公示及び説明書.

企画競争実施の公示
平成28年9月23日
四国運輸局観光部国際観光課長
重本
錦二
次のとおり、企画提案書の提出を招請します。
1.業務概要
(1) 業務名
広域観光周遊ルート形成促進事業「せとうち・海の道」
超小型モビリティによる体感型周遊コースの形成活用実証実験事業
(2) 業務内容
別紙「説明書」のとおり
(3) 履行期限
平成29年3月24日(金)
2.企画競争参加資格要件
(1) 予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 70 条及び第 71 条の規定に該
当しない者であること。
(2) 平成28・29・30年度一般競争入札及び指名競争参加資格(全省庁統一資
格)「役務の提供等」のうち、「A」~「D」の等級に格付けされ、四国地域
の参加資格を有している者であること。
(3) 四国運輸局長から指名停止を受けている期間中でないこと。
(4) 警察当局から暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずるものとし
て、国土交通省公共事業等からの排除要請があり、当該状態が継続している者
でないこと。
3.手続等
(1) 担当部局
〒760-0068 香川県高松市松島町 1-17-33 高松第2地方合同庁舎
四国運輸局観光部国際観光課
電話 087-835-6358 ファクシミリ 087-835-6373
メールアドレス [email protected]
(2) 企画提案書の作成及び提出方法
① 書類の規格及び頁数:A4版
10頁程度
② 構成:表紙(業務名、事業者名及び提出日を記載)、企画内容等(③にも留
意)
③ 企画提案書には、当該業務の実施体制及び経費の見積及び内訳も明瞭に記載
すること。
④ 2.(2)の資格要件に適合することを証する書類(写)を添付すること。
⑤ 提出期限:平成28年10月4日(火)17時00分
⑥ 提出方法:(1)に5部、持参又は郵送(書留郵便で期限内必着)するか、(1)
記載のメールアドレスまで送信すること。(メールの場合は5MB以下の容
量とし、電話等で着信の確認を行うこと。)
(3) 説明会
実施しない。
(4) 企画提案に関するヒアリング
必要に応じて実施することがある。
(5) 提案書を特定するための評価基準
別紙「提案書の評価基準」のとおり
なお、評価基準の配点等の質問は受け付けない。
4.支払条件及び概算予算額
(1) 支払条件 :納入検査終了後、適法な支払請求書を受理した日から30日以内
に、債権者の取引銀行口座へ契約金額を振込むものとする。
(2) 概算予算額:300万円以下(消費税及び地方消費税相当額を含む。)
5.その他
(1) 手続において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
(2) 照会窓口は3.(1)とし、提出期限の前日まで照会を受付け、口頭で回答する
ものとする。
(3) 企画提案書の作成及び提出に要する費用は、企画提案者側の負担とする。
(4) 提出期限までに実施部局に到達しなかった提案書は、いかなる理由をもっても
特定されない。
(5) 提案書の差し替え及び再提出は、原則認めないこととする。なお、特定後にお
いても提案書の記載内容の変更は、原則認めないこととする。
(6) 提出された提案書は、当該提案者に無断で2次的な使用は行わない。
(7) 提案書を特定した場合は、当該提案書を提出した応募者に対しその旨を書面で
通知する。提案書を特定しなかった応募者に対して、当該提案書を特定しなか
った旨及び特定しなかった理由(以下「非特定理由」という。)を書面により
通知する。
(8) 特定しなかった提案書は応募者に返却する。なお、返却を希望しない提案者は
その限りでない。
(9) 提案書に虚偽の記載を行った場合は、当該提案書を無効にするとともに、記載
を行った応募者に対して指名停止を行うことがある。
(10) 特定した提案内容については国等の行政機関の情報公開法に基づき開示請求
があった場合、あらかじめ「開示」を予定している書類とする。
(11) 提案が特定された者は、企画競争の実施の結果、最適な者として特定したも
のであるが、会計法令に基づく契約手続の完了までは、国との契約関係を生じ
るものではない。
(12) 当公示にない項目で疑義が生じた場合は、その都度協議するものとする。
(13) 企画競争の実施結果として、以下の項目について、特定通知後速やかに公表
し、少なくとも契約締結日までの間は公表するものとする。
①特定した企画書を提出した企業競争参加者の名称、住所、代表者氏名及び決定日
②企画競争参加者毎、評価項目毎の評価得点及び合計点
提案書の評価基準
提案書は、次に掲げる事項により評価・特定し、特定された提案書の応募者
を、契約の相手方として特定する。
1. 評価項目と評価基準
(1)業務内容の理解度
事業の目的、趣旨を十分に踏まえた企画提案がなされているか。
(2)提案内容の実効性
提案内容が具体的で説得力があり、成果が期待できるものであるか。
(3)業務遂行の確実性
事業の準備を含め業務全体を円滑かつ安定的に遂行できるか。
(4)予算の妥当性
企画提案内容が予算的に妥当なものであるか。
2.特定方法
(1)委員が、企画提案書ごとに各評価項目について1点から10点までの点
数を記入する。
(2)1.(1)~(3)については、その重要度を考慮し、委員記入の点数
を2倍する。
(3)委員の評価点数の合計が最も高い企画提案書を採用する。ただし、合計
点を委員の数で除した平均点数が42点(70点の60%)に満たない場合は採
用しない。
(4)評価合計が最も高い企画提案書の提出者が複数ある場合は、委員長の決
