仕 様 書(案)

仕
1 件
名
様
書(案)
港区子育て支援員研修事業業務委託
2 履行期間
平成29年4月1日~平成30年3月31日
3 履行場所
港区指定場所
4 目的
子ども・子育て支援の仕事に熱意と関心を持ち、港区内の子ども・子育て
支援分野の各事業等に従事することを希望する者に対し、必要となる知識や
技能等を修得するための子育て支援員研修を実施し、より多くの子育て支援
員の育成と資質の向上を図る。
5 研修対象者
子ども・子育て支援の仕事に熱意と関心を持ち、港区内の子ども・子育て支援分野の各
事業等に従事することを希望するおおむね18歳以上の者
6 業務内容
(1)研修実施
研修内容は、厚生労働省「子育て支援員研修実施要綱」に沿った研修科目を実施
する。
さらに、区事業の特性や事業運営上の必要性を勘案した科目を加えることで、子
育て支援員としての一層の質の向上を目指す。
各研修は、以下のとおり実施する。
ア 養成研修
基本研修
分
野
8 科目・10 時間
+演習
地域保育コース
一時預かり
事業
(保育従事者)
○
ファミリー・
サポート・
センター事業
(提供会員)
○
共通科目
12 科目・17 時間
○
○
一時預かり
事業
6 科目・6.5 時間
平成 28 年度
実施
実施内容
回数
+見学実習 2 日
○
地域子育て
支援コース
○
地域子育て
支援拠点事業
(専任職員)
○
○
○
利用者支援
事業・基本型
(専任職員)
○
○
○
○
各回
受講
予定
人数
養成研修
○
港区派遣型
一時保育事業
(保育従事者)
○
その他の
専門研修
確認研修
ファミリー・サポート
・センター事業研修
4 科目・6.5 時間
港区派遣型一時
保育事業研修
14 科目・14.5 時間
+見学実習 1.5 日
地域子育て支援
拠点事業研修
7 科目 6 時間
+見学実習 2 日間
利用者支援事業
・基本型研修
10 科目 26.5 時間
養成研修
確認研修
養成
研修
2 回 30 人
※2
養成研修
確認研修
養成研修
確認研修
確認研修
40 人
1回
※2
1 回 ※2
※1各コースの研修科目詳細については、別紙1参照
※2各回受講予定人数のうち、確認研修としての受講予定人数については、
「イ 確認研修」の項目にて後述する。
イ 確認研修
区の補助金事業として特定非営利活動法人あい・ぽーとステーションが平成 27
年度まで実施してきた「子育て・家族支援者養成講座」1~3 級は、国の示す「子
育て支援員研修」のカリキュラムを満たしているので、国指針に則り、研修内容
を復習するための「確認研修」を実施してその資格コースの修了者とする。
該当者及び修了者とするコースは次のとおりとする。
(ア)
「子育て・家族支援者養成講座」3 級認定者のうち、
「一時預かり事業及び
港区事業における一時保育」の従事者は「地域保育コース 一時預かり事業
(保育従事者)」の修了者とする。
(イ)
「子育て・家族支援者養成講座」1 級・2 級認定者のうち、
「港区派遣型一時
保育事業従事者」は「地域保育コース ファミリー・サポート・センター事
業(提供会員)」及び「地域保育コース 港区派遣型一時保育(保育従事者)
」
の修了者とする。
(ウ)
「子育て・家族支援者養成講座」1 級認定者のうち、
「地域子育て支援拠点
事業従事者」
は
「地域子育て支援コース 地域子育て支援拠点事業(専任職員)」
の修了者とする。
なお、確認研修として受講予定の人数は、(ア)(イ)の該当者が150人の予
定とする。
実施時期については、養成研修やバックアップ研修と同時に実施する。
ウ バックアップ研修
各コースの修了者に対して、実践を通じて生じた問題への解決、知識・技能の
維持・向上を図ること等を目的に、「バックアップ研修」を実施する。「バックア
ップ研修」は、厚生労働省「子育て支援員研修実施要綱」のフォローアップ研修
及び現任研修に該当する講座とし、各コースに応じた内容で実施する。
各コースのバックアップ研修は、90分/1回を基本単位とし、開催回数は以
下の通りとする。
対象
開催回数
地域保育コース 一時預かり事業(保育従事者) 修了者
1回/月
地域保育コース ファミリー・サポート・センター事業(提供会員) 修了者
地域保育コース 港区派遣型一時保育事業(保育従事者) 修了者
左記 4 コース
合同で実施
地域子育て支援コース 地域子育て支援拠点事業(専任職員) 修了者
地域子育て支援コース 利用者支援事業・基本型(専任職員) 修了者
随時
エ 研修実施業務詳細
(ア)
「ア 養成研修」
「イ 確認研修」
「ウ バックアップ研修」共通の業務として、
以下を行うこと。
① 研修カリキュラム及びテキストの作成をすること。
② 研修の講師を選定すること。講師については、略歴、資格、実務経験、学歴
