備蓄と救援物資の供給・受援計画策定支援

CTI Engineering Co., Ltd.
防災物流支援
備蓄と救援物資の供給・受援計画策定支援
~施設・技術・制度の観点から計画を策定します~
多くの自治体では、大規 模災害が発生した際の 計画として地域防災計画 が策定されていますが 、
避 難 者 へ の 救 援 物 資 の 供 給 計 画 は 策 定 され て い ない こ と が あ り ま す 。 救 援 物 資 を 輸 送 す る た めに
は、救援物資を供給するための仕組み(救援物資輸送システム)とともに、それを支える「施設」・「技
術」・「制度」(物流インフラ)が必要であり、この両者を合わせた計画を策定する必要があります。
救援物資輸送システムと災害発生時に想定される課題
救援物資輸送システムと物流インフラの関係
大 規 模 災 害 時 に は 、施設 の 課 題 ( 集 積 所 損 壊 、道 路 被 災 等 ) 、技 術 の 課 題 ( 人 員 不 足 、車 両 不 足
等)制度の課題(協定不備 等)により、救援物資輸送に支障をきたすことがあります。
たとえ施設のみを整備しても、上記の施設・技術・制度のどれか一つでも欠けると、救援物資輸送シ
ステムは十分機能しません。そのため、救援物資を確実に避難所に届けるため、「施設」・「技術」・「制
度」からなる物流インフラを、より向上させることを提案します。
救援物資輸送システム
都道府県
情報伝達
情報伝達
災害対策本部
被災市町村
情報伝達
災害対策本部
調達先
避難所
物資輸送
一次集積所
物資輸送
二次集積所
物資輸送
物流インフラ
施設
技術
制度
(道路・鉄道・港湾・空港、集積所)
(人材、管理、情報、資源、資機材)
(法制度、協定、リスク)
東日本大震災や熊本地震で明らかとなった物流インフラの主な課題
物流インフラを構成する「施設」、「技術」、「制度」に関する課題を整理すると以下が挙げられます。
【施設に関する課題】
【技術に関する課題】
【制度に関する課題】
■道路が被災し通行できない
■物資の仕分け・配分で混乱
■救援物資の計画が未策定
・緊急 輸送 道 路の 被災( 写真 ①)
・ 道路 の渋 滞 等
・ 仕分 け専 門家 や 資機 材不 足(写 真③)
・ 避難 所の ニ ー ズや 需 要が 不明
■集積所の設置で混乱が発生
■物資が配送できない
・計画 し た 集積 所が 被災( 写 真②)
・集積 所の 面 積が 不足 等
・ ドライ バ ー不 足
・配送 先が 分 から ない 等
・物資 受入 れ ルー ルが ない
・役割 分担 が 不明 確
・締結 し た 協定 が機 能 しな い
・ 指定外避難所への供給ルール(写真⑧)
・緊急 車両 確 認標 章の 発行 遅れ 等
①幹線道路と沿道住宅の被災
② 競 技 場 ス タン ド 下 を 活 用 し
て物資を保管
③職員による食事の仕分け
④ 公 園 内 の テ ン ト での 避 難
熊 本地 震時の 状況
2 0 1 6 . 5当 社撮 影
建設技術研究所が考えるご提案
救援物資輸送を実践する物流インフラ計画の計画項目
大 規 模 災 害 が発 生 した際 に 、被 災 者 に救 援 物資 を確 実 に 届 ける た めには 、 事 前 の 準 備 計画 と発災 後 の
行 動 計 画 を立 案 してお く こ とが 非 常 に 重 要 です 。そ の た め、救 援 物 資 輸 送 の ① 物 資 調 達 、② 集 積 所 、③ 輸
送路ごとに検討すべき項目を設定し、「施設」、「技術」、「制度」の観点から具体の計画を提案します。
■備蓄の計画 制
■救援物資の計画
■協定の締結 制
発災後の行動計画
下記、具体の検討例を参照
制
■国への支援要請 制
■救援物資の供給要請
②集積所
③輸送路