するところによる。
説
明
書
1.業務の件名
広域観光周遊ルート形成促進事業「せとうち・海の道」
超小型モビリティによる体感型周遊コースの形成活用実証実験事業
2.業務の概要
(1)業務の目的
「せとうち・海の道~新たな西日本発見の旅~」(以下、
「当ルート」という。
)
の拠点地区である「大歩危・祖谷」は、千年来の景観、歴史、文化、食が宿る
「千年のかくれんぼ」の舞台であり、年間約70万人もの観光客が訪れ、近年で
は訪日外国人旅行者も急増する人気の観光エリアである。
しかしながら、その訪問先としては公共交通機関や自動車で訪れることのでき
る観光スポットに集中しており、周辺の観光資源が十分活用されていない現状が
ある。
本事業においては、超小型モビリティを導入し、周遊の難しかった山間部の秀
逸な観光エリアへ訪日外国人旅行者の誘客を図るとともに、実証実験や効果検証
を行うことで、当ルートでの新たな着地型商品の造成を図ることを目的とする。
(2)連絡先
三好市
3.業務内容
(1)千年のかくれんぼ体感型周遊コースの提案
三好市を訪れた外国人が超小型モビリティを活用して、道の駅大歩危を起点と
し、大歩危・祖谷にある観光地や観光施設を効率的、かつ印象的に巡ることがで
きる「千年のかくれんぼ体感型周遊コース」を企画し提案すること。
(2)超小型モビリティの実証実験の実施
超小型モビリティの実証実験の方法は、次のとおりとする。
(ア) 実証実験に使用する超小型モビリティの車両は、三好市が指定する。
(イ) 実証実験の対象は、三好市を訪れる訪日外国人旅行者とする。
(ウ) 実証実験は、平成 28 年 10 月中旬(予定)~平成 28 年 12 月 28 日の間
及び平成 29 年 2 月 20 日~平成 29 年 3 月 12 日までの間で、80 日間以
上行うこととする。
(エ) 貸出場所及び車両の保管場所は、別途三好市が指定する。
(オ) 利用者を対象としたアンケート調査を実施すること。
(カ) 超小型モビリティを貸し出すに当たっての安全対策、緊急時の連絡体制
及び事故等処理体制を確保すること。
(3)周知用のチラシの作成
今回の実証実験をPRするチラシを作成すること。
(4)千年のかくれんぼ体感型周遊マップの作成
実証実験結果に基づき、(1)で提案した周遊コースを効果検証するとともに、
本格導入に向けた周遊コースマップを作成すること。
(5)実証実験の効果検証と導入プランの提案
上記3.(2)で実施した実証実験による調査結果についての効果検証を行い、
平成29年度以降の本格導入につながる具体的な導入プランを提案すること。
(6)その他
成果物には、観光庁及び一般社団法人せとうち観光推進機構のロゴマーク等を
掲載すること。
【企画提案における留意事項】
①基本コンセプト、業務の進め方、スケジュール、業務の実施体制、円滑な運営に
資する施策について明記すること。
②定量的な目標値及び定性的な目標を設定の上、その考え方を明記すること。
③アンケート調査には目標サンプル数を定め、有効なアンケート案、利用者等への
効果的なアンケート実施方法を企画提案すること。
④事業者特定後は四国運輸局、三好市と相談の上、改めて事業方針を決定し進める
ものとする。
【業務実施における留意事項】
①実際の業務の実施に当たっては四国運輸局、三好市の指示に従うこと。
②作業方針、内容等に疑義が生じた場合には、その都度十分協議した上でその指示
に従うものとする。さらに、四国運輸局及び三好市は、業務実施中に随時報告を
求めることができるものとする。
4.履行期間
契約日から平成29年3月24(金)まで
5.成果品
業務実施報告書
◆提出先及び部数
① 実施報告書(A4版カラー冊子)
四国運輸局3部、三好市3部、一般社団法人せとうち観光推進機構1部
② 電子媒体
四国運輸局、三好市、一般社団法人せとうち観光推進機構 各1部
(電子媒体はCD又はDVDとし、Microsoft Word2007、Microsoft
Excel2007、Power Point2007 において編集可能ないずれかのファイル形式及
びPDF形式の両方で保存するものとする。)
6.企画書に盛り込む内容
(1)業務の内容に関する具体的な企画案
① 企画書の基本コンセプト
② 本説明書中で明記すべきとされた事項等に関する記載内容
(2)業務実施体制
(3)作業工程
(4)再委託等の有無及び予定(発注者側の承諾を要するものに限る。)
・再委託の有無を記載すること。
(発注者側の承諾を要するものに限る。
)
・再委託する場合は、再委託先の事業者名、住所、金額、再委託する業務範囲を
記載すること。
※発注者の承諾を要する再委託の範囲は、次の区分における②に限る。
①「業務の主たる部分」(業務における総合的企画、業務遂行管理、手法の決
定及び技術的判断等)・・・再委託を行うことはできない。
②「業務の主たる部分」及び「軽微な業務」を除く業務・・・再委託に際し、
発注者の承諾を要する。
③「軽微な業務」(コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理、計
算処理、模型製作、翻訳、参考書籍・文献購入、消耗品購入、会場借上
等)・・・再委託に際し、発注者の承諾を要さない。
(5)法人の概要等
・法人の概要
・担当者の氏名及び連絡先
(6)参考見積(概算)及びその内訳
経費見積りは、それぞれの項目・単価等を具体的に明らかにした積算内訳とす
ること。人件費や企画費、一般管理費などは、出稿料、○○等の実費類と必ず
区分して記載すること。
(7)企画競争参加資格要件
平成 28・29・30 年度国土交通省競争参加資格に係る資格審査結果通知書(全省
庁統一参加資格)の写しを添付すること。
以
上