特 記 仕 様 書 業 務 名:長岡京市下海印寺下内田土地区画整理事業用地測量業務 業務場所:下海印寺地内 履行期間:契約の翌日から平成 29 年 3 月 24 日迄とする 第1章 総則 第 1 条(適用範囲) 本特記仕様書は、 「長岡京市下海印寺下内田土地区画整理事業用地測量業務」(以下、「本業務」という。)に適用する。 本業務の履行にあたっては、本特記仕様書によるほか、 「国土交通省土地区画整理事業測量作業規程(改訂版)」、 「土木設計業務等委託必携(平 成 25 年 3 月京都府)」 (以下「共通仕様書等」という。)、「長岡京市測量業務共通仕様書(平成 26 年 5 月)」 、土地区画整理法及び測量法等の関 係法令に基づくものとする。重複する内容については、本特記仕様書を優先する。 第 2 条(業務の目的) 過年度実施の阪急新駅設置に関わるまちづくり勉強会及び世話人会の運営支援において土地区画整理事業の必要性が高いと判断され、地権者 の土地区画整理事業に対する機運が盛り上がった下海印寺地区において、組合設立を念頭に事業計画(案)作成のため、用地測量及び公共用地 境界確定協議を行う。 第 3 条(業務の区域) 本業務の業務区域は、別紙の位置図のとおりとする。 第 4 条(業務カルテ作成・登録) 受注者は、契約時又は変更契約時において、受注金額が 100 万円以上の業務について、測量調査設計業務実績情報サービス(テクリス)に基 づき、受注・変更・完了・訂正時に業務実績情報として「業務カルテ」を作成し、監督職員の確認を受けた上、受注時は契約後、変更時は登録 -1- 内容に変更が生じた日から、完了時は業務完了後、それぞれの時点から土曜日・日曜日・祝日等を除き 10 日以内に、訂正時は適宜、(一財) 日本建設情報総合センターに登録申請しなければならない。 また、登録機関発行の「業務カルテ受領書」が届いた際には、その写しを直ちに監督職員に提出しなければならない。 なお、変更時と完了時の間が 10 日間に満たない場合は変更時の提出を省略できるものとする。 第 5 条(審査) 1)受注者は、業務完了時に監督職員の審査を受けなければならない。 2)審査において、訂正を指示された箇所は直ちに訂正しなければならない。 第 6 条(業務の完了) 1)業務の審査に合格後、指定された提出図書一式を納入し、本市の検査員の検査をもって業務の完了とする。 2)業務の検査合格後、明らかに受注者の責めに伴う業務の瑕疵が発見された場合、監督職員の指示に従い、必要な処理を受注者の負担におい て、直ちに当該業務の修正を行わなければならない。 第 7 条(成果品の帰属) 本業務における成果品は、全て発注者に帰属するものとし、受注者は発注者の許可なく使用又は流用してはならない。 第 8 条(損害賠償) 本業務に起因して、本市又は第三者に損害、事故又は紛争を生じた時は、受注者の責任において弁償及び解決を行い、遅滞なくその状況を監 督職員に報告しなければならない。 第 9 条(疑義の解釈) 1)本特記仕様書に定める事項について、疑義を生じた場合は、協議の上、監督職員の指示に従わなければならない。 2)本特記仕様書に記載のない事項又は疑義が生じた場合は、協議の上、監督職員の指示に従い業務を遂行するものとする。 -2- 第 10 条(その他) 指示、承諾及び協議は、原則として書面によりこれを行うものとする。 なお、本業務の目的達成に必要な事項は、設計条件及び仕様書に明記又は監督職員の指示がなくても、受注者の負担と責任において実施する ものとする。 第 11 条(主任技術者) 1) 測量作業における主任技術者は、測量士の資格を有し直接的かつ恒常的な雇用関係にある者とする。 2) 主任技術者は過去10年(平成18年度~平成27年度)において元請の主任技術者として国、地方公共団体、特殊法人及び独立行政法 人が発注した、用地測量業務実績を有するものとする。 第 12 条(提出書類) 受注者は、長岡京市が定める提出書類様式(土木委託業務関係様式集)により、契約締結の日から7日以内に①~④を、15 日以内に⑤の書類 を発注者に提出し、承認を得るものとする。 1)着手届 2)管理技術者等通知書 3)業務内訳書 4)工程表 5)業務実施計画書 第 13 条(打合せ等) 業務における打合せは、業務着手時、中間打合せ 1 回、成果品納入時の計 3 回を行うものとする。ただし、中間打合せは、監督職員と協議 の上、打合せ回数を変更できるものとする。なお、業務着手時又は業務計画書作成時及び業務完了時には原則として主任技術者が立ち会うも のとする。 また、打合せにおいては受注者が「打合せ記録簿」を作成し、内容を明確にして発注者に提出するとともに、この「打合せ記録簿」を発注 者、受注者双方で各1部を保管するものとする。 -3- 第 14 条(費用負担) 本特記仕様書に明記のないものであっても、業務遂行上当然必要と認めるものは、受注者の負担で実施するものとする。 第 15 条(権利義務の譲渡等) 受注者は、業務委託契約書第 4 条ただし書きによる承諾を受ける場合は、承諾願を発注者に提出し、承諾を得なければならない。 第 16 条(工程管理) 実施計画に基づいて適正な工程管理を行い、作業の進捗状況を発注者に随時報告するものとする。もし、工程等に変更が生じた場合には、 速やかに変更工程表を作成し、発注者と協議しなければならない。 第 17 条(事故報告書) 本業務履行のため発注者から貸与された資料、個人情報等に関し、流出、毀損、滅失その他の事故が生じたときは、ただちに発注者に通知 するとともに、遅滞なく書面にて報告し、その指示に従わなければならない。 第 18 条(成果品の検査・納品) 1)本業務の成果品については履行期間内において管理技術者立会いの上で、発注者の検査・承認を受け納品しなければならない。 2)納品にあたっては、必ず照査技術者による照査を行うものとする。 3)なお、発注者から適合しないものとして修正の指示があった場合は、速やかに受注者の負担で修正を行い、再検査・承認を受け納品しな ければならない。 4)成果品の数量については以下のとおりとする。 測量 ・測量成果報告書:正・副 2 部(チューブファイル)(打合せ記録簿等を含む) ・報告書の内容や資料として作成したデータを納めた電子媒体:2 枚 上記について、データの保存形式については、別途協議により決定する。また、エラーがないことを確認した後、ウイルス対策を実施 した上で提出すること。 -4- 第 19 条(成果品の暇疵) 本業務の成果品について納品の後、暇疵が発見された場合は、発注者の指示に従い必要な処理を受注者の負担において行わなければならな い。 また、データ等の不良については、再度、全件の品質検査を行うものとする。 ただし、受注者の過失又は故意で生じた暇疵により、本市に支障を生じた場合、補修とともに損害の賠償を受注者に請求するものとする。 第 20 条(守秘義務) 受注者が本業務の遂行上知り得た内容及び個人情報については、第三者に漏洩してはならない。 この契約が完了し又は解除された後も同様とする。 第 21 条(納入場所) 本業務の成果品は、長岡京市建設交通部まちづくり政策室に納入するものとする。 第 22 条(契約解除) 発注者は受注者が下記の各号のいずれかに該当した場合は、契約を解除することができる。 1)受注者が契約に定める義務を履行しないとき。 2)受注者が契約の履行に当たって不正な行為を行ったとき。 前項の場合において、受注者に損害が生じることがあっても、発注者はその責めを一切負わないものとする。 第 23 条(疑義) 本特記仕様書に記載のない事項又は疑義が生じた場合は、発注者・受注者協議の上、受注者は発注者の指示に従い業務を遂行するものとす る。 第 24 条(身分証明書の携帯等) 1)本業務の測量作業の着手に先立ち、市に従事者名簿を提出し、名簿に記載した従事者の身分証明書の交付を受けて、当該従事者が業務を 行うときに、これを携帯させなければならない。 -5- 2)従事者は、権利者等から請求のあるときは、身分証明書を提示しなければならない。 3)測量作業が完了したときは、速やかに身分証明書を発注者に返納しなければならない。 第 25 条(土地の立入り等) 1) 測量作業の着手に先立ち、調査区域の土地等を占有する権利者等へ、測量作業のために当該土地等に立ち入ることについて、原則、あら かじめ立入ろうとする日の三日前までにその旨を通知しなければならない。 2) 前項に規定する立入りは、日出前及び日没後においては承諾があった場合を除き、土地に立入ってはならない。 第2章 業務等一般 第 26 条(業務内容) 本業務は用地測量・公共用地境界確定協議を実施する。 (1) 用地測量(A=0.7ha) 1) 作業計画 2) 現地踏査 3) 復元測量 4) 境界確認 5) 土地境界確認書作成 6) 境界測量 7) 用地境界仮杭打設 8) 境界点間測量 9) 面積計算 10) 用地実測図原図作成 11) 用地平面図作成 -6- (2)公共用地境界確定協議(L=0.34km) 1) 横断面図作成 2) 依頼書作成 3) 協議書作成 -7- 位 置 図 業務名: 長岡京市下海印寺下内田土地区画整理事 業用地測量業務 長岡京 IC 西山天王山駅
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