■集積所候補のリストアップ 施
■協定の締結 制
■集積所の運営計画の作成 技
■要対策箇所の抽出 技
■集積所の決定 施
■集積所の開設要請
■資機材の要請 技
■輸送路候補の抽出
■協定の締結 制
■要対策箇所の抽出
■輸送路の決定 施
■輸送手段の確保 制
施
実践
救援物資輸送の開始
①物資調達
事前の準備計画
制
技
技
具体の検討例:備蓄と救援物資の関係を踏まえた計画の立案
備蓄量が増えれば増えるほど、
【備蓄と救援物資の関係】
物資量
避難者数や避難日数を増やすこ
とができる、または、必要救援物
発災直後には、救命救急活動が
資量の山を抑えることができる。
最 優 先 され 、救 援 物 資 輸 送 は 物 資 ・
資機材・輸送手段の調達や集積所
の開設が全て整ってから開始するた
備蓄
め 、 初 動 ま で に 数 日 を 要 し ま す 。 そ 災害発生 1日
2日
3日
の た め 、救 援 物 資 が 届 く までの 期 間
救命救急活動
や救援物資の不足分は備蓄でしの
ぐ必要があります。
発災後3日
間は何より
以上 を踏 まえ、備蓄 と救 援物 資の
も救命救急
活動が優先
計画を立案し、救援物資 輸送を実践
される。
する物流インフラを提案します。
避難に必要な物資量
東日本大震災時には、救援物資の集積所到着
のピークが4日目以降に届いていた。
救援物資
4日
5日
6日
7日
日
備蓄による生存
救援物資による生存(Push型)
4日目以降に救援物資が被災者に届く。
救援物資による生存(Pull型)
日常ベースの生活
【 大規模災害時に必要となる救援物資量や集積所の必要規模の算出方法(例) 】
備 蓄 や救 援 物資 は 、想定 する 災 害に 応 じて 過去の 事 例や 季 節特 性 を考慮 して品 目 を設定 し、対象 人 数
に 原 単 位 と安全 率 を乗 じて算 出 します 。そ れ ら をも とに 集 積所 の 必 要規 模を算 出 し、集 積 所 候補 施設 を提
案します。
想定避難者数〔人〕=災害発生時の想定人口〔人〕×想定避難者割合
必要な救援物資量〔トン〕=(想定避難者数〔人〕×1 人あたり 1 日に必要な物資量〔トン/人・
日〕×物資量の算定日数〔日〕)-供出可能な備蓄物資量[トン]
集積所の必要規模(拠点面積)〔㎡〕=必要な支援物資量〔トン〕×支援物資 1 トンあたりに必要
な拠点面積〔㎡/トン〕
業務
実績
・ 委第 1 0号 防 災物 流イ ンフ ラ 強化 計画 策定 業 務 ( 青森 県 :平成27 年 度)
・ 物流 流動 分 析調 査業 務 ( 国土 交通 省東 北 地方 整備 局 岩手 河川 国道 事 務所: 平成2 4 年度)
・九州 管内 にお ける物 流 効率 化に関 する ネット ワー ク 検討 業務 (国 土交 通省 九 州地 方 整備 局本 局: 平成24 年度)
・ 東日 本大 震 災復 旧・復 興に 併せ た東 北 地域に おけ る
民間 ノウ ハウを 活 用 した 災害 に強い 物流 シ ステム の 構築 に関す る調 査 ( 国土 交 通省 東北 運輸 局: 平成24 年度)
お 問 い 合 わ せ 先 及 び 技 術 担 当
http://www.ctie.co.jp/
■ お問い合わせ先:東京本社 営業部
〒103-8430 東京都中央区日本橋浜町3-21-1(日本橋浜町Fタワー)
TEL: 03( 569 5) 02 4 0
FAX: 03( 56 95) 18 81
■ 技術担当:東京本社 道路・交通部、交通システム部、防災室
大阪本社 道路・交通部、東北支社 道路・交通部、
中部支社 道路・交通部、九州支社 道路・交通部
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