中国：山東省炭鉱安全事故 4 件

中国：山東省炭鉱安全事故 4 件
2016 年 9 月 15 日掲載
8 月 31 日付けの地元報道によると、山東省炭鉱安全監察局は、省全体の炭鉱安全生産警告教育会議を行
い、2016 年の現時点での安全生産事故 4 件を報告、各石炭企業責任者には現地での検討を命じた。
省内で発生した炭鉱安全生産事故は 4 件(前年度同期比 1 件減)、
死亡者数は 5 名(前年度同期比 2 名減)、
生産量 100 万ﾄﾝ当たりの死亡者数は約 0.04 名。4 件の炭鉱安全事故は以下の通り。
8 月、山東能源肥鉱集団梁宝寺能源有限責任公司、山はね事故にて 2 名死亡。
6 月、濰坊新方鉱業有限公司、落盤事故にて 1 名死亡。
5 月、淄博王庄煤鉱有限公司、運搬事故(コンベアのシュートに挟撃)にて 1 名死亡。
2 月、山東済鉱魯能煤電股份有限公司の陽城炭鉱、落盤事故にて 1 名死亡。
山東能源肥鉱集団梁宝寺能源有限責任公司、済鉱魯能煤電有限公司、淄博王庄煤鉱有限公司、濰坊新方
鉱業有限公司の 4 炭鉱企業は、責任をもって公開・検証するよう命じられた。
注) 山はね : 地下深部の坑道を掘削中に岩盤の一部が、突然、破裂・突出する現象。
(石炭開発部辻
誠)
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