に照らして選定し、各科目の研修を適切に実施するために必要な体制を確保
すること。
③
④
⑤
⑥
研修会場を準備すること。
受講申込受付を行うこと。
受講決定者への案内発送すること。
講座運営に関すること。
(イ)
「ア 養成研修」に係る業務
① 見学実習場所の確保および調整を行うこと。
② 受講者確保のための広報活動を行うこと。
③ 受講者募集チラシ、募集要項の作成及び港区内施設等への配布を行い、周
知すること。
(ウ)
「イ 確認研修」に係る業務
平成 27 年度までの「子育て・家族支援者養成講座」認定者及び「子育て・コ
ーディネーター養成講座」修了者に対する研修の案内をすること。
(2)受講者及び修了者管理
ア 受講者管理
(ア)研修科目の受講状況(出欠・レポート提出)の管理すること。
(イ)研修予定及び受講者の受講状況を報告すること
イ 修了者管理
(ア)コース終了後「子育て支援員研修修了証書」を、履修状況を確認し発行するこ
と。
(イ)一部科目修了者については、発行申請があった場合に、履修状況を確認のうえ、
「子育て支援員研修一部科目修了証書」を発行すること。
(ウ)いずれの場合も区長印は区が押印する。
ウ バックアップ研修管理
区内で活動・就業等する各コースの修了者に対して、各関係機関を通して、バック
アップ研修の開催案内を行うこと。
エ 受講者及び修了者名簿の管理
(ア)受講者及び修了者名簿を作成し、区へ書面にて報告すること。
(イ)当該名簿を「8 個人情報の取り扱い」各項を遵守して保管すること。
7 契約代金の支払い
各月の履行確認後、請求に基づき支払う。
8 受注者の責務等
(1) 受注者の責務において、区民・業務関係者等に対する安全対策に万全を期し、事
故防止に関する必要な措置を講じること
(2) 受注者は、常に善良なる管理者の注意を持って業務を遂行し、業務の進捗状況に
ついて確認のうえ適宜報告すること。
(3) 関係法令等を遵守し、その適用及び運用は受注者の責任において適切に行うこと。
9 個人情報の取扱い
(1) 受注者は、個人情報について委託の条件(別紙2「個人情報等取扱いに関する特
記事項」)を遵守しなければならない。
(2)受注者は、個人情報取扱責任者を置き、個人情報の保護に関する管理体制を確立し
なければならない。
(3)申請書や研修結果等、個人情報が記載されている文書については、施錠可能な場所
に保管すると共に、保管状況を記録すること。
(4)本件受託業務で使用するパソコンには、最新のウイルス検知ソフトの導入をし、私
有パソコンは使用しないこと。ウィニー等のファイル交換ソフトは使用しないこと。
(5)研修結果を紙又は電子媒体で報告させる場合、不正利用を防ぐ対策として、施錠可
能なケース等を利用して区に引き渡すこと。または書留等相手先に確実に送付され
る手段にて送付させたうえ、区に電話やメール等で受領の確認をすること。
(6)業務終了後、個人情報が含まれた帳票類等は、当該事業の終了後に速やかに区に返
還すること。
(7)受注者は契約期間中及び終了後において、当該業務に関して知り得た情報を、業務
の目的外利用や第三者への提供をしてはならない。
10 環境により良い自動車の利用
(1)本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は利用する場合は、都民の健康と安全
を確保する環境に関する条例(平成12年東京都条例第215号)の規定に基づき、
次の事項を遵守すること。
ア ディーゼル車規制に適合する自動車であること。
イ 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削
減等に関する特別措置法(平成4年法律第70号)の対策地域内で登録可能な自動
車利用に努めること。
(2)低公害・低燃費な自動車利用に努めること。
(3)適合の確認のために、当該自動車の自動車件査証(車検証)
、粒子状物質減少装置装
着証明書等の提示又は写しの提出を求められた場合には、速やかに提示し、又は提
出すること。
(4)本契約の履行に当たって観光バスを使用する場合は、
「観光バスの環境性能表示に関
するガイドライン(平成21年3月27日付改正20環車規第837号)
」に規定す
る評価基準Aランク以上の車両を供給すること。
11 その他
(1)研修の実施に係る一切の経費は、委託料に含まれる。
(2)研修受講料を受講者から徴収してはならない。ただし、テキスト・教材費を実費負
担として受講者から徴収することは差し支えない。
(3)仕様書に定めのない事項及び疑義が生じた場合には、その都度、発注者と受注者で
協議し決定する。
12 連絡先
港区子ども家庭支援部子ども家庭支援センター
担当:幸野
TEL (6400) 0090