消費者金融カードトラブル

報道資料
平成28年9月15日
~消費者金融カードトラブル~
本年1月に消費者トラブル注意報でお知らせした消費者金融のカード
トラブルについて、その後も新聞などで、熊本県内において被害が発生
し、カードをだまし取った者が詐欺の容疑で逮捕されたという報道があ
ったため、改めて注意喚起いたします。
手口は、被害者に消費者金融のカードを作らせて、そのカードをだまし
取り、コンビニの現金自動預払機から現金を引き出すというものです。
イラスト提供:消費者庁
被害が継続して発生
昨年末から、若者が「いいアルバイトがある」と友人や知人から誘われ、
「消費者金融のカード
を作ってくれると自分の実績になる。後で必ずカードは解約しておく」と言われて、自分で作っ
た消費者金融のカードを少額のお金と引き換えに相手に渡してしまい、後に、カードで高額のお
金が借りられてしまうという相談が多数寄せられました。
その際にも注意喚起を行いましたが、その後も同様の手口による被害が発生しています。
消費者へのアドバイス
◎ 借金の返済の請求は名義人に来ます!!
自分で契約した消費者金融のカードを他人に渡した場合、他人がそのカードを使用してお金
を借りたとしても、その借金の返済はカードの名義人である自分に請求されます。
楽してお金を稼ぐことができるような話があっても、簡単に信じないことが重要です。
◎「断る勇気」を!!
友達や先輩の話を断りきれずに契約をしてしまうケースがあるようです。このような事案は
人間関係に便乗して行われることが多いので、
「断る勇気」を持ってください。
おかしいなと思った時は、県消費生活センター、市町村の相談窓口に相談をしてください。
熊本県消費生活センター
相談電話
096-383-0999
(相談受付時間 平日の午前9時から午後5時まで)
お問合せは
熊本県環境生活部県民生活局消費生活課
(熊本県消費生活センター)
消費者支援班
井上、古庄、上田
電話:096-333-2308(ダイヤルイン) 内線:7479、7475