がん検診の制度変更について

堺市報道提供資料
平成28年9月28日提供
問い合わせ先
担当課 健康福祉局 健康部 健康医療推進課
直通 072-222-9936
内線 3406
FAX 072-228-7943
がん検診の制度変更について
堺市では、下記のとおり国の指針改正に伴い、胃がん検診の対象年齢の変更と胃内視鏡による検
査の追加を実施します。また、がん検診をより多くの方が受診いただけるように、受診機会の拡充
を図ることを目的として、医療機関や保健センター、地域会館などで実施するがん検診の充実を行
います。
記
1
事業開始時期
平成 28 年 10 月 1 日(土)から
2
制度変更の内容
医療機関で実施するがん検診
(1)胃がん検診(対象者、検査方法の変更)
対象者
「40歳以上の市民」から「50歳以上の偶数年齢の市民」へ変更
検査方法 胃部エックス線検査と胃内視鏡検査(新たに追加)のいずれかを選択する方法に
より実施
自己負担金 1,000円(減免制度あり)
(2)胃がんリスク検査(新設)
対象者
40歳以上49歳以下の市民(対象年齢の間に1回)
検査方法 血液検査によって、ピロリ菌の有無等を調べ将来の胃がんリスクを判定する
自己負担金 1,000円(減免制度あり)
※ 上記の変更に伴い、医療機関では、胃・肺・大腸・子宮・乳がん検診、胃がんリスク検
査のいずれかを自由に選択し受診いただくことが可能となります。また、特定健康診査
なども組み合わせて受診いただけます。
保健センター、地域会館などで実施するがん検診
(3)大腸がん検診を実施(新設)
保健センターが実施する胃がん検診申し込み時に、大腸がん検診を同時に申し込みできま
す。
検査方法 2日間の便を採取し、胃がん検診の実施日に提出いただく方法により実施
自己負担金 300円(減免制度あり)
3
経過措置
上記の2の胃がん検診の対象年齢の変更に伴う経過措置として、40歳から49歳の年齢の方及
び50歳以上の奇数年齢の方は次の場合、それぞれの期間まで、胃がん検診(問診及び胃部エック
ス線検査)を受診できます。
(1) 医療機関で実施する総合がん検診(平成28年12月31日まで)
(2) 9月末までに総合がん検診の予約を行っていた方及び自己負担の免除申請を行った方
(平成29年3月31日まで)
(3) 保健センターが実施する胃がん検診(平成29年3月31日まで)
詳細版
がん検診の制度変更
1
がん検診の制度変更について(医療機関で実施するがん検診等)
~平成 28 年 9 月
対象者・年齢
自己負担金・検査方法
胃がん検診
総合がん検診の枠組みの中で実施
肺がん検診
大腸がん検診
40歳以上
子宮がん検診
20歳以上の偶
数年齢
30~39歳の
女性
乳がん検診
40歳以上の偶
数年齢
40歳以上の男
性、40歳以上
の奇数
年齢の女性
総合がん検診
40歳以上偶数
年齢の女性
300円
問診
便潜血検査(2日法)
500円
問診、視診、内診
子宮頸部の細胞診(必要
な方には、子宮体部の細
胞診)
400円
問診、視診、触診
900円
問診、視診、触診、マン
モグラフィ検査
1,500円(喀痰検査実
施の場合は400円追加)
【3つのがん検診】
胃がん検診(胃部エック
ス線直接撮影)、肺がん
検診、大腸がん検診
2,900円(喀痰検査実
施の場合は400円追加)
【5つのがん検診】
胃がん検診(胃部エック
ス線直接撮影)、肺がん
検診、大腸がん検診、子
宮がん検診、乳がん検診
胃がんリスク検
査
※
平成 28 年 10 月~
対象者・年齢
自己負担金・検査方法
1,000円
50歳以上の偶数
問診
年齢
胃部エックス線直接撮影又
は胃内視鏡検査(選択制)
200円(喀痰検査実施の場
合は400円追加)
40歳以上
問診
胸部エックス線直接撮影
300円
40歳以上
問診
便潜血検査(2日法)
20歳以上の偶数
年齢
500円
問診、視診、内診
子宮頸部の細胞診(必要な
方には、子宮体部の細胞診)
30~39歳の女性
400円
問診、視診、触診
40歳以上の偶数
年齢
900円
問診、視診、触診、マンモグ
ラフィ検査
3つ、5つの枠組みを外し、受診者が希望するが
ん検診を自由に選択する方法に変更。
経過措置
10月1日から12月31日までの3か月間は、40
歳から49歳の年齢の方及び50歳以上の奇数
年齢の方も総合がん検診として胃部エックス線
直接撮影の受診が可能。
また、9月末までに総合がん検診の予約を行っ
ていた方及び自己負担の免除申請を行った方
は、平成29年3月31日まで受診可能。
40歳から49歳
1,000円
(40~49歳の間に 問診、血液検査(ヘリコバク
1回)
ター・ピロリ、ペプシノゲン)
65歳以上の方(胃(10 月から)、子宮、乳の場合は66歳以上)は無料。
市民税非課税世帯・生活保護世帯等に属する方は無料(保健センターへ事前に申請が必要)
偶数年齢時を対象とした検診については、直前の偶数年齢時に受診していなければ、奇数年
齢でも受診可能(保健センターへ事前に申請が必要)。
2
がん検診の制度変更について(保健センター等で実施するがん検診等)
~平成 28 年 9 月
対象者・年齢
自己負担金・検査方法
平成 28 年 10 月~
対象者・年齢
自己負担金・検査方法
50歳以上の偶数年
齢
経過措置
平成29年3月31日
までは40歳から49
歳の年齢の方及び5
0歳以上の奇数年齢
の方も胃がん検診
(胃部エックス線間接
撮影)を受診可能。
胃がん検診
40歳以上
500円
問診
胃部エックス線間接撮影
肺がん検診
40歳以上
無料、喀痰は400円
問診
胸部エックス線直接撮影
40歳以上
無料、喀痰は400円
問診
胸部エックス線直接撮影
実施なし
40歳以上
(原則として胃がんと
同時実施)
300円
問診
便潜血検査(2日法)
大腸がん検診
※
500円
問診
胃部エックス線間接撮影
65歳以上の方(胃(10 月から)、子宮、乳の場合は66歳以上)は無料。
市民税非課税世帯・生活保護世帯等に属する方は無料(保健センターへ事前に申請が必要)
偶数年齢時を対象とした検診については、直前の偶数年齢時に受診していなければ、奇数年
齢でも受診可能(保健センターへ事前に申請が必要)。
3
経過措置
上記の1及び2の表にある、胃がん検診の対象年齢の変更に伴う経過措置として、40歳から4
9歳の年齢の方及び50歳以上の奇数年齢の方は以下の場合、それぞれの期間まで、胃がん検診(問
診及び胃部エックス線検査)を受診できます。
①
医療機関で実施する総合がん検診(平成28年12月31日まで)
②
9月末までに総合がん検診の予約を行っていた方及び自己負担の免除申請を行った方(平成
29年3月31日まで)
③
保健センターが実施する胃がん検診(平成29年3月31日まで)