公 学 1 校 名 募 対 象 校 紹 介 宮城県立聴覚支援学校(仙台校,小牛田校) 本校が目指す教育活動や具体的な取組 本 校 は , 今 年 度 創 立 1 0 2 年 目 を 迎 え ま し た 。「 確 か な 日 本 語 力 を 目 指 し た 言 語 指 導 の 充 実 」「 基 礎 ・ 基 本 の 定 着 を 目 指 し た 学 習 活 動 の 充 実 」「 自 己 実 現 を 支 援 す る 進 路 指 導の充実」を学校教育目標として,聴覚に障害のある幼児児童生徒に対して,障害の状 態及び発達段階や特性を十分に考慮して,幼稚園,小学校,中学校,高等学校に準ずる 教育を推進しています。 ○幼稚部では,様々な遊びをや生活経験をとおして,子どもらしい豊かな心身の発達を 促し,聴覚の活用と言語力の育成を目指しています。 ○小学部では,言葉の拡充を図りながら,基礎学力を確実に身に付けることを目標に教 科の学習を進めています。 ○中学部では,個に応じた指導の充実を図りながら,少人数学習グループを編成し,生 徒一人一人の基礎学力とコミュニケーション力の向上を目指しています。 ○ 高 等 部 3 年 間 ,専 攻 科 2 年 間 の 中 で ,普 通 教 科 と 併 せ て ,4 つ の 職 業 科( 産 業 工 芸 科 , 機械システム科,被服科,理容科)に分かれて専門教科を学習しています。それぞれ の進路に向けて,職業にかかわる専門的な知識・技能を身に付けています。資格の取 得を目指して,各種検定にも積極的に取り組んでいます。 ○寄宿舎では,中学部から高専部までの生徒が県内外から入舎し,みんなで協力しなが ら生活しています。 ○小牛田校には,幼稚部と小学部があり,県北の聴覚障害児の学舎となっています。 2 募集する教員の教科等 ○幼稚部(仙台校,小牛田校) ・幼稚園教諭免許状(必須)をもち,特別支援学校教諭免許状(聴覚障害者に関する 教育の領域を含む)を併せて保有していることが望ましい。 3 異動を希望する教員への期待 幼稚部において,担任等として,好ましい人間関係の中で言語感覚を育て,幼児一人 一人の特性に応じて,確かな日本語の基礎を習得させていくことを期待します。幼児期 は,生きる力の基礎となる心情,意欲,態度などの総合的な発達を促すことが重要であ り,言語は日々の生活の中で身近な人とのコミュニケーションを通して育っていくもの であると考えます。従って,学級の中で豊かな人間性を培うことのできる生活が展開で きれば,幼児は自発的な活動としての遊びを通して,言葉を受容したり表出したりする する必要性を身に付けていくことができると思われます。教員には,幼児との信頼関係 を十分に築き,幼児と共によりよい教育環境を創造するように努めていくことが求めら れます。また,幼児や保護者のコミュニケーションに関するニーズが多様化しており, 幼児への指導だけではなく,両親との連携も含め,教員には,多様なコミュニケーショ ン手段の使用が求められることから,ある程度の手話等の技能を有していることが望ま れます。
© Copyright 2024 ExpyDoc