女性の復職に関する調査

報道関係各位
2016年9月14日
株式会社VSN
女性の復職に関する調査
エンジニア人材サービスの株式会社VSN(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 川崎 健一郎)は、
出産を経て
「復職」経験のある全国・10∼40代の女性を対象に、女性の復職に関する調査を実施しました。
調査手法はインターネットリサーチ。計871名から回答を得ました。
tT O P I C S
62.3 %
復職後、
“ 理想通りに働けている”
と感じているのは
出産∼育児休暇∼復職後、
“ 転職”
した経験があるのは
その要因は
約4割
「働きづらくなった」
「仕事と育児の両立ができなくなった」
育児をしながら働くうえで必要だと感じたのは
「人間関係」
「コミュニケーション力」
「下がった」は57.9 %
復職後、復職前よりも収入が
「時短勤務」で働いているのは全体の 45.1 %
g 調査概要
調 査 方 法
調 査 地 域
調 査 対 象
インターネット調査
全国
出産を経て復職経験のある10∼40代の女性 計871名
有効回答数
調 査 日 時
合計871サンプル
2016年9月6日(火)∼9月8日(木)
1
www.vsn .c o.jp/news/20160914.html
復職後、転職した経験があるのは全体の39.5%。
転 職 理 由 は「 働きづらくなった」
「 仕 事と育 児 の 両 立 ができなく
なった」
「 休職前のような働き方ができなくなった」が上位に。
出産∼育児休暇を経て復職経験がある女性に復職後の転職の有無について聞いたところ、
(図1)
「ある」が全体で39.5%。
転 職の理 由は「働きづらくなった」
「 仕事と育児の両立ができなくなった」
「 休職前のような働
き方ができなくなった」などが上位の結 果に。(図2)
(図1)Q.出産∼育児休暇∼復職後、転職をした経験はありますか(単一回答)
ない
60.5 %
ある
39.5 %
ある
ない
全体
39.5%
60.5%
10代
55.6%
44.4%
20代
35.3%
64.7%
30代
37.1%
62.9%
40代
44.3%
55.7%
(図2)Q.転職した際の理由を以下の中からお選びください(複数回答)
(%)
0
10.0
働きづらくなった
仕事と育児の両立ができなくなった
休職前のような働き方ができなくなった
職場でのストレス
2人目や3人目の子供を妊娠した
家庭の事情
理想の働き方と現実のギャップを感じた
時短勤務ができなかった
雇用形態を変更するような申し入れがあった
部署が異動になった
育児に専念するため
体調不良
経済的な余裕ができた
2
www.vsn .c o.jp/news/20160914.html
20.0
30.0
復職後、
“ 希望通りに働けている”
と感じているのは62.3%。
育児をしながら働くうえで必要だと感じたのは「幅広い人間関係」
「コミュニケーションスキル」
「 専門能力」
という結果に。
復 職 後 、労 働 環 境 や 条 件 面 等 、
“ 希 望 通りに 働 けている”と回 答したの は 6 2 . 3 %という
(図3)
結 果に。
育 児をしな がら働 い ている中 で 、必要だと感じたものは「幅広い人間関係」
「 コミュニケー
ションスキル」
「 専門能力」などが上位に挙げられています。(図4)
(図3)Q.現在、
ご自身の希望通りの条件や環境で働けていると感じていますか (単一回答)
0
全体
10
20
30
40
50
60
70
80
とても感じている
どちらかといえば感じている
どちらでもない
23.0 %
39.3 %
19.8 %
90
(%)
100
どちらかといえば ほとんど
感じていない 感じていない
11.0 %
7.0 %
(図4)Q.育児をしながら働くうえで必要だと感じたものを以下の中からお選びください(複数回答)
(%)
0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
幅広い人間関係
コミュニケーションスキル
専門能力
資格
語学スキル
その他
復職後の収入は以前よりも「下がった」が57.9%。
年代別に比較してみると20代は7割が「下がった」
と回答。
(図5)
復職後の収入面について聞いたところ、時短等により
「下がった」が約6割の結果に。
年代別で比較したところ、20代の70%は収入が下がっており、30代は59.7%、40代は49.2%
と世代によって差があることが分かる結果となっています。
変わらない
上がった
(図5)Q.復職後、収入はどうなりましたか (単一回答)
42.1%
3
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下がった
57.9%
復職後、
「 時短」で働いているのは全体の約半数。
管 理 職として働 いているのは1 8 . 7 % 。好ましい 上 司は「 男 性で
も女性でも、どちらでもよい」が47.2%という結果に。
(図6)
復 職 後 、時 短で働 いているのは全 体 の 3 9 . 5 % 。
(図7)
また、管 理 職として働 いている方は2 割に満たない 結 果に。
上 司には男 性・女 性 のどちらが 好ましい かを聞いたところ「どちらでもいい」が 4 7 . 2 %で
最も高く、性別はあまり関係していないことが分かる結果となりました。(図8)
(図6)Q.復職後、現在は時短で働いていますか(単一回答)
現在は働いていない
5.
9%
はい
45.
1%
いいえ
49.
0%
(図7)Q.復職後、管理職で働いていますか(単一回答)
はい 18.7%
いいえ
81.3%
(図8)Q.上司は男性・女性、
どちらが好ましいですか(単一回答)
男性
27.4%
どちらでもよい
47.2%
女性
25.4%
調査結果の引用・転載、取材等に関するお問い合わせ先
株式会社VSN 広報担当
TEL: 03-5419-8908 MAIL: [email protected]
URL: www.vsn.co.jp
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