コペンハーゲン港の客船(2) 事務局長 池田良穂 9 月 4 日は朝から雨でしたが、オスロから入港する DFDS のクルーズフェリー「クラウ ン・シーウェイズ」の撮影に 9 時過ぎに港にでかけました。幸い雨が小降りになったので、 なんとか同船の姿をカメラにおさめることができました。港には、4000 総トン型の小型客 船が停泊していましたが、船名が「ナショナル・ジオグラフィック・オリオン」とちょっ と変わった長い名前で、クルーズ客船として普通に運航されているのか、自然環境調査の ためにチャーターされて船名が変わっているのかは定かではありませんでした。 この日の夕方には、国際会議の受付とレセプションが会場のホテルであり、そちらに出 席しましたが、その帰りには土砂降りの雨と強風にみまわれました。 5 月の朝の AIS チェックでは、クルーズ客船の「ノルウェージャン・スター」と「ドイ ッチェランド」がコペンハーゲンに向かっているのが確認できました。8 時半から国際会議 が始まるので、朝に港にはでかけることができませんでしたので、会議終了後の夕刻に港 にでかけることにしました。昨日の嵐がうそのように快晴でした。 夕方、港にでかけると、港の先端の新クルーズ埠頭に「ノルウェージャン・スター」が、 そして人魚姫の近くの埠頭(前日まで軍艦 4 隻が泊まっていた場所)にアイーダクルーズの 「アイーダ・アウラ」が停泊していました。クルーズの途中寄港する船は、市街地に近い 埠頭を、発着港として利用する船は新しいクルーズ埠頭をと、使い分けているのかもしれ ません。 翌朝の AIS チェックでは、ホランド・アメリカ・ラインの「コニングダム」がコペンハ ーゲンに向かっていました。7 時前には入港する距離だったので、会議にでかける前に港に でかけてみました。朝焼けの中、同船が入港してきました。巨大船ですが、人魚姫の近く の岸壁に着岸しました。ラゲージの荷揚げをする様子もなかったので、たぶんクルーズ途 中の寄港のようでした。 MSCMUSICA とオスロから到着した DFDS のクルーズフェリー「クラウン・シーウェイズ」 クラウン・シーウェイズ 回頭して後進で着岸する「クラウン・シーウェイ ズ」 小型客船「ナショナル・ジオグラフィック・オリ オン」 夕刻、相次いで出港する「・シーウェイズ」と「ノ ルウェージャン・スター」 市街地に近い埠頭に停泊する「アィーダ・アウラ」 DFDS の RORO 貨物船「ボタニア・シーウェイズ」 。 DFDS はクルーズフェリーと RORO 貨物船を多数運航 している。 朝日を浴びながらコペンハーゲン港に入港するホランド・アメリカ・ラインの新鋭クルーズ客船「コニン グダム」 。新クルーズターミナルではなく、市街地に近い埠頭に着岸した。
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