
(表 )
第
号
卸売市場立入検査員証
シールプレス
(刻 印 )
所属
職氏名
年
月
日生
上 記 の者 は、卸 売 市 場 法 第 66 条 第 1 項 及 び福 岡 県 卸 売 市 場 条 例 第 35 条
第 1 項 の規 定 による立 入 検 査 に従 事 する職 員 であることを証 明 する。
年
月
日
印
福岡県知事
(用 紙 の 大 き さ は 、 日 本 工 業 規 格 B8 と す る 。 )
(裏 )
卸売市場法抜粋
第 66 条 都 道 府 県 知 事 は、この法 律 の施 行 に必 要 な限 度 において、開 設 者 若 し
くは卸 売 業 者 に対 し、そ の業 務 若 しくは財 産 に 関 し報 告 若 しくは資 料 の提 出 を求
め、又 はその職 員 に、開 設 者 若 しくは卸 売 業 者 の事 務 所 その他 の業 務 を行 なう場
所 に立 ち入 り、その業 務 若 しくは財 産 の状 況 若 しくは帳 簿 、書 類 その他 の物 件 を
検 査 させることができる 。
福岡県卸売市場条例抜粋
第 35 条 知 事 は、この 章 の規 定 の施 行 に必 要 な限 度 において、小 規 模 卸 売 市 場
開 設 者 等 に対 し、その 業 務 若 しくは財 産 に関 し報 告 若 しくは資 料 の提 出 を求 め、
又 はその職 員 に、小 規 模 卸 売 市 場 開 設 者 等 の事 務 所 その他 の業 務 を行 う場 所
に立 ち入 り、その業 務 若 しくは財 産 の状 況 若 しく は帳 簿 、書 類 その他 の 物 件 を検
査 させることができる。