丸亀市水道料金徴収等業務委託提案募集説明書 1 目 的 丸亀市水道事業が行う水道料金徴収等に関する業務を民間委託するにあたり、円滑かつ効 率的な運営を図るとともに、市民により質の高いサービスを安定して提供するため、業務に 対する専門的知識、意欲、実績及び技術的能力が最も適切な事業者を公募型プロポーザル方 式により選定するものとする。 2 業務名 丸亀市水道料金徴収等業務委託 3 基本事項 本市における基本事項は以下のとおりである。(平成27年度決算数値) (1)行政区域内人口 110,087人 (2)給水人口 110,039人 (3)給水戸数 44,103戸 (4)普及率 99.71% (5)配水量 15,091,959㎥ (6)有収水量 13,427,977㎥ 4 概 要 本業務の委託範囲は次に掲げるとおりとし、詳細は別途仕様書で定めるものとする。 (件数については、平成27年度実績) (1)受付業務 (収納業務を含む) ア 窓口処理件数(電話・FAX含む) 約34,000件/年 イ 開閉栓件数 約12,000件/年 ウ 納付書発送件数 約79,000枚/年 エ 督促状・催告書発送件数 約31,000枚/年 オ 口座振替不能はがき発送件数 約 9,000枚/年 カ 給水関係異動届等入力件数 約25,000件/年 (2)検針業務 ア 陸地部件数 約49,000件/回 イ 島嶼部件数 約 1,000件/回 ウ 検針票送付 約 470枚/回 (3)滞納整理業務(停水及び停水解除業務を含む) ア 滞納件数(平成27年度末) 約4,800人 イ 滞納金額(現年・過年) 約6,500万円 ウ 停水執行件数 383件 (4)前各号に関連する業務で、本市が必要に応じ指示する業務 1 5 契 約 (1)契約期間 委託期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとする。なお、プ ロポーザル選定結果通知から本業務開始日までの期間を、丸亀市(以下「委託者」と いう。)、また前受託者から受託者への引継等研修のための準備期間にあてるものと し、これに必要な経費等は受託者の負担とする。但し、同一業者が続けて業務を引き 継ぐ場合はこの準備期間を設けなくてもよい。 (2)履行場所 履行場所は、丸亀市水道部内とし、丸亀市全域及び丸亀市からの給水区域の業務を 行うものとする。 (3)業務規模 本業務委託に係る履行期間を通して要する見積金額の上限は、業務履行期間(5年 間)の総額で405,000,000円(消費税及び地方消費税を含まない)とする。 ただし、この金額は本市が負担するものを除く、本業務に必要な物品の調達等を含 めた業務全体の額である。 (4)見積書の提出 提案参加事業者(以下「事業者」という。)は、自己の提案どおりに本業務委託を実 施する場合に要する費用について、様式7により見積書を提出しなければならない。 (5)契約保証金 丸亀市契約規則第32条第3号の規定により免除する。 (6)連帯保証人 必要(受託者と同等の資力・資格及び履行能力を有する者) (7)支払い条件 支払いについては、業務委託費用を各年度とも毎月均等分割払い(毎月業務検査後、 適法な請求があってから30日以内に支払いを行う。)とする。 (8)次期受託事業者への習得技術の継承 契約期間が満了し、委託者もしくは他の者に業務を引き継ぐ場合、受託者は5か年 で習得した技術を継承するものとする。 引き継ぎは、重要事項は書面で行い、本契約期間満了前の3か月間で現場業務を含 め全て完了するものとする。但し、同一業者が続けて業務を引き継ぐ場合、この条項 は無いものとして扱う。 6 参加資格 本業務委託の提案書並びに見積書(以下「提案書」という。)を提出する事業者は、次の各 号に掲げる条件をすべて満たすものとする。 (1)地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。 (2)プロポーザルへの参加表明書提出時点で、丸亀市業務委託契約にかかる指名競争入 札参加資格のうち、「その他の業務委託」の競争入札参加資格を有すること。 (3)この公告の日から本業務のヒアリングの日までの間に、丸亀市指名停止等規程によ る指名停止等の措置を受けていないこと。 (4) 破産、会社更生、民事再生その他これらに準ずる手続き開始の申立てをしていない こと。 (5)国税及び地方税に滞納がないこと。 (6)過去5年以内に本市と同程度以上の自治体で、受付業務、検針業務、滞納整理業務 等を受託した実績があり、継続して2年以上の受託契約を締結していること。 (7)常時雇用関係があり、かつ水道料金徴収業務について、3年以上の実務経験を有す る総括責任者を配置できるものであること。 2 7 スケジュール 内 容 募集期間 参加表明書の提出期限 参加資格審査結果通知 業務説明会 質問書の受付 質問書の回答 提案書の提出期限 審査(ヒアリング) 選定結果の通知 日 付 平成28年9月23日(金)~平成28年10月7日(金) 平成28年10月7日(金) 平成28年10月12日(水) 平成28年10月17日(月) 平成28年10月12日(水)~平成28年10月20日(木) 平成28年10月27日(木) 平成28年11月4日(金) 平成28年11月25日(金) 平成28年12月6日(火) 8 参加表明書等の作成・提出に係る事項 (1)参加表明書の作成様式 丸亀市が指定する様式による。(様式1) (2)参加要件資料記載上の留意事項 参加資格審査のため、以下の資料を参加表明書に添付すること。 以下の書類に不備がある場合は、提出されたものと認めないので注意すること。 提出された書類の記載事項が虚偽でないこと。 ア 会社概要関係書類(様式2) 資本金、所在地、業務内容、社歴、社員数等が確認できるもの及び法人登記簿謄 本 イ 財務状況関係書類 (ア)直近3か年の貸借対照表を添付 (イ)直近3か年の損益計算書を添付 ウ 受託実績表・総括責任者の実務実績(様式3) エ ウで記載した受託実績を証する契約書等の写し オ 国税及び地方税の納税証明書(滞納がないことを確認できるもの) (3)参加表明書の配布期間及び方法 ア 配布期間 平成28年9月23日(金)から平成28年10月7日(金) イ 配布方法 丸亀市ホームページからのダウンロードとする。 (4)参加表明書等の提出期間、場所及び方法 ア 提出期間 平成28年9月23日(金)から平成28年10月7日(金) 午後3時 イ 提出場所 8 ページ 22 に同じ ウ 提出方法 持参又は郵送 (簡易書留を利用し、提出期限までに必着とする) エ 提出部数 各1部 9 提案書提出事業者の参加資格の審査結果の通知 (1)委託者は、参加資格者の適・不適を決定した後、速やかに参加表明事業者全てに 通知する。 ア 通 知 日 平成28年10月12日(水) イ 通知方法 当日、FAXにより通知 ※参加表明状況についての照会にはお答えできません。 3 10 プロポーザルに関する説明会 提案書作成のため、業務説明会を行う。 (1)日時・場所 ア 日 時 平成28年10月17日(月) 午後2時 イ 場 所 〒763-8501 丸亀市大手町二丁目3番1号 丸亀市役所 別館5階第1会議室 (2)概要等資料の配布方法 概要等資料は説明会で配布する (3)参加人数 1業者あたり3名までとする。 11 提案書作成に関する質問受付 提案書等作成にあたり質問がある場合は、プロポーザルに関する質問書(様式4)に質問 内容を記入の上、提出すること。 (1)質問の受付期間及び方法 ア 受付日時 平成28年10月12日(水)~平成28年10月20日(木) 午後3時 イ 提出方法 丸亀市水道部水道経営課営業担当宛にFAXで送付 (営業担当に受信確認を電話で行うものとする) なお、電話や口頭による質問は受け付けない。 (2)回答の日時及び方法 ア 回答日時 平成28年10月27日(木)午後5時15分までに回答 イ 回答方法 すべての参加表明者にFAXで回答 12 提案書の提出に係る事項 (1)提案書の作成様式 様式は自由とするが、業務提案書表紙(様式6)を添付の上、提出するものとする。 (2)提案書における本業務委託の実施体制については次のとおりとする。 