システム障害等の発生時における当月限の建玉の処理に関 する取扱要領

システム障害等の発生時における当月限の建玉の処理に関
する取扱要領
2016 年 9 月 20 日
(目的)
第1条 本要領は、システム障害等に係るコンティンジェンシー・プランに基
づき、納会日における当月限の取引について、日中立会の再開が困難となっ
た場合の当月限の建玉の処理に関し必要な事項について規定する。
(措置)
第2条 当社は、納会日における当月限の取引おいてシステム障害等が発生し
た場合、システム障害等に係るコンティンジェンシー・プランに基づき当該
限月の立会を停止し、日中立会中に取引を再開することが困難となった場合
には、同コンティンジェンシー・プラン1(4)に基づき当該限月の立会を翌
計算区域以降に延期しない措置を講じる。また、この場合の未決済玉につい
ては、業務規程第 80 条(売買システム障害時等の措置) 及び第 82 条(臨機の
措置)に基づき、原則として、次条のとおり取扱うものとする。
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前項の規定にかかわらず、当社が必要と認めた場合は、当社が指定した方
法により決済するものとする。
(建玉の処理)
第3条 現物先物取引における建玉については、次の各号により取引を結了さ
せるものとする。
⑴ 最初の値段が決定する前までにおいて障害が発生した場合は、納会日の
直前計算区域の帳入値段(同一計算区域の夜間立会において、約定があっ
た場合は、その最後の値段)により転売買戻しを行ったものとみなし取引
を結了させる。
⑵ 最初の値段が決定した後において障害が発生した場合は、障害が発生す
る前までにおいて、個別競争売買により成立した約定値段と取引数量の加
重平均により算出した値段により転売買戻しを行ったものとみなし取引を
結了させる。
(改廃)
第4条 本要領の改廃は、代表執行役社長の決裁をもって行う。
附則
要領名の変更、第1条(目的)、第2条(措置)及び第3条(未決済玉の取
扱い)の変更規定は、平成 28 年9月 20 日に施行する。