みやざき成長産業雇用拡大・定着推進事業補助金交付要綱 平 成 2 8 年 6 月 1 日 総合政策部フードビジネス推進課 (趣旨) 第1条 県は、地域に根ざした良質で安定的な雇用の創出を図るため、予算で定 めるところにより、宮崎県内の成長産業4分野(フードビジネス、医療機器、 輸送機器、木材・バイオマス)関連企業等(個人を除く。)に対し補助金を交 付するものとし、その交付については、補助金等の交付に関する規則(昭和 39年宮崎県規則第49号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、こ の要綱に定めるところによる。 (補助事業者) 第2条 前条の補助金の交付の対象となる者は、次の要件を満たす者とする。 (1) 県 税 に 未 納 が な い こ と 。 (2) 地 方 税 法 ( 昭 和 2 5 年 法 律 第 2 2 6 号 ) 第 3 2 1 条 の 4 及 び 各 市 町 村 の 条 例の規定により、個人住民税の特別徴収義務者とされている法人にあって は、従業員等(宮崎県内に居住している者に限る。)の個人住民税について 特別徴収を実施している者又は特別徴収を開始することを誓約した者 (3) 前 条 の 事 業 を 実 施 す る 主 体 の 構 成 員 等 が 、 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団 (以下「暴力団」という。)若しくは同条第6号に規定する暴力団員(以下 「暴力団員」という。)でないこと又は暴力団若しくは暴力団員と密接な関 係を有しないこと。 (4) そ の 他 補 助 が 適 当 で な い と 知 事 が 認 め る 者 で な い こ と 。 (補助対象経費及び補助率) 第3条 第1条の補助金の交付の対象となる経費及びそれについての補助率は、 別表のとおりとする。 (補助金の交付の申請) 第4条 補助金の交付の申請をしようとする者は、当該補助金に係る仕入れに係 る消費税等相当額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税相当額のう ち、消費税法(昭和63年法律第108号)に規定する仕入れに係る消費税額 として控除できる部分の金額と当該金額に地方税法に規定する地方消費税率を 乗じて得た金額の合計額に補助率を乗じて得た額をいう。以下同じ。)がある 場合には、これを減額して申請しなければならない。ただし、申請時において、 当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明らかでない者については、 この限りでない。 (申請書に添付すべき書類) 第5条 規 則 第 3 条 第 4 号 の 規 定 に よ り 補 助 金 等 交 付 申 請 書 に 添 付 す べ き 書 類 は、次のとおりとする。 (1) 第 2 条 第 1 号 に 係 る 納 税 証 明 書 ( 県 税 に 未 納 が な い こ と の 証 明 ) (2) 第 2 条 第 2 号 に 係 る 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 実 施 確 認 ・ 開 始 誓 約 書 (3) そ の 他 知 事 が 必 要 と 認 め る 書 類 (補助条件) 第6条 規則第5条の規定による補助条件は、次のとおりとする。 (1) こ の 補 助 金 に 係 る 経 理 を 他 の 経 理 と 明 確 に 区 分 し 、 そ の 収 支 の 状 況 を 明 確 にした書類を整備の上、補助事業の完了した日の属する年度の終了後5年間 保存すること。 (2) そ の 他 規 則 及 び こ の 要 綱 の 定 め に 従 う べ き こ と 。 (申請の取下げのできる期限) 第7条 規則第8条第1項の規定により申請の取下げのできる期限は、補助金の 交付決定の通知を受領した日から起算して10日を経過した日とする。 (軽微な変更の範囲) 第8条 規則第10条第2項ただし書の規定により知事の定める軽微な変更の範 囲は、次のとおりとする。 (1) 補 助 対 象 経 費 の 3 0 パ ー セ ン ト 以 内 の 増 減 (2) 補 助 対 象 経 費 の 各 経 費 区 分 相 互 間 に お け る い ず れ か 少 な い 額 の 3 0 パ ー セ ント以内の経費の配分の変更 (変更承認申請書等) 第9条 規則第10条第2項の規定により知事の指示を受けようとする場合は、 次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に掲げる書類を提出しなければ ならない。 (1) 事 業 計 画 書 又 は 収 支 予 算 書 の 内 容 を 変 更 し よ う と す る と き 変 更 承 認 申 請 書(別記様式第1号) (2) 補 助 事 業 を 中 止 し 、 又 は 廃 止 し よ う と す る と き 補 助 事 業 中 止 ( 廃 止 ) 承 認申請書(別記様式第2号) (状況報告) 第 10条 規 則 第 1 1 条 の 規 定 に よ る 状 況 報 告 は 、 補 助 金 の 交 付 決 定 の あ っ た 年 度 の9月30日現在において作成した補助事業遂行状況報告書(別記様式第3 号)を当該年度の10月15日までに知事に提出することによって行わなけれ ばならない。 (補助金の交付方法) 第 11条 こ の 補 助 金 は 、 精 算 払 に よ り 交 付 す る 。 た だ し 、 請 求 が あ っ た 場 合 に は、前条の状況報告に基づき概算払により交付することができる。 2 補助事業者は、この補助金を請求しようとするときは、請求書(別記様式第 4号又は第5号)を知事に提出しなければならない。 (実績報告) 第 12条 規 則 第 1 4 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 実 績 報 告 は 、 補 助 事 業 実 績 報 告 書 に 次 の書類を添えて、事業の完了の日から起算して15日を経過した日又は補助金 の交付決定のあった年度の翌年度の4月7日のいずれか早い期日までにしなけ ればならない。 (1) 実 施 結 果 報 告 書 ( 別 記 様 式 第 6 号 ) (2) 収 支 決 算 書 ( 別 記 様 式 第 7 号 ) (3) 雇 用 創 出 に 向 け た 調 査 ・ 分 析 、 戦 略 策 定 等 事 業 報 告 書 ( 別 記 様 式 第 8 号 ) (4) 補 助 対 象 人 材 報 告 書 ( 別 記 様 式 第 9 号 ) (5) 補 助 対 象 人 材 の 活 動 報 告 書 ( 別 記 様 式 第 1 0 号 ) (6) OJT( 商 談 会 等 出 展 ) 、 OFF-JT( 高 度 化 に 資 す る 研 修 会 等 参 加 、 そ の 他 研 修 会 等 参 加 )、 企 業 外 派 遣 、 研 究 開 発 等 報 告 書 ( 別 記 様 式 第 1 1 号 ) 2 第4条ただし書の規定により仕入れに係る消費税等相当額を減額しないで交 付の申請をした者は、前項の実績報告をする場合において、第4条ただし書に 規定する事業主体に係る部分における当該補助金の仕入れに係る消費税等相当 額が明らかになった場合には、これを補助金額の交付決定額から減額して報告 しなければならない。 3 第4条ただし書の規定により仕入れに係る消費税等相当額を減額しないで交 付の申請をした者が第1項の実績報告をした後において、消費税及び地方消費 税の申告により当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が確定した場合 には、その金額(前項の規定により減額をした事業主体にあっては、その金額 が 減 じ た 額 を 上 回 る 部 分 の 金 額 ) を 仕入に係る消費税等相当額報告書( 別 記 様 式 第12号)により速やかに報告し、知事の返還命令を受けて仕入れに係る消費 税等相当額の全部又は一部を返還しなければならない。 (書類の提出部数等) 第 13条 規 則 及 び こ の 要 綱 の 規 定 に よ り 知 事 に 提 出 す る 書 類 の 部 数 は 、 そ れ ぞ れ 2部とし、その様式は、規則に定めるものを除き、別記に定めるところによ る。 附 則 1 この要綱は、平成28年 月 日から施行し、平成28年度の予算に係 るみ や ざ き 成 長 産 業 雇 用 拡 大 ・ 定 着 推 進 事 業 補 助 金 か ら 適用する。 2 宮崎県フードビジネス雇用拡大推進事業費補助金交付要綱(平成25年10 月1日定め)は、廃止する。 