ア 配置予定の総括責任者、副総括責任者について記載すること。 イ 再委託または技術協力等の予定がある場合は記載すること。 (3)提案は、次の内容について行うものとする。 ア 事業計画に関する事項 (ア)事業遂行計画 (イ)事業遂行能力 (ウ)地域貢献 イ 受付業務に関する事項 (ア)受付業務計画 (イ)開閉栓業務計画 (ウ)収納業務計画 ウ 検針業務に関する事項 (ア)検針業務計画 エ 滞納整理業務に関する事項 (ア)滞納整理計画(収納率向上計画) (イ)過年度滞納金額についての考え方(過年度分への取組) オ 個人情報保護及び危機管理に関する事項 (ア)個人情報保護 (イ)危機管理・リスク管理計画 4 13 提案書の提出期間、場所及び方法 (1)提出期限 平成28年11月4日(金) 午後3時 (2)提出場所 8ページ 22に同じ (3)提出方法 参加事業者が提案書等を持参するものとする。電子記憶媒体での提出は 認めない。 (4)提案書等の提出部数 ア 業務提案書 11部(正本1部、副本10部) イ 提案見積書(様式7) 1部 ウ ヒアリング出席者報告書(様式5)1部 14 審査 (1)「丸亀市水道料金徴収等業務委託プロポーザル委員会」(以下「プロポーザル委員 会」という。)が提出された提案書の評価を行い、ヒアリングを実施し、評価基準 に基づき、契約予定事業者を選定する。 ア ヒアリングの日時及び場所 平成28年11月25日(金) 詳細については水道経営課担当者からFAXにて各事業者へ連 絡する。 イ 場 所 丸亀市大手町二丁目3番1号 丸亀市役所別館5階第1会議室 ウ 内 容 事業者によるプレゼンテーション及び質疑応答 エ 参加人数 1事業者あたり5名までとする。ヒアリング出席者報告書 (様式5)を水道部水道経営課営業担当へ提出すること。 オ 所要時間 プレゼンテーション20分、質疑応答10分 カ その他 プレゼンテーションに必要な機器及び説明資料等は、事業者側で 用意すること。 (2)評価基準 「丸亀市水道料金徴収等業務委託」プロポーザル評価基準(以下「評価基準」とい う。)に基づき評価する。 評価は、概ね次の内容について行うものとする。 ア 事業計画に関する事項 (ア)取組姿勢 (イ)事業全般への理解 (ウ)業務の実行体制 (エ)受託実績 (オ)会社の経営状況 (カ)会社の財務力 (キ)財務の健全性 (ク)地元における雇用貢献(検針員の再雇用等) イ 受付業務に関する事項(受付業務・開閉栓業務・収納業務) (ア)計画の妥当性 (イ)人員配置 (ウ)責任体制 (エ)緊急時の対応 (オ)安全への配慮 (カ)現金の適正収受・管理方法 5 ウ 検針業務に関する事項 (ア)計画の妥当性 (イ)人員配置 (ウ)責任体制 (エ)異常水量への対策 (オ)検針員の管理体制 (カ)検針遅れへの対応 (キ)検針に係る苦情への対応 (ク)研修体制 エ 滞納業務に関する事項 (ア)計画の妥当性(収納率向上計画・過年度分への取組) (イ)人員配置(業務経験者) (ウ)苦情・不当要求への対応 (エ)無届け転出滞納者への調査 (オ)研修体制 オ 個人情報保護法及び危機管理に関する事項 (ア)計画の妥当性 (イ)個人情報保護関連の資格 (ウ)個人情報の管理体制 (エ)緊急時の支援体制 (オ)危機管理・リスク管理の方針と対策 カ 見積りに関する事項 (ア)見積価格 15 委託事業者評価方法 (1)評価方法 本業務は、専門的な知識やノウハウを有する必要があることから、委託事業者の選 定に当たっては、価格、業務遂行能力及びその他条件により委託事業者を選定する総 合評価方式を採用し、事業者から提出された提案書及びヒアリングの内容を評価基準 に照らして評価する。 (2)総合評価方式 総合評価の方法は次のとおりとする。 ア 提案書の評価 提案書の内容を事業者ごとに評価基準に照らして評価する。なお、提出された 見積金額が本説明書5(3)に提示した金額を上回った者は失格とする。 イ ヒアリングの評価 ヒアリングの内容を事業者ごとに評価基準に照らして評価し、提案書の評価と 合算した合計点の高い順に順位付けを行い、最も合計点の高い者を最優秀提案者 として選定する。 