北方小だより 北方小の前身 明治6年創立「化成舎」 6月1、2日には、第6学年の修学旅行がありました。69名全員で 「本物の力」を示す時と決意して、最高学年として日常生活でつけてき た力を、 「本物の力」として発揮してくれました。感心したのは、各係の 一人一人が責任をもってその役割を果たし、仲間が常にその頑張りを応 援し支え合っている姿でした。北方小の最高学年として仲間と歴史 を学びながら、自慢のできる姿 を発揮してくれた二日間でした。 6月10日は、第3学年が地域行事の「時の太鼓」に参加してくれま した。文化協会の方に事前に踊りを教えていただき、当日は、大勢の地 域の方の前で一緒に踊りを披露してくれました。暑い日でしたが、地 域に愛着をもち活躍する3年生の姿にたくましさを感じました。 こうした学校外の活動では、子ども達の本当の力が試されます。学校 の中や教室の中でできていることが、本物かどうかがみえてきます。出会う人に挨拶が自然にできること、 場に応じた公共のルールを守ること、自分で判断して行動がとれることなど、子ども達がそうした力を身に 付けていることを嬉しく、誇りに思います。 5月28日には、北方町教育委員会の訪問があり、学校の様子や子ども達の様子を見ていただきました。 その中で、多くのお褒めの言葉をいただきましたので、ご紹介します。 教育委員会訪問でいただいたご意見・ご感想 ・子ども達の姿はとても落ち着いています。 ・子ども達の挨拶が明るく、全体的にとても親和的でいいです。 ・子ども達の表情、先生方の表情がとてもよかったです。 ・大変よい訪問でした。子ども達が楽しく授業を受けている様子がよかったです。 ・整理整頓がよくなされ、きれいな教室環境を先生方が作っていただけています。 ・学習規律を教えるという意識がどの先生もされていて、よい姿をほめてみえて素晴らしいです。 ・新聞の掲示もとてもいいと思います。子ども達にこうした力をつける営みに感謝します。 ・先生方の朗らかで柔らかい表情が、子ども達を明るくしていました。 子ども達と教職員が作りだされるのが学校です。その相互作用で紡ぎだされる教育は、学校と言う 縦糸だけで生み出されるものではありません。横糸として、保護者や地域の方が紡いでいただけるから こそ、確かな姿が紡ぎだされていくのだと思います。今後もよろしくお願いいします。 地域にさわやかさと優しさを運ぶ子ども達 民生委員・主任児童委員さん方の訪問の折、お一人の民生委員さんから「「是非、学校に伝えて。」と言わ れてきたので、お話しします。 」と切り出されたのは、下校中での出来事でした。けがをした1年生の子を3 年生、5年生の子達が心配する姿、手当をしてくださる地域の方に「よ ろしくお願いいします。」とお礼を言った姿に感銘を受けられたそうです。 その後も、「お世話になりました。」「ありがとうございました。」と顔を 合わせた時に、お礼を言うその礼儀正しさに地域の方が心打たれたそう です。北方小の心優しい素敵な子どもたちは地域にも優しさを運びます。
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