平成28年度喀痰吸引等研修(介護職員等研修) 実 施 要 領 1 目 的 この研修は、社会福祉士及び介護福祉士法附則第3条に定める「介護の業務に従事する者」に 対する「第一号研修」及び「第二号研修」として「認定特定行為業務従事者」となるために必要 な知識及び技能を習得した上で、安全かつ適切な喀痰吸引等の医行為を行うことができる介護職 員等を養成することを目的とします。 2 実施主体 宮崎県 3 実施機関 独立行政法人国立病院機構 宮崎東病院 4 日程・会場 【基本研修】 ○講義(50時間)(別表1参照) 平成28年11月24日(木)から12月16日(金)までのうちの8日間(週2日間×4回) 日 程 場 所 時 間 1 週目 H28.11.24(木)~11.25(金) 独立行政法人国立病院機構 受付 8:30~ 宮崎東病院 大会議室 オリエンテーション等 9:00~ 2 週目 H28.12.1(木)~12.2(金) 講義 9:30~17:00 3 週目 H28.12.8(木)~12.9(金) 又は 9:00~17:00 4 週目 H28.12.15(木)~12.16 (金) (講義 50 時間) ○演習 (別表2参照) 平成28年12月19日(月)から12月22日(木)までのうちの1日を選択 ※希望日をお伺いしますが、人数の偏りがある場合は、御相談の上調整をさせて頂きます。 会 場:独立行政法人国立病院機構宮崎東病院 大会議室 住 所:宮崎市大字田吉4374番地1 【筆記試験】 期 日 平成29年1月12日(木) 受付 午前8時30分~ 試験 午前9時30分~10時30分 会 場 独立行政法人国立病院機構 宮崎東病院 大会議室 【実地研修】(別表3参照) 基本研修の講義・演習、筆記試験終了後に平成23年度から28年度までに指導者伝達講習を 修了した指導看護師のいる施設等において、実際の利用者の協力を得て実施します。 〈実施期間予定:平成29年2月~平成29年3月〉 ※詳細については実地研修開始前に別途案内します。 5 対 象 者 (1)特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、認知症(高齢者)グループホーム、有料老人ホ ーム、障害者(児)施設等(医療施設を除く)、居宅サービス事業所等に就労している介護 職員等を対象とする。ただし、原則として、現在喀痰吸引等を実施する利用者が施設又は在 宅におられ、喀痰吸引等を実施している施設・事業所の介護職員等を対象とします。 (2)自施設において、平成23年度から28年度までに指導者伝達講習を受講した指導看護師 が在籍し、介護職員等の実地指導及び評価が可能な施設の介護職員等を対象とします。 (3)自施設以外での実地研修については、(2)記載の指導者伝達講習を受講した指導看護師 が在籍する施設の協力が得られること。 (4)訪問介護事業所は、訪問看護ステーション及び関連施設との連携により(2)記載の指導 者伝達講習を受講した指導看護師の協力が得られること。 (5)(1)~(4)以外は、平成28年度指導者講習の受講申込みを予定している看護師等が いること。 6 7 定 員 40名 ※定員を超えた場合は、選考となりますので御了承ください。 受講料等 受講料は、県の「使用料及び手数料徴収条例」(平成12年宮崎県条例第9号)により 22,000円となります。 講習会で使用するテキストは各自購入してください。 ※詳細については受講決定後に別途案内します。 10 旅費・昼食 旅費については各自負担となります。 昼食については、各自で準備してください。院内に売店もございます。 11 申込締切 別紙の受講申込書により、平成28年10月7日(金)までに申し込んでください。(必着) ※「実地研修に係る確認事項チェックシート」も必ず御提出ください。 12 そ の 他 基本研修(講義・演習)、筆記試験合格に加えて、実地研修(第一号・第二号)の対象項目の 全て(第二号研修は任意の行為)を受講した者に対し、修了証明書を発行します。 (別表1) 基本研修(講義)の内容及び時間数 大項目 1 人間と社会 時間 中項目 1)個人の尊厳と自立 2)医療の倫理 3)利用者や家族の気持ちの理解 0.5 0.5 0.5 1.5 1)保健医療に関する制度 2)医行為に関係する法律 3)チーム医療と介護職員との連携 1.0 0.5 0.5 2.0 1)たんの吸引や経管栄養の安全な実施 2)救急蘇生法 2.0 2.0 4.0 1)感染予防 2)職員の感染予防 3)療養環境の清潔、消毒法 4)滅菌と消毒 0.5 0.5 0.5 1.0 2.5 1)身体・精神の健康 2)健康状態を知る項目(バイタルサインなど) 3)急変状態について 1.0 1.5 0.5 3.0 1)呼吸のしくみとはたらき 2)いつもと違う呼吸状態 3)喀痰吸引とは 4)人工呼吸器と吸引 5)子どもの吸引について 6)吸引を受ける利用者や家族の気持ちと対応、説明と同意 7)呼吸器系の感染と予防(吸引と関連して) 8)喀痰吸引により生じる危険、事後の安全確認 9)急変・事故発生時の対応と事前対策 1.5 1.0 1.0 2.0 1.0 0.5 1.0 1.0 2.0 11.0 1)喀痰吸引で用いる器具・器材とそのしくみ、清潔の保持 2)吸引の技術と留意点 3)喀痰吸引に伴うケア 4)報告及び記録 1.0 5.0 1.0 1.0 8.0 1)消化器系のしくみとはたらき 2)消化・吸収とよくある消化器の症状 3)経管栄養法とは 4)注入する内容に関する知識 5)経管栄養実施上の留意点 6)子どもの経管栄養について 7)経管栄養に関する感染と予防 8)経管栄養を受ける利用者や家族の気持ちと対応、説明と同意 9)経管栄養により生じる危険、注入後の安全確認 10)急変・事故発生時の対応と事前対策 1.5 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 0.5 1.0 1.0 10.0 1)経管栄養で用いる器具・器材とそのしくみ、清潔の保持 2)経管栄養の技術と留意点 3)経管栄養に必要なケア 4)報告及び記録 1.0 5.0 1.0 1.0 2 保健医療制度とチーム医療 3 安全な療養生活 4 清潔保持と感染予防 5 健康状態の把握 6 高齢者及び障害児・者の 喀痰吸引概論 7 高齢者及び障害児・者の 喀痰吸引実施手順解説 8 高齢者及び障害児・者の 経管栄養概論 9 高齢者及び障害児・者の 経管栄養実施手順解説 ※詳細プログラムについては、受講決定後別途郵送します。 8.0 合計講義時間数 50.0 別表2 基本研修(演習)の内容及び回数 ケア等の種類 喀痰吸引 経管栄養 実施回数 口腔内吸引 5回以上 鼻腔内吸引 5回以上 気管カニューレ内部 5回以上 胃ろう又は腸ろう 5回以上 経鼻 5回以上 救急蘇生法 1回以上 別表3 実地研修の内容及び回数 ケアの種類 実施回数 口腔内の喀痰吸引 10回以上 鼻腔内の喀痰吸引 20回以上 気管カニューレ内部の喀痰吸引 20回以上 胃ろう又は腸ろうによる経管栄養 20回以上 経鼻経管栄養 20回以上 ※ 厚生労働省令の改正により平成27年4月1日から、第二号研修の実地研修の対象 に「気管カニューレ」と「経鼻経管栄養」の2行為が追加され、上記の5つの行為 のうち個別に実地研修を履修できるようになり、県の認定特定行為業務従事者認定 証の交付が受けられることになりました。 【申込先】 宮崎県福祉保健部長寿介護課 施設介護担当 担当:柚木﨑 〒880-8501 宮崎市橘通東2丁目10-1 TEL 0985-26-7058 FAX 0985-26-7344 【研修内容・日程に関する問合せ先】 独立行政法人国立病院機構 宮崎東病院 担当:副看護部長 〒880-0911 宮崎市大字田吉4374番地1 TEL 0985-56-2311 FAX 0985-56-2257 中嶌
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