新潟県報道資料 平成 28 年9月 21 日 新潟県福祉保健部健康対策課 感染症対策係 (内線 2709) 新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 平成 28 年第 37 週:9月 12 日から9月 18 日まで ●今週の トピック ◆ ヘルパンギーナについて警報を継続します。(別紙1参照) 定点当たり報告数が全県で2.45となり、国の示す警報基準(定点あたり6)を 下回ったものの、警報終息の基準(定点あたり2)を超えており、引き続き注意が必 要です。 ◆ 流行性耳下腺炎に注意しましょう。(別紙2参照) 流行性耳下腺炎は、4年から5年ごとに流行を繰り返しており、前回の流行(平成 23年)から5年を経過していること、また、流行がみられる地域があること、社会福 祉施設等においても集団発生が見られることから、十分な注意が必要です。 ◆ 麻しんに注意しましょう。(別紙3参照) 県外では麻しんの集団感染事例が報告されています。麻しんは感染力が非常に強く 、患者が感染性を有する時期に、広範囲の不特定多数の者に接触した場合、広範な地 域において患者が発生する可能性がありますので、十分な注意が必要です。 定期予防接種対象者(1歳児、小学校就学前1年間の幼児)は、接種歴を確認し、 未接種の場合は確実に予防接種を受けましょう。 ◆ ◆ ●定点報告 腸管出血性大腸菌感染症の届出がありました。(別紙4参照) 梅毒の届出がありました。(別紙5参照) 全県に警報を発令している疾病: ヘルパンギーナ 国の示す警報基準を超えた管内のある疾病: ○咽頭結膜熱(警報基準3):魚沼 ○ヘルパンギーナ(警報基準6):新発田 ○流行性耳下腺炎(警報基準6):長岡 ●全数報告 1類感染症 2類感染症 届出なし 結 新潟市 新発田 長岡 柏崎 糸魚川 核 2 3 4 1 1 ※そのうち、無症状病原体保有者5名 (新潟市1、新発田2、長岡2) 3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 1件 新潟市保健所管内 4類感染症 レジオネラ症 1件 新潟市保健所管内 患者 5類感染症 アメーバ赤痢 梅毒 1件 1件 新潟市保健所管内 新潟市保健所管内 患者 50 歳代男性 無症状病原体保有者 40 歳代女性 患者 10 歳代男性(O103) 30 歳代男性
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