平成28年 実 施 要 綱 実施期間 9月21日(水)~9月30日(金) スローガン 目 的 この運動は、夕暮れの早まりと秋の行楽期が重なる時期に交通事故が多発 することから、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの 遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けることにより、交通事故防止の徹 底を図ることを目的に実施します。 運動の重点 ① 子どもと高齢者の交通事故防止 ② 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止 ③ 後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルド シートの正しい着用の徹底 ④ 飲酒運転の根絶 ⑤ 歩行者の保護(新潟県重点) 運動の進め方 県、市町村及び関係機関・団体は、相互に連携を密にして、それぞれの実 情に即した実施計画を策定して、積極的な広報・啓発活動を行い、県民の交 通安全意識の高揚が図られるよう、実効的な運動を展開しましょう。 ◎ 少子化が進む中、次代を担う子どもたちのかけがえのない 命を社会全体で交通事故から守ることが重要ですが、依然と して通学中の児童が死傷する交通事故が発生しています。 幼稚園や保育園、学校などの周辺では、十分に速度を落と して安全運転を心掛けましょう。 ◎ 県内の高齢者の交通事故死者数は、12年連続で全交通事故死者数の半数を 超えています。 歩行中や自転車乗用中の高齢者を見かけたら、減速や一時停止など、思いや りのある運転を実践しましょう。 ◎ 平成27年中、死者97人のうち、夜間事故の死者は 37人(38.1%)でした。高齢死者は、夕暮れを中心と した時間帯(16時~20時)が最多の25人で、全高 齢死者の38.5%を占め、そのうち12人が道路を横断中 でした。 このうち夜光反射材や反射材用具を身につけていた方 はいませんでした。 秋は、夕暮れが早まり、交通量が増える夕暮れの時間帯に視認性が低下する ことから、歩行者は明るい目立つ色の服装を心掛けるとともに、夜光反射材な どを利用して、自転車に乗る際は、ライトを早めに点灯してドライバーに自ら の存在を知らせましょう。 ◎ 夜間、ライトを下向きにしている車のドライバーから歩行者が見える距離は、 暗い色の服装で約26m、明るい色の服装で約38mと言われています。時速 60kmで走行している車の停止距離は、乾いた路面の場合、約33mです。 ドライバーの皆さんは、ライトの上向き・下向きをこまめに切り替え、歩行 者の早期発見に努め、交通事故を未然に防止しましょう。 ◎ シートベルト・チャイルドシートは「大切な命綱」 という認識を持ち、「面倒だから」「すぐ近くだから」 という気持ちを捨て、全ての座席で確実に着用しましょう。 全席着用OK! 《とっても危険!!未使用時の致死率は・・・》 平成27年、全国のシートベルト非着用者の致死率(死者 数を交通事故発生件数で割った割合)は、着用者と 比較して 14倍。チャイルドシート非着用時の致死率は、使用時と比 較して22.5倍増加しています。 ◎ ◎ シートベルトの着用は全ての座席で義務づけられています。交通事故の際の被害 軽減のため後部座席を含め、全ての座席でシートベルトを正しく着用しましょう。 チャイルドシートは子どもの成長に応じて使い分けましょう。 《 意外と多い取り付けミス 》 平成27年にJAFと警察が、チャイルドシート取付け状況を調査したところ54.5%が取付 け不良であり、そのほとんど(77.7%)が『腰ベルトの締め付け不足』でした。チャイルド シートを使用していても正しく装着されていなければ、本来の機能が発揮されません。 チャイルドシートの取付け状況を確認してみましょう。 ◎ 平成27年中、県内では飲酒運転による交通 事故が66件発生し、このうち5件が死亡事故 でした。 飲酒運転根絶への社会的気運が高まっている 中、依然として飲酒運転による交通事故が絶え ないことから、「飲酒運転は重大な犯罪である」 ことを自覚し、飲酒運転の危険性・悪質性・責 任の重大性を、地域・職場・家庭などで話し合い、「飲酒運転を絶対にしな い、させない、許さない」を合い言葉に飲酒運転を根絶しましょう。 ◎ 飲酒は、アルコールが簡単に抜けないことを正しく理解し、飲酒時間・飲酒 量に配慮し、二日酔いでの運転にならないように注意しましょう。 ◎ 「自転車であっても飲酒運転は違反である。」ことを自覚し、自転車の飲酒 運転は止めましょう。 「ハンドルキーパー運動」 「ハンドルキーパー運動」とは、自動車で仲間と 飲食店などへ行く場合に、お酒を飲まない人(ハン ドルキーパー)を決め、その人が仲間を自宅まで送 り届ける運動です。 ◎ 平成27年中、県内では、39人の歩行者が交 通事故で亡くなっており、全死者数の約40%を 占めました。 ◎ 横断歩道は歩行者等が優先です。ドライバーは、 横断歩道の手前では減速して横断歩行者に備え、 横断しようとしている歩行者等がいる時は一時停 止しましょう。 ◎ 近年は視覚障害者が被害に遭う交通事故が発生しています。特に児童・高齢歩行 者・障害者等が道路を横断しようとするときはドライバーだけでなく、その場所に居 合わせた人も横断などが安全に行われるように、誘導、合図、その他適切な措置をと りましょう。 「交通事故死ゼロ」 を目指しましょう。 記録の残る昭和43年以降、毎日、交通死 亡事故が発生している状況です。このような 中、平成20年1月に、交通安全に対する国 民の意識を高めるため、新たな国民運動とし て、「交通事故死ゼロを目指す日」を設ける こととされました。 1 早朝立哨 2 交通指導所開設 3 第二次成人式反射材ファッションショー(9月28日) 4「交通事故死ゼロを目指す日」のぼり旗立哨(9月30日) 5「交通安全だより」全戸配布 6 特定地域のぼり旗掲出 7 街頭指導及び広報車による広報
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