天正の瀬替えから420年 大井川「平成の大改修」

河‐9 大井川「平成の大改修」
静岡県
天正の瀬替えから420年 牛尾山の開削
●天正の瀬替えから約420年経過し、『平成の大改修』を実施しています。
●牛尾山付近は川幅が狭く、洪水を安全に流下させるための川の断面積が不足し
ているため、牛尾山を開削し、川幅を1.5倍に拡幅 します。
見学箇所
開削後
島田金谷IC
島田駅
平成の大改修
天正の瀬替え
:
天正の瀬替え
以前の流れ
: 現在の流れ
◇戦国時代末期の天正18年(1590年)に牛尾山を切り割り、
大井川の流れを替える【天正の瀬替え】と呼ばれる大規模
治水工事が、当時大井川を治めていた駿河の中村一氏や
遠江の山内一豊、多くの民の力で成し遂げられました。こ
れにより、水を治め、黄金の稲穂が実り、人々の暮らしが
豊かになった歴史があります。
牛尾山
現場の様子
◇牛尾山を開削(約22万m3)し、川幅を1.5倍に拡幅します。
◇掘削土砂、岩は、左岸の神座地区の堤防整備に活用します。
(約10万m3)
◇その他、流域自治体の防災関係の造成等への活用をしています。
見学会の様子
展望スペース
(現場を一望出来ます)
【問合せ先】 静岡河川事務所 総務課 電話:054-273-9100
【アクセス】 新東名高速道路 島田金谷ICより車で約5分(約2km)