別表(第3条関係) 区分 補助率 補助対象経費 内容 雇用創出に向けた調査・分析、戦略策定等事業 8 /1 0 (事業の拡大等を実現するため、市場調査・分析、これに基づく販売 以内 ・製造戦略等の策定及び経営戦略の見直し等を行い、雇用創出を図る 事業) 物件費 ●市場調査・分析、自社製品の評価に要 する委託費 ●製造・販売・経営戦略等の策定に要す る委託費 ●工場・生産ライン等の設計、現場改善 指導、職域開発等への助言に要する委 託費 高度専門人材活用事業 (企業外の高度専門人材から、雇用創出に向けた事業拡大等の戦略実 現に必要な事業活動の支援、技術指導・助言等を受けることにより、 人材育成や経営基盤の強化を図る事業) ※雇用する場合は、連続する6月以内を上限とする。 人件費 ●給与、諸手当、社会保険料 ●謝金 物件費 ●戦略実現等に係る活動経費(商談会等 出展費、旅費) その他 ●上記以外で知事が特に必要と認める費 用 既雇用人材技術・知見等高度化事業 (企業内の従業員であって、研修の受講等により、雇用創出に向けた 事業拡大等の戦略実現に必要な技術等の高度な専門知識の修得を図る 事業) 物件費 ●技術・知見等の高度化に資する研修会 ・ 講 習 会 等 の OFF-JT参 加 、 営 業 活 動 、 商談会出展等に係る経費(参加費、商 談会等出展費、旅費) ●先進技能修得等のための企業外(先進 企業、外部研究機関等)への派遣に係 る経費(研修費等、旅費) ●研究開発、製品試作に係る経費(原材 料費、性能評価費、機器のレンタル・ リース料、委託費等) その他 ●上記以外で知事が特に必要と認める費 用 戦略人材雇用及び育成事業 (雇用創出に向けた事業拡大等の戦略実現に必要な人材を新たに雇用 し、計画的に育成する事業) ※同一の者に対する補助対象期間は、連続する6月以内を上限とす る。 人件費 物件費 ●給与、諸手当、社会保険料 ●人材育成に資する研修会・講習会等の OFF-JT参 加 、 営 業 活 動 、 商 談 会 出 展 等 に係る経費(参加費、商談会等出展 費、旅費) その他 ●上記以外で知事が特に必要と認める費 用 若年雇用者及び非正規雇用者スキルアップ等事業 (雇用創出に向けた事業拡大等の戦略実現に必要な企業内の若年雇用 者 ( 入 社 5 年 以 内 か つ 34歳 以 下 の 者 ) の ス キ ル ア ッ プ 等 及 び 非 正 規 雇 用者の正規化等を計画的に図る事業) ※同一の者に対する補助対象期間は、連続する6月以内を上限とす る。 人件費 ● ス キ ル ア ッ プ 等 の た め の OFF-JT期 間 中 に雇用する代替人員に係る給与、諸手 当、社会保険料 物件費 ●スキルアップ等に資する研修会・講習 会 等 の OFF-JT参 加 に 係 る 経 費 ( 参 加 費、旅費) その他 ●上記以外で知事が特に必要と認める費 用 ○留意事項 (1)「 諸 手 当 」 と は 、 通 勤 手 当 そ の 他 社 内 規 程 等 に 基 づ き 、 雇 用 者 に 対 し 労 務 提 供 の対価として支給される手当とし、住居手当、退職手当、食事手当などは対象 外とする。 (2)「社会保険料」とは、健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料、児童手当拠出金、雇 用保険料、労働者災害補償保険料とする。 (3)「商談会等出展費」とは、展示会出展料、小間装飾料、運送料、通訳・翻訳料とする。 (4)「研究開発、製品試作に係る経費」とは、1社単独でその技術的課題を解決することが 困難な場合において、その技術的課題を解決するために取り組む研究開発又は性能評価 に係る事業を対象とする。 当該事業の実施にあたっては、可能な限り複数の見積りを取り、経済性及び効率性を 十分に検討し、選定すること。 また、その内容について、 ①「原材料費」とは、原材料及び部品・工器具等の購入に要する経費 ②「性能評価費」とは、試験研究機関等への試作品の性能試験又は試験分析の依頼の ほか、試験分析機器等の使用又は借用する場合等の経費 とする。 (5)「謝金」の1人当たりの上限額は、8万円/日とする。 (6) 高度専門人材を雇用する場合の給与の1人当たりの上限額は、60万円/月(基本給) とする。 その他の給与の1人当たりの上限額は、30万円/月(基本給)とする。 (7) 1品目当たり50万円以上の原材料及び部品・工器具等の購入は認めない(委託費とし て支出する場合も同様)。
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