ウ 契約の締結 委託者は、審査の結果を基に、最優秀提案者を契約予定事業者とし、契約交渉 を行う。同事業者との契約交渉が不調に終わった場合は、評価結果の合計点の高 い順に契約交渉を行う。 6 (3)契約予定事業者決定までの流れ 提案書等の提出 ↓ 提案書、ヒアリングの評価 ↓ 最優秀提案者の特定 ↓ 契約予定事業者の決定 16 契約予定事業者の決定 (1)選定結果通知日及び方法 委託者は、プロポーザル委員会による契約予定事業者を決定した後、速やかに選定 結果を事業者全てに通知する。なお、途中辞退者に対しては通知しないものとする。 ア 通知日 平成28年12月6日(火) イ 通知方法 当日、FAXにより通知。正式文書は後日送付する。 (2)非選定理由に関する事項 契約予定事業者に選定されなかったプロポーザル参加者(以下「非選定事業者」と いう。 )は、その理由について説明を求めることができる。 ア 非選定結果は、非選定事業者本人に限り、次号に規定する非選定事業者本人に 関する事項のみ請求できることとし、他のプロポーザル参加者に関する事項を請 求することはできない。 イ 非選定結果の説明内容は、合計点及びその順位とする。 17 参加資格の取り消し プロポーザル参加資格者に、次に掲げる事由が生じたときは、プロポーザル参加資格を取 り消すものとする。また、契約予定事業者も同様とする。 (1)提案書等の作成に係る不正行為が認められたとき (2)委託契約締結前に指名停止となったとき (3)複数の事業者が共同で作成した提案 (4)評価の公平性に影響を与える行為があった場合 (5)著しく信義に反する行為があった場合 (6)その他、委託者が適当でないと判断した提案 18 提出書類の取り扱い等 提出された書類は返却しない。また、これらの書類の情報公開基準は「丸亀市プロポーザ ル方式取扱規程」に基づき、取り扱うものとする。 19 辞退 事業者は、プロポーザル参加表明書提出後においても、プロポーザル参加辞退届(様式8) により参加を辞退することができる。 20 その他 (1)手続きにおいて使用する言語は日本語、計量単位は計量法に定めるもの、通貨単位 は円、時刻は日本標準時とする。 (2)提案書等の作成及び提出に要する費用は、全てプロポーザル参加者の負担とする。 (3)提出期限を過ぎた提案書等の変更及び差し替えは認めないものとする。 (4)委託者から提供した資料は、本委託の提案に係る検討以外の目的で使用してはなら 7 ない。 また、提案書の提出日までに全て委託者に返却しなければならない。 (5)提案書に虚偽の記載をした場合は、提案書を無効とするとともに、虚偽の記載をし た者に対して「丸亀市指名停止等措置規程」に基づき指名停止を行うことがある。 (6) 提案書の補足資料がある場合には、ヒアリング時に提出することができる。 (7)プロポーザル参加者が1者のみの場合においても審査を行い、最低評価点以上であ れば契約予定事業者に決定する。なお、1者が最低評価点に満たず選外となった場 合や、プロポーザル参加者が無い場合は、業務内容を見直し、必要に応じて再度公 募を実施するものとする。 (8)本業務委託のプロポーザルへの参加表明にあたり、「丸亀市プロポーザル方式取扱規 程第19条」の規定による情報公開基準を了解の上参加するものとする。 21 特記事項 平成29年11月に設立予定の香川県水道企業団(仮称)に本市が参加した場合において、 本業務委託の契約は本市から香川県水道企業団(仮称)に引き継ぐものとする。ただし、平 成32年4月以降の契約について、その後の企業団組織体制により平成31年度中に委託者 と受託者で協議するものとする。 22 担当課・問い合わせ先 〒763-8501 丸亀市大手町二丁目3番1号 丸亀市役所 水道部水道経営課 営業担当 TEL:0877(24)8846 FAX:0877(24)8864 8 遠山・松永
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